そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

亀井派議員の自殺

2005-08-01 22:51:40 | Politcs
亀井派の永岡洋治衆院議員、自宅で首つり自殺 (読売新聞) - goo ニュース

まずはご冥福を祈ります。
事の是非はともかく、支持者と党と派閥の板挟みにあって自ら命を絶つ、こんな繊細で真面目な国会議員もいたんだ、と少々衝撃を受けた。

それにしても、この件が世論操作に使われるんじゃないかとやや心配だ。
遺族の気持ちを考えても、そんなことはして欲しくないが。

だが、もしこれが世論に影響を与えるとしたら、日本人のメンタリティからして反対派の追い風になるんだろうな。
強引な手法で締め付けを行なう小泉首相に対して、過疎地域の零細郵便局を守る反対派、という構図を作ることに反対派は完全に成功している。

確かに小泉首相は説明不足だし、他にもっと大事なことあるだろ、という批判もわからなくはない。
だけど、この法案を通すのにこんなにも多大な労力が必要になっているのは、そして強引な手法を執らざるを得ないのは、既存の利権を守ることに汲々とし、従来は「抵抗勢力」と呼ばれていた反対派に原因がある。
今週中にも参議院での採決があるようだが、自民党議員にはどうか良識を発揮してもらい、可決されることを望む。
自分がそう考える理由について、先週7月29日の日経新聞社説がわかりやすく解説していたので紹介しておく。

社説 郵政法案を今国会で成立させよ(7/29)

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2 コメント

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可決を望みます (amenbo)
2005-08-02 15:11:09
私もこの法案が可決される事を強く望んでいます。

紹介されていた日経の社説でも述べられていたように、たとえこの法案に不備があっても、小泉内閣のこの時に郵政民営化へ一歩踏み出しておかなければ改革の機会は(永久にとは言わないが)当分失われてしまうと思うからです。



緑雨さんも指摘しておられましたが、この問題に対する抵抗が激しければ激しいほど、そこに潜んでいる利権も大きいのです。

反対派の尤もらしい理屈に騙されてはなりません。
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他人事ではない (緑雨)
2005-08-02 23:35:47
報道が伝える限りでは可決なのか否決なのか、本当にギリギリのところで攻防しているようですね。

野次馬根性で見てしまいがちですが、これが通ると通らないでは、日本の将来に、そして我々の生活に大きく関わると思うと、そんな呑気なことは言ってられません。
返信する

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