ギャロップ3ハロン

一口馬主【キャロットクラブ】、馬券予想などをつづっていきたいと思います!

09年産 募集馬 出資候補③

2010年07月19日 | 出資馬検討
⑫ヴォークリンデの09♂【父ネオユニヴァース】
この馬もキャロットで募集されていたらしいですね。現役時代は中央で1勝をしています。父であるネオユニヴァースは一発のある種牡馬ですが、勝ち上がり率が低く非常にリスキーな馬だなぁと感じています。個人的には募集馬の母父がシングスピールのサドラーズウェルズ系でしかもヘイローのクロスがあることに注目をしています。
この2つはネオの相性がいい配合だと感じているのでここはストロングポイントです。また、母優先権があってもこの馬だと人気せずに様子見ができそうですし。
募集価格は昨年のネオ産駒のシュテンダルと同じくらいの価格、2,400万前後ではないでしょうか。

⑬カメリアローズの09♂【父ダイワメジャー】
この馬もキャロット縁の血統になりつつありますね。初仔のアブラハムダービー、そしてボーンシストで募集取り消しになってしまいましたが半兄のタキオン産駒もキャロットで募集をされていました。このタキオン産には申し込みをして非常に残念な思いをしましたが、コルナスという名で競争馬登録をされましたね。
現在の状況はさっぱりわかりませんが、是非デビューをして欲しいと思っています。
さて、カメリアローズの09ですが母の近親には活躍馬がいませんがカメリアローズ自身の繁殖牝馬としてのポテンシャルは高そうですね。また、兄弟も大型馬にでることが多くこの馬も父がダイワメジャーだから大型馬になるでしょう。スピードとパワーを兼備した馬となりそうです。
募集価格はアブラハムが1,800万、コルナスが3,600万だったことを考慮して、2,400万前後になるではないでしょうか。

⑭カツラドライバーの09♂【父フジキセキ】
全姉に桜花賞、オークス2着のエフティマイアがいます。この馬もセレクトセールで2,900万で売買されましたが、募集となりました。
募集価格も兄弟が活躍した他の募集馬と比べるとそれほど高くなりそうになく人気になるでしょうね。
母父がニホンピロウィナーで父がフジキセキ。スピード値が高い馬となりそうです。
募集価格はセレクトから若干上乗せがあっても他の馬との兼ね合いで3,200万前後ではないでしょうか。

⑮シュガークラフトの09♀【父ハーツクライ】
ディープのライバルといわれている今年デビューのハーツクライ産駒です。ハーツクライ産駒はすでに募集をされた社台グループのクラブの値段をみると価格が安いですね。初年度だから割と早めに仕上げていると思いますが、それでもデビュー馬がまだ1頭なのをみると当初からいわれていたように晩成傾向が高いのかもしれません。
母であるシュガークラフトの全兄にAJCなど重賞3勝のクラフトワーク、半兄の函館記念勝ちのクラフトシップなどがいていわゆるクズがでない血統です。母父がペンタイアでノーザンダンサー系、母母父がパドスールでミルリーフ系とコテコテの欧州血統。それにハーツクライだから長距離戦が主戦場となりそうですね。
人気の盲点になると思いますし、募集価格も2,000万前後とこのブラットタイプではお買い得感がある設定になると予想しています。

⑯ソルティレージュの09♀【父ウォーエンブレム】
人気となりそうな、アベレージがとても高いウォーエンブレム産駒です。ウォーエンブレムはご存じのように繁殖能力に問題があり数が少ないのですが、小島調教師が仰っていましたが、後世に子孫を残す本能が働くのか勝ち上がり率が非常に高いんですよね。ウォーエンブレム産駒はクラブが頑張って今年は3頭が募集予定でその中でもグッドゲームの09が人気になりそうですが、血統構成ではこっちの方が興味があります。母父がサンデーサイレンスそれに母母父がガルチだからアメリカの競馬界、いや世界の競馬界にスピード革命をもたらしたミスタープロスペクターの3×4のクロス。
スピード能力が高そうな馬です。
募集価格も半兄にあたるキャロットで募集をされたストゥレガーレの価格、2,400万前後ではないでしょうか。

⑰クリームオンリー【父スマートストライク】
昨年セレクトセールでキャロットクラブが2,600万で落札した馬ですね。同じ父の産駒であるブレイクランアウトの活躍で珍しくリスクが高い当歳馬の購入に至ったと思うのですが、2匹目のドジョウがいるかといわれると十分その可能性があると思います。
父の遺伝力は高くブレイクランアウトもスマートストライクが傾向がでていると思いますし、近年のアメリカ最強馬カーリン、JCDを制したフリートストリートもいていわゆる芝、ダートでつぶしがきくタイプだと思います。
募集価格もブレイクランアウトを基準にして3,600万前後ではないでしょうか。


血統的に魅力的な馬が多くまだ候補というには早い段階ですが、現在の順位をつけると

1位 ②クリソブレーズの09♂
2位 ⑨フィックルフレンズの09♂
3位 ③シンハリーズの09♂
4位 ⑬カメリアローズの09♂
5位 ⑥ケイティーズギフトの09♀
ですかね。
当然、募集馬も若干変わってくるしまた価格、馬体、厩舎でこの大きく変動がありますが、
ここからデビュー前までが色々妄想できて一番楽しいんですよね。










09年産 募集馬 出資候補②

2010年07月19日 | キャロットクラブ
⑤ヴィアンローズの09♀【父ディープインパクト】
母はフランスの重賞を制したらしいですね。母父がカーリアンのはいったニジンスキー系、母母父がカロ系とサンデー系との相性のよいと思われる血統です。
一つ上で父がタキオンのアドマイヤナシュアはセレクトで9,300万の評価で売買されていますから、評価の高い母系といえると思います。
募集価格は牝馬とはいえ4,000万円前後と予想しています。

⑥ケイティーズギフトの09♀【父ディープインパクト】
近親にヒシアマゾン、アドマイヤムーンがいて、人気のあるケイティーズ一族ですね。母自身は中央で1勝の成績の終わりまして、ダートを中心に戦ってきたみたいだからもろにフレンチディプティが全面にでたという印象でしょうかディープ産駒の特徴として柔らかいという表現がよくされているから、イメージ的には硬さを中和する配合なのでしょうね。愛馬のスーブルソーと同じ感覚かもしれませんね。
募集価格は母であるケイティーズファーストが昨年同じディープ産の牝馬で2,400万円で募集されていますから、この値段が基準で若干出来によって前後すると予想しています。

⑦ゴレラの09♀【父ディープインパクト】
昨年半姉にあたるクーリドフレイズに出資をしたときに是非妹も募集されて欲しいと思っていましたが、キター狙っている人も多いと思います。半姉と同じ矢作厩舎で募集されればもし昨年と同じドラフト形式をとった場合、上位で消える馬でしょう。ゴレラ自身重賞4勝をしていて母父がカーリアンのはいったニジンスキー系だから一発を秘めている血統だと思います。
募集価格は半姉が3,200万だから普通に考えればそれ以上はするでしょうね。ずばり4,000万円台だと予想します。

⑧シーズアンの09♀【父ディープインパクト】
半姉のノルブリンカ、シーズンベストがキャロットで募集されていますからこれも縁の血統ですね。ちなみに一つ上の全兄もディープインパクトを種付けされていてこれはマイPOG馬です。母父がザイーテンでダンジグ系のスピード血統。母母父がレッドゴット系でスタミナ血統だから母系がスピードとスタミナを組みせてきた配合で好感がもてます。ただ、このレッドゴット系はブラッシングルームがはいっていないので、スピード系かもしれませんが・・・
兄弟が父タイキシャトルとダンスインザダークというニジンスキーがはいっていて欧州の重厚な血の場合結果がでていませんからここが欧州血統のディープでどうでるかですね。
募集価格はノルブリンカが2,200万シーズンベストが2,400万していて父がディープに変わった分上積みで2,800万前後でしょうか。

⑨フィックルフレンズの09♂【父アグネスタキオン】
今ディープ産駒以外で最も注目していて出資候補でも上位に位置する馬です。母はアメリカの重賞戦線で活躍をしていて、兄弟にBCクラシック勝ちのヴォルポニがいる良血ですね。フィックルフレンズの仔で外国産のフィックルベリーがキャロットで募集されていて現役で2勝をしていますね。
この馬は血統構成が非常に好きな配合です。父タキオンは早熟さとスピード、瞬発力を強く遺伝する馬ですが、その反面成長力、スタミナが不安視されています。この馬は母父がボワセル系でスタミナを補完し、母母父のリボー系からはスタミナと成長力、そして大舞台での勝負強さを遺伝します。また、母母母父にはダンジグがいるのでスピード能力もしっかりあります。これはタキオン配合の成功するパターンだと思っています。
そして、ヘイローの3×4のクロスがあるのが非常に興味深いです。ヘイローのクロスには注目をしていて、ヘイローは瞬発力を強く遺伝する傾向があると思っています。まだサンプルは少ないですが、今年の皐月賞馬のヴィクトワールピサ、NHKマイルを制したダノンシャンティ、昨年ダービーを制したロジユニヴァース、タキオン産だとノットアロンもそうですね。当然気性難などのデメリットもありますが、牡馬の場合はよほどの気性難でない限りはこれが闘争心に結び付くのでそれほど問題視はしていません。ヘイローのクロスがあり2歳馬で無念の故障をしてしまった出資馬シュテンダルの故障引退は非常に残念です・・・
是非、そのリベンジといきたいですね。
タキオン産駒なため、体質と脚元に不安を抱える可能性もありそこは心配ですが・・・
募集価格はフィックルペリーが1,600万円で募集されたこともあり父がタキオンに変わりタキオン産駒も価格が高騰していますが、何とか3,600万前後になってくれることを期待して予想。

⑩ガヴィオラの09♀【父アグネスタキオン】
母父がコジーンでカロ系とスピード血統。母母父がハイペリオン系でスタミナ血統。そして母母父がボールドルーラ系でスピード血統だから代々スピード、スタミナ、スピードの組み合わせですね。こういう繁殖牝馬は非常に調和がとれていて、基礎能力が高いといわれているだけに非常にいいと思います。
母ガヴィオラ自身もアメリカの芝のG1を勝っているらしいので能力は高いのではないでしょうか。
募集価格は2,800万前後になると思います。

⑪マイティーダンサーの09♀【父アグネスタキオン】
この馬の半姉のマイティプライがキャロットで募集をされています。マイティーダンサーの母系は代々ドイツ血統で配合されてきた今注目の血統ですね。母父がアルザオでリファール系でタキオンはリファール系との相性は抜群ですから、血統構成は興味があります。
募集価格は半姉だあるマイティプライが1,800万なのとそれほど活躍できていないため、2,200万前後となるのではないでしょうか。


09年産 募集馬 出資候補①

2010年07月18日 | 出資馬検討
早いもので今年も約2ヶ月後には09年産の募集がはじまります。
09年産の募集候補が発表されましたが、今年はキャロットに入会して以来血統では過去最高のラインアップとなりました
キャロット縁の血統で、初仔のディアビラノビアの09、全姉のトールポピーがG12勝、その全妹のアヴェンチェラも今年の新馬を早くも勝ちクラシック候補の呼び声もありくずがでない血統アドマイヤサンデーの09、セレクトセールで4,700万で買い取られたのに募集をされている半兄に天皇賞馬アドマイヤジュピターがいるジェイズジュエリーの09
しかし、何といっても目玉は10頭ラインアップをされているディープインパクト産駒でしょう
ディープ産駒は鳴り物入りで今年デビューをしましたが、やはり走ってくるなぁと思わせるものでした
元々サンデー系は遺伝能力の高さが証明されていますが、ディープ産駒もコメントをみていると高い心肺機能とスピード能力が強く遺伝されているように感じます。
また、何といってもその激しい気性も遺伝されていてこれが一番いいと思っています。

愛馬は常々10頭前後持ちたいと思っていて現在は古馬1頭、3歳馬5頭(内4頭未勝利)、2歳馬4頭の陣営です
3歳未勝利馬は4頭いますが、最低でも2頭は勝ち上がってくれると期待しているので今年募集馬は3頭前後の出資予定です。
このうち、最低でも1頭はディープ産駒をできれば高い心肺機能をよりいかせる牡馬でと考えています。
血統のみで抜粋した募集候補はまだ絞り切れておらず、17頭もいるのですが・・・

①キューの09♂【父ディープインパクト】
この馬はキャロットクラブの馬で半兄にご存じのブレイクランアウトがいる血統ですね。
ブレイクランアウトの瞬発力は世代トップクラスだと思っているので、父がディープに変わってどうでるかですね。
ブレイクランアウトの募集価格は3,600万円でしたが、この馬の活躍と父がディープに変わったことにより募集価格は5,000万円前後だとみています。

②クリンプレーズの09♂【父ディープインパクト】
母はJCD馬のアロンダイトで自身も中央3勝ですね。キャロットクラブで走っていたらしいので、母優先権があるとしたら確立が低くなってしまう馬ですね。
母父がエルコンドルパサーで母母父がリヴァーマンという血統からパワー型にでるかもしれませんね。
個人的には好きな配合です。
募集価格は4,000万前後を予想していて、今回のディープ牡馬の中で一番興味がある馬ですが、母優先権があった場合は確立の問題でそこが微妙ですね。

③シンハリーズの09♂【父ディープインパクト】
巷では早くも話題の1頭ですね。シンハリーズは米3勝で芝のG1も勝っていて、シーザリオが勝ったアメリカンオークスでは3着だったらしいのですが、アメリカでは芝のレースはレベルがダートと比べると低いため、G1勝ちでも実績は?ですね。ただ、繁殖セールで約2億以上で取引をされたらしいので、調べきれていませんが、母系は良血なのかもしれませんね。初仔なのと、父がディープなため、小柄に出る可能性がありますが・・・
そういったことを考慮しても募集価格はディープ産で最高値の6,000万~8,000万を予想しています。

④データの09♂【父ディープインパクト】
セレクトセールで3,200万で落札された馬ですね。どういった経緯で今回の募集にいたったのかわかりませんが、母はアルゼンチンの重賞戦線で活躍をしてきたらしいですね。アルゼンチンの競馬自体のレベルはわかりませんが、ディアデラノビアをはじめ、ポトリザリスの子供たちの活躍をみれば低くないと思っています。むしろ血統って不思議なものでこういった異系の血をいれたほうが活力がでてきますから不思議ですよね。
募集価格は例年の傾向からセレクトの落札価格の3,200万~4,000万だとみています。

以上の4頭から1頭は出資をしたいと思っています。

2歳馬 近況

2010年07月17日 | キャロットクラブ
ファステストスター・・・調教を1日も休むことなく、いたって順調。現在は900m屋内坂路コースをハロン16秒で1本元気に駆け上がり、週2回は運動量を補う意味もあり、周回ダートコースで軽めのキャンター。継続して運動を行っていますが、カイバ喰いは旺盛で、馬体重も順調に戻っているので、そろそろ調教量を増やしていくことを検討していきたいと考えている。

ペルレンケッテ・・・この中間も順調に調教を積んでいる。現在は週3日900m屋内坂路コースをハロン17秒で2本駆け上がり、そのうち2回はハロン15秒の調教。また残りの3日は1200m屋外坂路コースをハロン16~17秒で1本駆け上がっている。ハロン15秒のキャンターを開始してからしばらく経ちますが、堪えた様子は一切なく、このあたりに着実な成長の跡を見ることができる。今後も様子を見ながら速めの調整を重ねていく。

クーリドフレイズ・・・屋内周回コースをハロン20秒程度のキャンターで2400mの後、屋内坂路コース1本をハロン17~18秒を基調に、週1回はハロン15秒の調教。体がパンとしたタイミングから、一気にペースを上げてきたこともあり、この中間やや疲れを感じさせる時期があった。一週間ほどペースを緩めて調教を行ったが、現在は再びペースを上げている。楽をさせた効果で、一段と馬の状態が上がっているように感じる。まだ伸びしろを感じますので、しっかり鍛えていく。


ファステストスターはそろそろ調教ペースを元に戻すことを考えているようです。5月中旬時点で入厩一歩まできていましたが疲れが見えて調教ペースを落としていました。その時点での馬体重は447キロで今は475キロとなっています。馬体重が戻っているとの表現ですのでやはり少し細かったのでしょうか
5月入厩を先送りしたのは、ファインプレイとなりそうですね

ペルレンケッテはハロン15秒を順調に続けられていますねこの時期、この早め調教を維持していき基礎体力を造っていくことが非常に重要であると身にしみてわかりましたから、このペースを今後も維持して欲しいですね。

クーリドフレイズは一時的にペースを落としたようですが、直ぐに元に戻したようです。これは非常に好感がもてます。このメリハリが馬体を造っていくうえでは重要になっていくことですから後は、馬体重の成長ですね。これがもう少し成長してくれればなおいいと思います。

ゴルトブリッツ 3戦目 結果

2010年07月17日 | ゴルトブリッツ
ゴルトブリッツの3戦目は勝ち馬と0.2秒差の4着でした。

馬体は少し太め感もあったのでしょうか前走よりプラス16キロの516キロでの出走でした。

スタート後少しよれて隣の馬にぶつかり、それでスイッチがはいったのでしょうか。前走でもそうでしたが、少し掛り気味で先頭集団にとりつきます。
すぐに落ち着きましたが、その影響もあって外、外を廻って最終コーナーにはいります。
手応えも良さそうで、1番人気の馬が逃げていたのでそれを捉えに行き、最後の直線で突き抜けると思わせるも伸びきれず、目標にしていた馬も結局交わせず4着まで

以下レース後のコメント
17日の新潟競馬では3、4番手を追走し、勝負どころから動いて前の人気馬に競りかけていくが、最後は脚色がやや鈍り4着。
「内回りコースでしたし、先行力を活かす乗り方をしようと考えていた。理想は逃げた馬のすぐ近くで進める形でだが、内の馬に先に入られ、外に張られてしまった。流れには乗れていたし、逃げた馬の手ごたえが良さそうだったので早めにつぶしに行ったが、最後は脚色が鈍ってしまった。終始外々を回らされた分だけ苦しくなったのだと思う。硬い馬場を気にするような素振りはそれほど感じなかったし、レース直後の上がりの歩様も問題なさそう。間隔をあけずに次のレースを使えれば上積みを期待できますし、もっといい走りをしてくれるはず」(北村宏騎手)
「内にいた馬に入られて終始1、2頭分外を回りながら前に接近していかなければいけなくなりましたからね。すんなり2番手につけられればまた違ったと思う。体は少し重かったかもしれないが、つくべきところに筋肉がついていい格好になってきた。今日の状態でも動けていましたから次はさらに良くなるでしょう。脚元など弱いところがあった馬なので、レース後の状態をよく見てから次へ向かいます」(藤沢和師)
脚部不安による出走取消をしたあとは、馬のコンディションに合わせてじっくり時間をかけて調教を積み、今回のレースに臨んだ。外を回るロスがあったために最後は前を交わし切れなかったが、頼りなかった馬体に丸みが出て成長のあとを感じられる。まだキャリア3戦であることを考えるとこれからの伸びしろを期待できるでしょう。硬い馬場を走ったあとなので、レース後の反動が出ないかをしっかり確認、ケアして次走の予定を立てていく。

戦前、現場担当者から強気のコメントが聞けて過度に期待しすぎた面もありましたが、復帰初戦としては上々だと思います。レース内容も悲観するものではありませんでしたし、コメントにもあるように相手を人気馬に絞ってつぶしにいきましたから、上位2頭はどちらかというと漁夫の利を得た格好でしょう。
また、出走馬は使い詰めの状態に対して、この馬は約3ヶ月振りのレース。しかも、前走は脚元に不安により出走取り消しとアクシデントがあったのですから、次走はさらに上積みがあると思っています。
本当にレース後の反動だけですね。それが上手くいったら次走は勝ち負けのレベルである確信がもてました
是非、次走まで調整が順調にいき、そこですっきり決めて欲しいですね

新潟 2回 1日 7R 3歳未勝利戦

2010年07月16日 | ゴルトブリッツ
明日ゴルトブリッツが3戦目のレースをむかえます。
近況でのコメントから調子の良さを伺わせるだけに何とかここで決めたいところ

ライバル馬は
前走阪神で3着にきた②クーゲルブリッツ
近走2着、4着と戦績の安定している④ドリームネイチャー
そして父ロブロイ産駒で条件が合いそうな⑤マキシミンルールでしょうか

しかし、今回のレースでの最右翼は⑦ゴルトブリッツだと思っています
入厩当初は脚元の不安もあり、不安視をしていましたが、スタッフの懸命のケアもあってレースの出走へ準備が整いました。
しかも、実質の勝利宣言ともとれる強気のコメントを厩舎側がしています
明日どんなレース振りをしてくれるか非常に楽しみです

入厩馬 近況

2010年07月15日 | キャロットクラブ
ドナシュラーク・・・15日は軽めの調整。「水曜日に帰厩し、今朝さっそく軽めの調教を開始。1週間程度でも放牧がいいガス抜きになったようで、いいリズムで走れた。脚元も問題ないし、これなら順調にペースを上げていけるでしょう。小倉は芝短距離が1200mしかありませんが、前走の行きっぷりを見る限りは距離短縮に対応できると思うし、使いつつ馬体は良くなってきているので、落ち着いてレースに臨めれば楽しみです」(羽月師)
8月1日の小倉競馬(筑紫特別・芝1200m)に北村友騎手で出走を予定。

グロッタアズーラ・・・14日は軽めの調整。「レース後に見られた脚元の疲れはだいぶ落ち着いてきた。少しムクミ気味なところが見られたが、楽をさせて、しっかりケアしたことで外見上は当初に比べれば楽になっている。ただし、焦って動かそうとすると故障などにつながる可能性もゼロではないので、念のために今週はまだ速いところを行っていません。今朝はAコースでじっくりとキャンター調教を行っていて、おそらく週末か来週あたりから速い時計を出すことになるでしょう。そのときの感触次第で前後するかもしれませんが、今のところ3週目が本線になると思う」(二ノ宮師)
状態次第で前後する可能性はあるが、今のところ8月1日の新潟競馬(3歳未勝利・牝馬限定・芝1800m)に蛯名騎手で出走を予定。

ゴルトブリッツ・・・14日は美浦坂路で追い切り(52.7-39.0-26.0-12.9)。「じっくり時間をかけながら乗り込んできた甲斐があって、以前よりだいぶいい動きをするようになってきた。先週末にも坂路で4ハロン54秒程度の時計を出し、今朝はさらに強めて53秒を切る時計。当初は2週目、3週目あたりの競馬かなと考えていたが、順調に乗り込めているし、態勢も整いつつあるので、今週の競馬を考えることになった。今日の調教は私が跨ったが、乗った感触も上々で、これなら今週でも問題ないだろうと思わせるもの。今の雰囲気と今の未勝利クラスならば格好をつけてくれるはず。まだ良化の余地はあるでしょうし、いい結果を出してさらなる成長を促していきたい」(土田助手)
17日の新潟競馬(3歳未勝利・芝2000m)に北村宏騎手で出走。

ヴィヴルヴォン・・・14日は美浦南Wコースで追い切り(66.5-51.4-38.5-14.0)。「今週から新潟開催が始まるので、調教のピッチを上げ出している。週末に5ハロンから時計を出して、今朝も同じく5ハロンから負荷をかける調教。一度競馬を経験した分だけハミをガツンと取ってくるだろうなと思っていたが、仕掛けてから思ったほどのリアクションがない。それでも全体時計が66秒半と悪くはない。まだ強い調教をそれほどしていないこともあるのでしょう。また、初戦でもそうでしたが、わりと稽古より実戦で良さを出すタイプなのでしょう。当初はこの馬のことをいちばんわかっている北村ジョッキーにお願いする予定でしたが、自厩舎との兼ね合いで乗れなくなってしまい、彼もかなり残念がっていた。そこで他のジョッキーを至急あたったところ、先約を断っても内田ジョッキーが乗りたいと言ってきてくれた。信頼しているジョッキーが乗れるというのは心強い限り。あとは出走間隔から無事に入るかどうか、そして、不安なくレースに送り出せるかどうかだけ」(古賀慎師)
24日の新潟競馬(3歳未勝利・芝1800m)に内田騎手で出走を予定。

スカラブレイ・・・15日はゲート試験を受け、無事合格。「先週金曜の練習でゲートの寄りつきが悪かったので、水曜日は発馬の練習はせず出し入れだけを確認し、今朝試験を受けた。発馬練習で馬を追い詰めないようにしたのが良かったのか、今朝は寄り、駐立ともに問題なく、スムーズに合格。入厩から2週間足らずでゲート試験合格とここまでは順調に来ているが、このあと疲れが出る可能性もあるので、しっかり状態を確認して、放牧に出すかこのままデビューまで進めていくか決定したいと思う」(松永幹師)


ドナシュラークは帰厩後、早速次走の予定がでましたが想定外の短距離1200mですう~ん、これはどうなんでしょう(苦笑)確かに気性は短距離向きなのかもしれませんが、スピードはそれ向きとは余り思えず、下級戦だったら素質の高さで勝負になるかもしれませんが、上級クラスにいくと苦戦をすると思いますが・・・羽月先生の考えもあるのかもしれませんが、できれば競馬を教えるため中距離のステージを使って欲しかったのですが・・・
この馬をどう育てていくのかちょっと今のところでは分からないですね。

グロッタアズーラはまだ脚元を中心に問題はあるらしいのですが、若干回復傾向にある模様まだまだ油断はできませんが、思ったより早い時期にレースを考えていることからするとレースに耐えられるだけの状態であるのかもしれません。

ゴルトブリッツはこちらも想定外に今週出走です体調面がいいのでしょうね。今回も違う方から強気のコメントを頂いています未勝利戦で格好がつく筈いい結果をだしてさらなる成長を促していきたいというコメントをみると期待してしまいますね。勝負事なので額面通り受け取るのは難しい面もあると思いますが、現場で担当をされている方からこうしたコメントがもらえるのは嬉しいですね。なんとか期待している結果を残してほしいです

ヴィヴルヴォンは調教はう~んですね。タイム自体は悪くはないと思うのですが、最後がかかりすぎているのと、併せた相手の未勝利馬に0.6秒の差で先着されているとは。ただ、確かに実戦タイプなのかもしれませんし、鞍上もダービージョッキーの内田騎手が確保できたことは嬉しいところこの馬も順調にいけば結果を残してくれると信じているので期待をしています

スカラブレイはゲート試験を合格してこれで競争馬となれましたまだ若駒なだけに体調面を慎重にみてこの先のステージへ進めて欲しいですね。

外厩・休養馬 近況

2010年07月14日 | キャロットクラブ
ドナシュラーク・・・周回コースでハロン17秒程度のキャンター調整。14日に栗東トレセンへ帰厩する予定。「引き続き、周回コースで長めにじっくり乗って調整を続けている。こちらでは落ち着いて調教に取り組めているし、敢えてペースは上げずに、トレセンでの追い切りに対応できる体をキープして精神面のリフレッシュができるように心がけた。脚元も気になりませんし、いい状態で送り出せると思う」(GW担当者)
→14日栗東トレセンに帰厩。

マージービート・・・14日朝、馬房から引き出した際に右前蹄外側に裂蹄が確認された。「はっきりした裂蹄の原因はつかめませんが、昨日の段階で問題なかったことから夜間に馬房内でぶつけてしまったのかもしれない。不幸中の幸いで馬が気にする様子はないので、蹄鉄を工夫するなどして対処する。体が戻ってきている途中で、函館よりは札幌開催を目指すのがベターと考えていたので、今後も体調と蹄の様子を見ながら乗り進めていきたいと思う」(空港担当者)


今週は、セレクトセールがあるためNF空港に在厩しているスーブルソーの更新はありません。

ドナシュラークは本日、栗東トレセンに帰厩をしたようです。約2週間の放牧でしたが、いい休養になったのではないでしょうか次走が3戦目。もうそろそろ心肺機能も回復してきていると思うので本物のドナシュラークが見れそうです

マージービートは、裂蹄が・・・どうも周期が悪いようです程度にもよるのでしょうが、ヴィヴルヴォンの裂蹄の場合は乗り運動開始までに半月、元のペースまでは1ヶ月位かかっていましたので、順調にいってもギリギリかな・・・文面を見ると蹄鉄を工夫してごまかしながら対処をするようですね。しかし、逆の見方をすると体調面に難がある馬でこれは休養が一番の薬なのでそういった意味では前向きに捉えていきたいですね。運動量が制限されている状態でいかに心肺機能を落とさずに調整していくか非常に難しい状況ですが、何とか頑張って欲しいです。

崖っぷち! 3歳未勝利馬 

2010年07月11日 | キャロットクラブ
崖っぷちの3歳未勝利馬達。出資当初は豪華ラインアップとの自負から「銀河系」と銘うったこの世代も5頭出資中未勝利馬が4頭
2回福島と3回阪神が終わり残す開催も後、2開催のみ
その後のスーパー未勝利が残っているとはいえ、いよいよイエローゾーンに突入してしまいました

今までのレース振りと現在の調子をみて独断と偏見で各馬の勝ち上がる確率をずばり予想します
愛馬なので多少ひいき目でみてしまいますけど

・グロッタアズーラ 【勝ち上がる可能性=30%】
先日のレースの鼻差の2着は本当におしかった。改めてこの馬は力があるなぁと思いました。ただ、近況で、やはり脚元に疲れがある模様です
復帰後3戦をしていることと、脚元を中心に疲れが溜まっていることから上積みは見込めないでしょう。逆にピークはもう過ぎているかも・・・また、何とかレースにもっていてもあと1戦が限度かもしれません。
優先出走権はもっていますが、体調を考慮すると2回新潟ではなく3回新潟にずれ込むかも。
次の出走がラストチャンスになる可能性かも。何とか体調が上向いてくれることを期待したいですね

・ゴルトブリッツ 【勝ち上がる可能性=50%】
近況のコメントで何とか脚元、体調共に上向いている模様です素質は間違いなくあり、2戦目で3着にきたレースもパドックでは馬体が他の馬とも比べると幼く映りました。そんな中でも差のない3着にきたことと、条件を変えてきたとはいえ、このレースの2着、4着馬は勝ち上がっていることからもこの馬の能力の高さの証明だともいえます。ただ、出資当初から心配していた体調面と脚元が・・・
厩舎の懸命のケアもあって回復してきていて、レースへは復帰できる模様。但し、これが2戦、3戦続戦できるかというと・・・
この馬も出走回数からスーパー未勝利への条件は満たしていると思いますが、次回のレースが勝負となりそう
逆に続戦できる状態だと上積みも見込めるので勝つ確率は大幅に上がってきますけどね

・ヴィヴルヴォン  【勝ち上がる可能性=70%】
今の一番の期待馬ですデビュー戦となったレースでは経験馬を相手に差のない6着と大健闘をしましたこのレースでタイム差なしの4着馬はもう勝ち上がっていますし、何より経験馬を相手にしてのあのレース振りには素質の高さを感じました元々体質の弱い馬で頓挫の連続でデビューが遅れてしまったのですが・・・
体質面ではまだ課題もありますが、それでも少し前に比べると飛躍的に向上しています。それはデビュー前は強い調教ができませんでしたが、近況ではしっかりタイムをだしていることから分かります
順調にいってくれれば直ぐに2つ、3つは勝ってくれる器だと思っています

・マージービート 【勝ち上がる可能性=10%】
今、一番心配している馬です。どうも体調が・・・
それでも短期放牧を選択してくれて勝ち上がる確率が大幅に上がったと思っています。正直あのまま続戦ではほぼゼロに近い状態でしたから。
まだ予定はたっていませんが、希望としてはしっかり体調を整え、1回札幌の後半で1回勝負の方が一番勝つ確率が高いと思っています


崖っぷちとなってしまった3歳世代
何とか1頭でも多く、できれば当然全頭勝ち上がってくれることを望んでいます

入厩馬 近況

2010年07月08日 | キャロットクラブ
グロッタアズーラ・・・7日は軽めの調整。「改めて見直すと差がわずかなだけに残念。十分な間を取っていい状態で送り出したつもりだが、あの差は相手より運動量が足りなかったのかもしれない。何とかこの悔しさを次につなげていきたい。レース後からまだ数日しか経っていないが、今のところガタっと来ている様子はない。少なくとももうしばらくは慎重に様子を見なければいけないと思うが、このまま反動がないようであれば予定どおり在厩で調整し、次の新潟を目指すつもり。具体的な日程はまだ未定で、コンディションとよく照らし合わせながら考えていく」(二ノ宮師)

ゴルトブリッツ・・・7日は美浦坂路で追い切り(51.3-37.8-25.4-12.8)。「時間を掛けてきた甲斐があってようやく馬が良くなってきた。毛が長くて毛ヅヤが冴えず、また体がパンとしていないためややアンバランスな格好をしていたが、じっくり良化を促したことで体に張りが出て、光沢も徐々に出てきた。まだ、未勝利の身ですし、“良かった”とは言えないが、そう言えるときが近づいてきている感触はある。今朝は坂路で51秒くらいのところを行いました。上がりの歩様も問題なさそうですし、これならばあと2週ほどで競馬に向かうことができるかもしれない。最終的にどこの競馬場のどの条件を使うかはもう少し様子を見て、調教師と相談しながら決めていくことになると思う」(津曲助手)

ヴィヴルヴォン・・・7日は美浦南Wコースで追い切りました(39.7-13.0)。「出走はもう少し先になるでしょうから、オーバーワークにならないよう、それでもそれなりの負荷をかけられるように今朝は3ハロンから時計を出す調教。41~42秒くらいになるかなと思っていたが、決して無理していない状況で楽に39秒台を出せているし、コンディションがいいということを示していると思う。デビュー前は不安が多い中で手加減しながら調教をしていたが、今回はそのような不安はなく乗れているし、前回より充実した過程を過ごせているのは間違いない。何とかいい形で競馬に向かいたい。福島はそれほど混んではいないようですが、新潟開催が始まると関西馬が来る割合も増えますし、メンバー構成からも厳しい戦いが予想される。おそらく開幕週を狙っている馬が多いはずなので、理想は2週目の1800mですね。もちろん選べる立場ではないので、レース選びは臨機応変に行っていきたいと思う」(古賀慎師)
出馬状況次第で変更になる可能性はありますが、24日の新潟競馬(3歳未勝利・芝1800m)に北村宏騎手で出走を予定。

スカラブレイ・・・8日はゲート練習。「先週入厩後、特に問題なく順調に乗り込んでいる。馬体は460~70キロ程度で、兄のランザローテと比べるとコンパクトですが、全体のバランスが良くなかなかいいキャンターをしている。今週からゲート練習を開始しているが、非常に素直で発馬も問題なさそうですから、精神的に追い詰める前になるべく早く試験を受けたいと思っている」(松永幹師)


グロッタアズーラは今の所はレース後もそれ程深刻なダメージはなさそうです。これは凄い進歩2歳時は新馬戦後に一気に疲れがでたのか、その後半年ほど調子が上がらない時期が続きましたが、今回は頑張ってくれています。なんとかこのまま調子を維持してレースに臨んで欲しいですね

ゴルトブリッツは左前脚の深管の痛みの問題から黄色信号が灯っていましたが、名門藤沢厩舎の力もあって前進してくれました。特に今回の更新コメントはリップサービスもあるのでしょうが、良化してきたとのことで嬉しいですねどこの競馬場かまだ決めかねているらしいのですが、恐らく藤沢先生のことだから、新潟が開幕して実際の馬場コンディションを見てから決めるのではないでしょうか。まだまだ油断は禁物ですがが、馬のコンディションが整えば力はある馬なだけに楽しみです

ヴィヴルヴォンも楽しみですね。今の所は順調のようです。この馬は本当に良化をしてきていますね。体質面もまだまだ弱いようですが、それでも一時期に比べると雲泥の差です馬も競馬を一回経験して前向きになり走る気になってくれているので非常に楽しみです

スカラブレイはまずはゲート試験ですね。今回の入厩は仕上げてレースまで使うのか、それともゲート試験だけなのかはまだわかりませんが、期待している馬なので順調にいってほしいですね