通信衛星の巨大なパラボラアンテナが南東の空を向いていました。
無人施設であり、パラボラアンテナと電源設備は柵に囲まれていて近づけません。
入口付近から恐る恐る1枚を撮らせていただきました。
衛星をコントロールするスカパー管理施設の中の1局として、どのように運営されているかは伺い知ることは出来ません。
衛星放送には2種類があり、BS放送とスカパー!で知られるCS放送があります。
CS放送は通信衛星・JCSATが利用されて、現在は日本向けに6台のJCSATを使い分けて運用していると言われています。
124/128度CS(スカパー!)は、なんと290チャンネルもあると言うから驚きです。
一方、BS放送のNHKとWOWOWは、BSAT-3aとBSAT-2cの2台のBSATで運用していると言われています。
赤道上36,000キロメートルも離れた位置の衛星と、地上のパラボラアンテナが一直線の電波でつながり送受信しているとは不思議な感じがしますね。
パラボラアンテナの動作原理は、焦点から放物面で反射した電磁波が平行に揃ってきめられた方向にまっすぐ進みます(指向性が良い)。
また受信する場合は経路が反対になります。