夏も終わりかな 2008-08-24 | Kyoto watch もうええかげんにして、というくらい暑かったこの夏も、お盆頃から随分とすごしやすくなりました。まあ、このまま秋が来るわけではないと思うのですが。 白川のきらめく水面にしつらえられた、とぼけた河童のオブジェ作品もちょっと涼しそうです。(左京区岡崎)
今日の一首 2008-08-17 | Kyoto watch 下京区の民家の壁。京都市の掲示板の隣にあるホワイトボードには、通りかかる度に違う百人一首が掲示されています。 どうも年配の方が書いたような文字で味があります。今日は何が貼ってあるかな、と楽しみなのですが、"天の風?" 今回のはちょっと間違ってるみたいなんですが。
落書き 2008-07-27 | Kyoto watch 街角の落書きといえば、NYのgraffitiを真似たヤツが目立ちますが、オリジナリティもウイットも感じられないあの手の落書きはホントに迷惑ですね。 でもこんな、ちょっと味のある落書きは楽しいです。上は下京区、下は中京区。 上のほうは、よくみると、「はりまお おります」とグラサンのヒーローっぽい絵があるのですが、いつの時代やねん! こっちはさらに渋くて、「清水次郎長」と役者絵のような顔が書いてあります。どちらも、子供が書いたようには思えないのですが、とてもカワイイ落書きではありませんか。
パースに桜 2008-07-13 | Kyoto watch この春に、街角の桜の話を紹介しました。 元、城巽中学の桜の木。実はこんな建築予定図に描かれていて、ちょっとうれしくなってしまいました。 この場所は、平成22年の春、京都市立音楽高校の新校舎になるのだそうです。油小路通りの入り口に面して咲いているのがあの桜なんですね。 予定では、ここには、音楽高校の新校舎、体育館、音楽ホール、市立芸大や銅駝美術高校のサテライト施設やギャラリーなんかが完成するそうです。低層の和風な建物のようですね。完成がちょっと楽しみです。
あじさい地蔵 2008-07-06 | Kyoto watch じめじめした梅雨の日も、街角のこんな風景を見るとちょっとさわやかな気分になります。壬生の裏道にある古いお地蔵さま、祠はそんなに古くないのですが、この年季のはいった花生けと線香立てが味わいあります。賽銭箱もなかなか渋いです。(中京区)
ホンモノ 2008-06-29 | Kyoto watch 先日のコレの近所にはホンモノも健在です。やっぱり比べるのもおこがましい風格ですね。本当に文字が良いです。 ちなみに、御所ノ内町の仁丹看板は、千本通り沿いにあるものは、町名の下に通り名も書いてあるのです。このあたりの千本通りは狭いけれど、やはり主要道路だということですね。
レプリカ 2008-06-22 | Kyoto watch ついこの前、壬生の地味な街角に新築された町家。 真っ白な壁に美しい格子とすだれ、軒の鐘馗さんに仁丹の町名看板まで付いて。まっさらながら、なかなか雰囲気があります。 ん…。でもちょっと待ってください。 この仁丹看板、なにか違和感が。 よく見ると、プラスチックに印刷されたようなレプリカなのです! 文字が手書きじゃなく筆文字風のフォントで、バランス悪いのが違和感の元のよう。 しかしこんなもんが出現しているとは…。パチもんと見るべきか、京都の古い町並みを構成するアイテムのレプリカと好意的に見るべきか、複雑です。 それに、仁丹さんの許可も得てるんでしょうか。いろんな意味で気になります。(中京区)
張り紙 2008-06-15 | Kyoto watch 街を散歩していると、なんでもない張り紙がちょっと気になります。 最近は「顔認証だからタスポ不要」とかいろいろありますが、街のタバコ屋さんは「不在だったらベル押してね」っていうところがなんかいいですね。個人的にはタバコは苦手なのですが、古いタバコ屋さんはとっても好きなのでタスポの影響に負けずに生き残ってほしいものです。(下京区) 猫はあんまり散歩させないのでは?って思いますが、猫に対して「うちのマンションの前をうろうろするんじゃねえ」と言っているのでしょうか。まあ、猫はそんなの知ったことじゃないでしょうが。(上京区)
芹田 2008-06-01 | Kyoto watch いやあ、感激しました。 弘法さんへ行った帰りに南区を歩いてきたのですが、洛陽高校のあたりに、まだ芹田が残っているんです。ほんとうにここだけなんですが。 そして向こうに見える市営団地。子供の頃には、とても素敵な建物に見えたものです。調べてみると竣工が昭和37年~41年という、現存する京都市営住宅ではもっとも古い団地のよう。 そう、このなんでもない風景は、子供のころこの近くで見た昭和40年代そのままのシーンなのです。芹田の水は少し濁っていましたが、子供の頃に採って遊んだ小さな巻貝はいっぱいいました。