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シンポジウムの感想 (西島千尋)
2009-02-09 09:44:26
シンポジウムにお誘いいただいたお礼のメールをお送りしようと思っていましたが、せっかくなのでこの場を借りて感想をお伝えしたいと思います。

これまで何度か先生を通じてライに親しむ機会をいただきましたが、シンポジウムの30分はとても良かったと思います。

先生の言われるように、「戦争」「第三世界」「原理主義」「テロ」などのキーワードは、毎日のように耳にするにも関わらず、他人事のような感じがします。特に私のように海外に出ていない、戦争の実体験がないような者にとってはなおさらそうです。実感がない、ということに加えて「恐ろしげで真面目で暗い話」であれば目を背けたくなってしまい、それ以上知りたいと思う気持ちも生れません。

何度かライに親しんだことで、私はまず彼らの声、響きが頭に残りました。そして30分のコンパクトな時間で、その音の背景が整理されました。

これからは彼らの声・響きがアフリカやフランス語圏など遠かった世界へのガイドになってくれる気がします。そういう意味でシンポジウムの30分は良かったと思いました。

残念だったのは学生が少なかったことですね。先生が想定されていた「高校生」のような若い世代の方たちにも通じるものがあったのではないでしょうか。特に若いフォーデルの背負うものには想像力が及んだかも知れません。

私は一音楽教育者(まだ現場には出ていませんが)としてお手軽な「異文化理解」にはどうしても賛同できませんでしたが、今回の先生のお話を聞いていて、考え方が変わりました。伝える側が真摯に取り組めば伝わるものがあるのですね。

長文になってしまってすみません。シンポジウムにお誘いくださってありがとうございました。
 
 
 
なんだか・・・ (raidaisuki)
2009-02-10 20:58:24
西島さま

コメントありがとうございます。

なんだか恥ずかしいです。
というのは、今回はお話としてはかなり出来の悪い方だったと悔いが残っているからです。

音楽夜噺のとき
http://blog.goo.ne.jp/raidaisuki/e/f8db6ecc92555066fb2b8a8a463f1399
などは、自分でもなかなかよくしゃべれた、と思いましたが。

持ち時間が短かったせいもありますが、パワーポイント資料を今回の流れに合わせて微調整する時間がなかったのも大きかったです(もっともわたしはパワーポイント自体好きではないのです。どんなものでも見た目同じに規格化されてしまいますから)。

でも、それでも西島さんになにかが伝わったのでしたら、わたしとしてはそれにまさる喜びはありません。

 
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