せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

百両(唐橘)と 万両

2009-12-06 18:48:22 | 
カラタチバナ(唐橘)別名 百両


ウチのカラタチバナが実を着けていた筈と撮ろうとしたら

赤い実が… 落ちていて 一個しか残っていません。

友達は上手に実を着けさせていたので 私も、と大事にしていたのに

万両はイヤと言う程 フッサフサに実を着けているのに

万両に似てるけれど 枝分かれし難く背も低く
実が少ないので百両と言う位だから? …なので

こうなると 中々実を着けない百両の方が 私には貴重に思えて

仕方が無いので自生地へ撮りに行って来ました。

チョッと人が入って行かない所で 
竹薮の中の 大きな椿の木の下に自生しています。

藪椿でしょうかチラホラと花が咲き始めていました。

根元の 人が踏まない土の上で 小さなヒャクリョウの苗木が育っています。

余り陽も射さないであろうこんな場所がお気に入りの様です

不思議なのは実が落ちて発芽するのか 根が横に伸びて増えるのか
どちらにしても 疎らに 距離をとって生えている事です。

毎年 一度か二度は見ていますが 大して大きくなっている木も
見かけないのも不思議です。


そして
マンリョウ(万両) です

ウチに 何時から居るのか忘れてしまいましたが ウチのマンリョウは

良く実を着けて 伐らずに放ってあると 翌年の冬まで
赤い実が その侭着いたままになっていてマンリョウの実は すごく長持ちです

もっとも 千両は葉の上の方に実を着けるので 鳥に食べられ易く
万両は葉の下に実を着けるので 食べられ難いからかもしれませんが

名前の由来の 諸説有る中に
実が 万両は垂れ下がり 千両は上向きに着くので 万両の方が重い 千両は軽い
と言う事から名付けられたと言うのが面白いと思いましたが

そして
百両や十両はそれらに比べ背が低く 実の数も少ないからと言うのも…

花屋さんとかに大量に出回っている万両より 余り見掛けない 百両の方が
私には 有り難い気がするのですけれど

ウチでは万両は 沢山有るので お正月の活花にも使えますが
見慣れていると有り難味が薄れてしまうのは贅沢と言うものでしょうか

たくさん実が着いた侭にしていたら またソコラ中に
小さなマンリョウが 沢山発芽しています。

そんなに増えて どーするの…