自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

栗きんとん(2)

2006-10-02 | Weblog
 自転車乗りが何で哀して「栗きんとん」と、我ながら思うが、これで最後。
 味覚というものは人それぞれ、好みの問題で声高に言うものでもない、と言うことを前提に。昨年、今年の栗きんとん三昧で、思うこと。
 栗きんとんの材料は、栗と砂糖。店によっては白餡を入れるところもあるようだが、産地ではその二つ。味の決め手は、栗の品種と、砂糖の種類。栗は早生から晩成まであるし、砂糖はよくわからんが。あとは、栗を細かくするか、粒を残して絞るか、水分の量をどう勘案するか、単純な菓子だけに違いが出やすいと思う。
 写真は左が川上屋、右がすやである。買ってきたものは、「すや」のほうが旨い。川上屋は店頭、すやは工場。結局のところ、製造日が一日違うのであろうと推察した。しっとり~ほっこり~ぱさつく、まで時間が経てば舌触りも、栗の香りも味も劣化する。
 結局、絞りたてが一番という結論だ。デパートで買うものは一日経過していると見た方がよい。あとは店による味の工夫でひとの好みの問題ですな。
 2年に渡った栗きんとん三昧もこれでおしまいだな、と山の神と話している。
 
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