市の財政難で運転を中止していた埼玉県秩父市の木材燃料の発電施設・「バイオマス発電所」が、県からの補助金を受けることなどで、市の負担を半減するめどが立ち、15日、運転を再開しました。
「バイオマス発電所」は、市の面積の9割近くを占める森林を有効に活用しようと秩父市が建設し、平成19年4月に稼働を始めました。
しかし年間の事業費はおよそ2000万円かかり、秩父市は市の財政事情が厳しくなったとしてことしの5月、稼働開始から1年余りで運転を中止していました。
そして再開に向けて検討を進めた結果、埼玉県から従業員の雇用に関する補助金が出るようになるなど、市の負担を半減するめどが立ったとして、15日、運転を再開しました。
この発電所は、間伐材のチップを蒸し焼きにし、その際に出るガスを燃やして電気を起こす仕組みで、1時間の発電量はおよそ100キロワットになります。
これは石油や石炭を燃料とする発電に比べて、地球温暖化につながる二酸化炭素の排出量が少ないということです。
秩父市の久喜邦康市長は、「環境に配慮した取り組みのシンボルのひとつとして、今後も有効に活用していきたい」と話しています。
(参考資料 NHKニュース)
「バイオマス発電所」は、市の面積の9割近くを占める森林を有効に活用しようと秩父市が建設し、平成19年4月に稼働を始めました。
しかし年間の事業費はおよそ2000万円かかり、秩父市は市の財政事情が厳しくなったとしてことしの5月、稼働開始から1年余りで運転を中止していました。
そして再開に向けて検討を進めた結果、埼玉県から従業員の雇用に関する補助金が出るようになるなど、市の負担を半減するめどが立ったとして、15日、運転を再開しました。
この発電所は、間伐材のチップを蒸し焼きにし、その際に出るガスを燃やして電気を起こす仕組みで、1時間の発電量はおよそ100キロワットになります。
これは石油や石炭を燃料とする発電に比べて、地球温暖化につながる二酸化炭素の排出量が少ないということです。
秩父市の久喜邦康市長は、「環境に配慮した取り組みのシンボルのひとつとして、今後も有効に活用していきたい」と話しています。
(参考資料 NHKニュース)