そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

澱んだ水槽

2008-03-27 06:58:36 | Sports
日本、バーレーンに敗れる=後半に決勝点許す-サッカーW杯予選(時事通信) - goo ニュース

酷い試合だった。
負けたから酷い、と言ってるわけではありません。
たとえスコアレスドローに終わっていたとしても、或いは、日本が幸運な得点を入れて勝っていたとしても、やはり酷いと感じたと思います。
とにかく観ていてまったく面白くない。
結果はどうでもいい(もちろん勝ってほしいけど)から、もう少し楽しいものを観させてほしい。

3-5-2の陣形を維持したままジリジリ前進しようとしている感じで、素人目にも流動性やダイナミズムが一切感じられない。
いつもの中盤でのパス回しが見られず、早いタイミングで相手のバックラインの背後に精度の低いロングパスを放り込むばかり。
流れの中から得点を上げる雰囲気は皆無でした。
(バーレーンの攻めも同じようなものだったけど。)

後半、遠藤を投入してからは多少良くなったように見えたので、攻守の要である彼がスタメン落ちしていたというのも大きかったのでしょうか。
システム云々は言いたくないけど、CBを一枚増やした分スタメンから押し出されたのが遠藤、というのも果たしてどうだったのか。

とにかく覇気の無さ、というかコンディションの悪さが目につきました。
気温33℃、湿度18%という気候条件でのアウェー戦、という点はもちろん考慮すべきとは思いますが。
何だかジーコ時代の悪いときを思い出させる、狭くて澱んだ水槽の中でサッカーしてるみたいな印象。
岡田監督が継承すると言っていた「人もボールも動くサッカー」はどこにいってしまったのでしょうか。
Jリーグの試合を観てるほうが、よっぽど面白い。

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