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食品の暫定基準値の意味

2011-06-11 11:08:29 | 経済と政治の課題と提言
食品の暫定基準値(3月15日)は一度の核物質拡散モデル(実際は3回発生しその後も持続)に空間的な拡散希釈と半減期希釈が一定に生じたとき定期的摂取である各種のみで年間5mSvまでの内部被曝を許容した基準。故に野菜は外国の50倍。

国の制度として、少なくとも我々の一部は内部被曝国民になる。


規制値の計算方法、と問題点

①一回だけ放射性物質“A”が降下した仮定。さらにだんだん拡散して薄まっていくと仮定した。
②“A”の量、半減期、生物学的半減期、実効線量換算係数から総被曝量が計算できるので
③年間許容線量≧総被曝量としたとき、“A”の量(ベクレル)がきまる。

では年間許容線量はどれだけとして計算されたか?

年間 5mSv までを許容線量としたときの 値。

複数回、あるいは持続的に降って来た場合や薄まりにくい場合はもっと高くなる。

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重要なリンク先ここ 産総研(AIST)
http://www.aist-riss.jp/main/modules/news_column/index.php?page=article&storyid=50






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