別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

花の彩り

2011-04-26 | 自然や花など

 雨上がりの遊歩道では カラスノエンドウが呼び止める
  可憐なカラスの 濃き薄き… 紅のいろ
   葉の先がくぼんでいるので 矢筈豌豆とも


 

   初々しいみどりに うすべにの色   


  

  うすくれなゐは  姫林檎の花  
                 

 

   赤みがかった紫は あやめいろ。  根元の黄色。   

 

  藤棚に 上品な美しい花房が揺れる   紫と薄紫の 襲カサネの色目
 
   まどろみぬ藤波の揺れやむごとく   夕爾

 
 
  

  夢見心地のフジの花  
 
 優美なものは  紫の紙を包み文にして、房の長い藤に付けたの

   
なまめかしきもの… 
 
   紫の紙を包み文にて、 房長き藤に付けたる… (枕草子)


       絶妙な花の彩りに 絵心がうごく  
 

 

 

   

 

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