らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

マラソン42.195㎞の由来

2022-09-13 | 雑学

私は毎朝5㎞ほどの健康ジョギングをしています。
きっかけは、38~39歳の頃に正座が出来なくなったことから、膝関節の強化のために走り始めたものです。
それが高じてフルマラソンを目指すようになり、41歳の時に兵庫県丹波篠山市の”ABC篠山マラソン”に挑戦しました。
初めてのフルマラソンだったので、制限時間の5時間以内にゴールすることだけを目標に走り、目標通り4時間19分で完走しました。
その後7年連続出場し、3時間台で完走していましたが、7回目に4時間3分と4時間を切れなかったことから、フルマラソンを断念しました。
ベストタイムは3回目の時に記録した3時間41分43秒です。
以後はハーフマラソンや10㎞のレースに参加しながら徐々に距離を短くし、現在に至っています。

お蔭で膝関節は強化されて正座ができるようになり、走り始めた健康ジョギングの目標が達成されました。
このような事から今でもマラソンには関心があって、マラソンや駅伝の放送がある時は欠かさず観ています。

ところでマラソンと言えば、昨日の12日が「マラソンの日」だったそうです。
そこでその由来を調べてみました。



「マラソンの起源」
マラソンの起源は、「ペルシア戦争」と呼ばれる戦争の中で起こった戦いの一つ”マラトンの戦い”からと言われています。
ペルシア戦争は、紀元前5世紀に、ペルシアがギリシャに侵攻した戦い(紀元前500~紀元前449年)です。

紀元前450年9月12日のこの戦いで、アテナイ(現アテネ)の名将ミルティアデスはマラトンに上陸したペルシャの大軍を奇策で撃退しました。
勝利の知らせをアテナイの元老に伝えるためにフィディピディスという兵士が伝令に選ばれました。
フィディピディスはマラトンから約40km離れたアテナイまでを駆け抜け、アテナイの郊外で「我勝てり」と告げた後に力尽きて息を引き取ったと言われています。
この兵士を偲んで、兵士が走った約40kmを第1回オリンピックで走ったのがマラソンの始まりだと言われています。
当時は大会によって距離が違い、「約40km」という曖昧なルールで実施していました。

「42.195㎞の由来」
現在のマラソンの距離は42.195㎞ですが、この距離の由来はつぎのように伝えられています。
それは1908年の第4回ロンドン大会のことです。
当初は42kmで設定していたのですが、このときのイギリス王女アレキサンドラが「スタートは城の窓から見えるように宮殿の庭で、ゴールは競技場にあるボックス席の前に設置してほしい」とリクエストしたのだそうです。
その結果、当初予定していた42kmよりも距離が延び、42.195kmになったと言われています。
そして、マラソンの距離を固定することになった第8回パリ大会から正式な競技距離として42.195kmが採用されたのです。

王女殿下のちょっとしたワガママから42.195kmという中途半端な距離となったのですね。

コメント (2)
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