都市住民たちが収穫を体験

埼玉県神川町で、都市部に住む人たちに農作物の収穫を体験してもらおうという催しが開かれました。
この催しは、豊かな自然の残る地元の魅力を都市部の人たちに知ってもらおうと、県西部の山間地にある神川町のまちおこしグル
ープが開きました。
７日は、地元の畑にさいたま市などからおよそ８０人の家族連れが集まってサツマイモやネギなどの収穫に挑戦しました。
参加者たちは、作物を傷つけないで収穫する方法を説明してもらいながら汗びっしょりになって地面を掘り起こしていきました。
中には、ネギがうまく引き抜けずに苦笑いする親子や大きなサツマイモを掘り出して喜ぶ子どもも見られ、２時間ほどでおよそ２００キロの作物を収穫しました。
さいたま市から参加した女性は、「土に触れて元気をもらいました。とれた作物を自宅で食べるのが楽しみです」と話していました。
グループの会長を務める石井清允さんは、「こうした活動を続け地元のよさを多くの人に伝えていきたいですね」と話していました。
（参考資料 ＮＨＫニュース）