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重要なのは 生物学的半減期 

ここでは、放射性物質を取り込んだ場合の人体に対する影響について少しアドレスします。

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生物学的半減期は体内にとり込まれた放射性物質が、代謝や排泄などの生物学的な過程により体外に排出され、半減するのに要する時間のこと。


薬理学的半減期というのは、その薬の生体内での有効性の半減期です。


放射性物質から出る放射能(放出する能力)の強さの半減期は、物質によって違います。
 ヨード131で8日です。(←この物質は体内被曝が問題になります。)
 セシウム137で30年です。(土壌汚染が問題になります。Chernobylでは実際は計算より多く残っています。)


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ヨードやセシウムなどの放射性物質を取り込んだ場合でも生物学的放射能半減期があります。

 これに対して外から浴びたX線はそのまま消えてしまいますので生物学的放射能半減期は関係ありません。

■ セシウム ■
セシウムはカリウムと似た物質で、水によく溶け、カリウムと同じような代謝を受けますがカリウムほど早くはありません。

セシウム137の場合生物学的半減期は70日とされています(Wikipedia, http://en.wikipedia.org/wiki/Caesium-137)

お勧めサイト→原子力資料情報室:セシウム http://www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/12.html?page=print 
         
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セシウムを早く排泄させる方法はあるのか?

人体に入った場合:緊急にもし何らかの理由で大量に入った場合、入った経路に応じて、洗浄、下剤、浣腸を行い、血液に入った成分を取り除くためにキレート化剤を用います。キレート化剤には、DTPA、EDTA、プルシアンブルーなどがあります。知識のある医師の下での使用をするようにしてください。 
微量の場合は必要ありません。デトックスで使う民間の怪しげなものは知りません。
http://www.remnet.jp/lecture/forum/sh10_04.html

土壌の汚染の場合のプルシアンブルーの使用
 酸化還元型のイオン交換能を利用し、放牧飼育される家畜(牛など)の飼料に加えると、乳や肉の汚染を抑えることが出来る。チェルノブイリ原発事故の後、土壌処理が困難な牧草地での対策として使用されました。この関係を調べれば、土壌汚染に対する対策がたくさんかかれています。


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ヨードを排泄させるには

 甲状腺に取り込まれなったヨードは主に尿で出ていきます。利尿が放射性ヨードの排泄を促進するかどうかのデータは知りませんが、する作用があると考えてよいと思います。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
半減期 (権兵衛)
2011-05-15 15:14:58
新聞や週刊誌では半減期が長いと恐ろしげに記事を書いているが、生物学的半減期を見たら少し安心出来る
 
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