細かな雨が 肩を濡らした
洗いたての緑
空からの てがみ
滴になる ことば…
言葉は 街じゅうを隠した
晴ればかりでは つまらない
湿潤な空気が 心をなごませる
梅雨寒(ツユサム)や 机の下の膝法師 麦南
埼玉県立近代美術館で 県展 開催中
力作ぞろいです
※ 赤い花のなまえが分かりました。 とても覚えられません
サンブリテニア スカーレット(ゴマノハグサ科)
小さな白い花は ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト
切り取りのモダンと確かに「 晴ればかりではつまらない」詩人蛙の歌の雫の滴りをききました。
梅雨のひととき、さわやかな風が吹き抜けていきました。
晴ればかりではつまらない。お許しください。大雨の地方には呑気な言葉が刺さるでしょう。実は、ほどよい天気を、ほどよい人生を望んでいます。