明日を見る放射線治療医から

人々へ
放射線治療医からのメッセージ
大切なメモ

日本に住むなら少なくとも数ヶ月fall outと戦わなくてはいけません。

2011-04-07 07:34:21 | サバイバル
日本に住むなら少なくとも数ヶ月falloutと戦わなくてはいけません。

でも

それにもかかわらず、
  正しい拡散予測、
  防護方法、
  フィルターの方法、

 政府(省庁を含む)
 自治体
  はまとめ切れていません。
  小さな自治体には荷の重いことです。
  政府にとっても同じ理由で荷が重いようです。
  
 最初から悪意のある意図的な隠蔽、でなければ、能力と努力の両方において、危機管理や問題解決に必要なリテラシーが欠如しているためでしょう。自治体はともかくも、政府になぜそのような欠陥が生まれたのでしょうか? ゴマすりばかりの政府になったからかと思います。
 
 この国で、次の世代を育てることができるのでしょうか?

日本に住むなら少なくとも数ヶ月以上賢くfalloutと戦わなくてはいけません。

ー ー ー
せめてドイツ放射線防護委員会の 日本における放射線リスク最小化のための提言
に基づいた
情報、これだけはしておきたいこと、を整理しようとおもうのですが、診療もあり、
さまざまなサイトの情報を一人で整理しきれない限界を感じます。

教科書を読めばすぐに分かることを、ことさらにわかりやすく、言い換えようとは思いません。
教科書の記述などで、すでに混乱していることは、書く方に技量が何ですから、改めて直していく必要があると思います。
不十分にしか伝達できていないのに、伝達したようなニュアンスで表現することは、病のように蔓延しています。これも何がなぜ不十分か指摘していきたいと思います。

あと、海外に逃亡した人たちを責めることは失当です。
原発から遠ざかった人たちを、遠ざかったことで責めることも失当です。
その人たちに倫理的な非があれば、それは指摘し、反省を促すべきです。
あとに同じ過ちや禍根をのこさないようにするにためです。
非難されたとき、逃げず、受け止めて、誠実に対話すべきです。
社会に混乱が伺われます。
私の考えを述べました。

ドイツ放射線防護委員会の 日本における放射線リスク最小化のための提言


2011-04-06 10:15:31 | サバイバル
松井英介(岐阜環境医学研究所所長)、嘉指信雄(NO
DUヒロシマ・プロジェクト代表)の著作権(翻訳権)があるかもしれません。
しかし、これはあまねく知ってもらいたいという目的と確信し、ブログ主の自己判断で全文引用します。


日本における放射線リスク最小化のための提言


http://icbuw-hiroshima.org/wp-content/uploads/2011/04/322838a309529f3382702b3a6c5441a32.pdf


 ドイツ放射線防護協会と情報サービス放射線テレックスは、福島原発事故の発生後の日本に
おいて、放射線核種[いわゆる放射性物質:訳者注]を含む食物の摂取による被ばくの危険性
を最小限に抑えるため、チェルノブイリ原発事故の経験をもとに下記の考察・算定を行い、以
下の提言を行う。


1.放射性ヨウ素が現在多く検出されているため、日本国内に居住する者は当面、
汚染の可能性のある*サラダ菜、葉物野菜、薬草・山菜類の摂取は断念すること
が推奨される。


2.評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子ども、青少年に対しては、1kg
あたり 4 ベクレル〔以下
Bq:訳者注〕以上のセシウム 137 を含む飲食物を与え
ないよう推奨されるべきである。成人は、1kg あたり 8Bq 以上のセシウム 137 を
含む飲食物を摂取しないことが推奨される。


3.日本での飲食物の管理および測定結果の公開のためには、市民団体および基
金は、独立した放射線測定所を設けることが有益である。ヨーロッパでは、日本
におけるそのようなイニシアチブをどのように支援できるか、検討すべきであろ
う。



考察と算定



 以下の算定は、現行のドイツ放射線防護令の規定に基づいている。



 飲食物を通じた放射性物質の摂取は、原子力災害後、長期間にわたり、身体にもっとも深刻
な影響を与え続ける経路となる。日本では、ほうれん草 1kg あたり 54,000Bq のヨウ素 131 が検
出されたが、こうしたほうれん草を 100g(0.1 ㎏)摂取しただけで、甲状腺の器官線量は次の
とおりとなる(*1)
。


乳児(1歳未満):甲状腺線量20ミリシーベルト〔以下
mSv:訳者注〕(*2)

幼児(1~2歳未満):甲状腺線量19.4mSv(*3)

子ども(2~7歳未満):甲状腺線量11.3mSv(*4)

子ども(7~12歳未満):甲状腺線量5.4mSv(*5)
青少年(12~17歳未満):甲状腺線量3.7mSv(*6)

大人(17歳以上):甲状腺線量2.3mSv(*7)



 2001 年のドイツ放射線防護令第 47 条によれば、原子力発電所通常稼働時の甲状腺器官線量
の限界値は年間 0.9mSV であるが、上に述べたような日本のほうれん草をわずか 100g 摂取する
だけで、すでに何倍もこの限界値を超えることになる。原発事故の場合には、同第 49 条によれ
ば、甲状腺線量は150mSv まで許容されるが、これはいわゆる実効線量7.5mSv に相当する(*8)
。



 それゆえ日本国内居住者は、当面、汚染の可能性のある*サラダ菜、葉物野菜、
薬草・山菜類の摂取を断念することが推奨される。



 ヨウ素 131 の半減期は 8.06 日である。したがって、福島原発の燃焼と放射性物質の環境への
放出が止まった後も、ヨウ素 131 が当初の量の 1%以下にまで低減するにはあと 7 半減期、つ
まり 2 ヶ月弱かかることになる。54,000Bq のヨウ素 131 は、2 ヵ月弱後なお約 422Bq 残存して
おり、およそ16 半減期、つまり 4.3 ヶ月(129 日)後に,ようやく1Bq 以下にまで低減する。



長期間残存する放射性核種


 長期的に特に注意を要するのは、セシウム 134(半減期 2.06 年)、セシウム 137(半減期
30.2 年)、ストロンチウム 90(半減期 28.9 年)、プルトニウム 239(半減期 2 万 4,400 年)
といった、長期間残存する放射性物質である。


 通常、2 年間の燃焼期間の後、長期間残存する放射性物質の燃料棒内の割合は、


 セシウム137:セシウム 134:ストロンチウム90:プルトニウム 239=100:25:75:0.5

である。


 しかしチェルノブイリの放射性降下物では、セシウム 137 の割合がセシウム 134 の 2 倍にの
ぼるのが特徴的であった。これまでに公表された日本の測定結果によれば、放射性降下物中の
セシウム 137 とセシウム 134 の割合は、現在ほぼ同程度である。ストロンチウム 90 およびプル
トニウム 239 の含有量はまだ不明であり、十分な測定結果はそれほど早く入手できないと思わ
れる。福島第一原発の混合酸化物(MOX)燃料は、より多くのプルトニウムを含んでいるが、お
そらくそのすべてが放出されるわけではないだろう。ストロンチウムは、過去の原発事故にお
いては、放射性降下物とともに比較的早く地表に達し、そのため事故のおきた施設から離れる
につれて、たいていの場合濃度が低下した。したがって、今回の日本のケースに関する以下の
計算では、

セシウム 137:セシウム 134:ストロンチウム 90:プルトニウム 239 の割合は、

100:100:50:0.5

としている。


 したがって、2001 年版ドイツ放射線防護令の付属文書Ⅶ表 1 にもとづく平均的な摂取比率と
して、1kg につき同量それぞれ 100Bq のセシウム 137(Cs-137)とセシウム 134(Cs-134)、お
よびそれぞれ 50Bq のストロンチウム 90(Sr-90)と 0.5Bq のプルトニウム 239(Pu-239)に汚染
された飲食物を摂取した場合、以下のような年間実効線量となる̶̶

乳児(1歳未満):実効線量6mSv/年(*9)

3
幼児(1~2歳未満):実効線量2.8mSv/年(*10)

子ども(2~7歳未満):実効線量2.6mSv/年(*11)

子ども(7~12歳未満):実効線量3.6mSv/年(*12)

青少年(12~17歳未満):実効線量5.3mSv/年(*13)

成人(17歳以上):実効線量3.9mSv/年(*14)



 現行のドイツ放射線防護令第 47 条によれば、原子力発電所の通常稼働時の空気あるいは水の
排出による住民1人あたりの被ばく線量の限界値は年間 0.3mSv である。この限界値は、1kg あ
たり 100Bq のセシウム 137 を含む固形食物および飲料を摂取するだけですでに超過するため、
年間 0.3mSvの限界値以内にするためには、次の量まで減らさなければならない。


乳児(1歳未満):セシウム137
5.0Bq/kg

幼児(1~2歳未満):セシウム137
10.7Bq/kg

子ども(2~7歳未満):セシウム137
11.5Bq/kg

子ども(7~12歳未満):セシウム137
8.3Bq/kg

青少年(12~17歳未満):セシウム137
5.7Bq/kg

成人(17歳以上):セシウム137
7.7Bq/kg



 評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子ども、青少年に対しては、1kg あ
たり 4Bq 以上の基準核種セシウム 137 を含む飲食物を与えないよう推奨される
べきである。

成人は、1kg あたり 8Bq 以上の基準核種セシウム 137 を含む飲食物を摂取しない
ことが推奨される。



 国際放射線防護委員会(ICRP)は、そのような被ばくを年間 0.3mSv 受けた場合、後年、10
万人につき 1~2 人が毎年がんで死亡すると算出している。しかし、広島と長崎のデータを独自
に解析した結果によれば(*15)
、その 10 倍以上、すなわち 0.3mSv の被ばくを受けた 10 万人のう
ち、およそ 15 人が毎年がんで死亡する可能性がある。被ばくの程度が高いほど、それに応じて
がんによる死亡率は高くなる。


(注)

*1
 摂取量(kg)x 放射能濃度(Bq/kg)x 線量係数(Sv/Bq)(2001 年 7 月 23 日のドイツ連邦
環境省による SV/Bq の確定値に基づく)=被ばく線量(Sv)。1Sv=1,000mSv。たとえば


E-6 とは、正しい数学的表記である 10-6
(0.000001)の、ドイツ放射線防護令で用いられて
いる行政上の表記である。

*2
 0.1
kg
x
54,000
Bq/kg
x
3.7E-6
Sv/Bq
=
20mSv

*3
 0.1
kg
x
54,000
Bq/kg
x
3.6E-6
Sv/Bq
=
19.4mSv

*4
 0.1
kg
x
54,000
Bq/kg
x
2.1E-6
Sv/Bq
=
11.3mSv

*5
 0.1
kg
x
54,000
Bq/kg
x
1.0E-6
Sv/Bq
=
5.4mSv
4
*6
 0.1
kg
x
54,000
Bq/kg
x
6.8E-7
Sv/Bq
=
3.7mSv

*7
 0.1
kg
x
54,000
Bq/kg
x
4.3E-7
Sv/Bq
=
2.3mSv

*8
 ドイツの放射線防護令の付属文書Ⅵの C 部 2 によれば、甲状腺は重要度わずか 5%とされ
ている。甲状腺の重要度がこのように低く評価されているのは、甲状腺がんは非常に手術
しやすいという理由によるものである。

*9
 325.5
kg/年
x
[100
Bq/kg
x
(2.1E-8
Sv/Bq
Cs-137
+
2.6E-8
Sv/Bq
Cs-134)
+
50
Bq/kg

x
2.3E-7
Sv/Bq
Sr-90
+
0.5
Bq/kg
x
4.2E-6
Sv/Bq
Pu-239]
=
6mSv/年

*10
 414
kg/年
x
[100
Bq/kg
x
(1.2E-8
Sv/Bq
Cs-137
+
1.6E-8
Sv/Bq
Cs-134)
+
50
Bq/kg

x
7.3E-8
Sv/Bq
Sr-90
+
0.5
Bq/kg
x
4.2E-7
Sv/Bq
Pu-239]
=
2.8mSv/年

*11
 540
kg/年
x
[100
Bq/kg
x
(9.6E-9
Sv/Bq
Cs-137
+
1.3E-8
Sv/Bq
Cs-134)
+
50
Bq/kg

x
4.7E-8
Sv/Bq
Sr-90
+
0.5
Bq/kg
x
3.3E-7
Sv/Bq
Pu-239]
=
2.6mSv/年

*12 
 648.5
 kg/年
 x
 [100
 Bq/kg
 x
 (1.0E-8
 Sv/Bq
 Cs-137
 +
 1.4E-8
 Sv/Bq
 Cs-134)
 +
 50

Bq/kg
x
6.0E-8
Sv/Bq
Sr-90
+
0.5
Bq/kg
x
2.7E-7
Sv/Bq
Pu-239]
=
3.6mSV/年

*13
 726
kg/年
x
[100
Bq/kg
x
(1.3E-8
Sv/Bq
Cs-137
+
1.9E-8
Sv/Bq
Cs-134)
+
50
Bq/kg

x
8.0E-8
Sv/Bq
Sr-90
+
0.5
Bq/kg
x
2.4E-7
Sv/Bq
Pu-239]
=
5.3mSv/年

*14 
 830.5
 kg/年
 x
 [100
 Bq/kg
 x
 (1.3E-8
 Sv/Bq
 Cs-137
 +
 1.9E-8
 Sv/Bq
 Cs-134)
 +
 50

Bq/kg
x
2.8E-8
Sv/Bq
Sr-90
+
0.5
Bq/kg
x
2.5E-7
Sv/Bq
Pu-239]
=
3.9mSv/年

*15
 Nussbaum,
Belsey,
Köhnlein
1990;
1990 年 10 月 4 日付Strahlentelex
90-91を参照。




[付記:チェルノブイリ原発事故後の経験に基づいてなされた本提言の厳しい内容と比べると、日本政府
によって出されて来ている様々な指針・見解は、いかに放射線リスクを過小評価したものかが際立ち
ます。本提言は、3 月 20 日の時点で出されたものであり、また、日本での地域的な違いが考慮されて
いないなどの制約があるかと思いますが、内部被曝を含めた放射線リスクの見直しの一助となること
を心より願います。なお、*イタリック部分は、原文の意図を表現するため、ドイツ側関係者の了承
のもと訳者が追加したものです。


 
 この日本語訳は、呼びかけに直ちに応じてくださった以下の方々のご協力で完成したものです。心よ
りお礼申し上げます。ただし、翻訳の最終的責任は松井(英)と嘉指にあります。


 
 (敬称略・順不同)内橋華英、斎藤めいこ、佐藤温子、高雄綾子、中山智香子、本田宏、松井伸、山
本堪、brucaniro、他二名。









































 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 松井英介(岐阜環境医学研究所所長)


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 嘉指信雄(NO
DUヒロシマ・プロジェクト代表)]

放射能から身を守るために サバイバルの方法 武田先生から

2011-04-05 06:18:50 | サバイバル
武田邦彦 (中部大学) のページからの引用です。拡散引用自由にとのことです。
青地でのサブタイトル、緑強調 はブログ主の しわざです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
具体的な方法を書きます. 申し訳ありませんが、誤字脱字はご容赦ください。
・・・第二 シーベルトとかベクレルなどは忘れても・・・
シーベルトをやっと覚えたと思ったら、グレイとかベクレルなどと次々と出てきて、理解するのも計算するのも難しくなりました。でもなにしろ自分や子供の事ですから、正しく知らなければなりません。
そこで、(その2)ではシーベルトは仕方がないにしても、その他のものはすっかり忘れてもおおよそ被曝はわかるという方法まず書きます。
前の緊急情報に、原子炉から出てくる放射性物質は「ホワッーした小さい粒子で、それが風に飛んで流れてくる」と言いました。
マスク
その通りですから、ガスならマスクでは止まりませんが、小さい粒子ですから、ある程度マスクで止まるのです。
風に乗ってきますから少しずつ落ちてきますし、雨が降るとまとめて落ちてきます。浮かんでいるところや落ちるところは全く区別なくどこでも同じです。
政府からは、浮かんでいる粒子や壁に着いた粒子などからあびる放射線の値が発表されています。
チェルノブイリの例を見ますと、このように「外から被曝する量」と「粒子を口から吸って体内で被爆する量」はほとんど同じでした。
そこでもしも、政府から発表される放射線の量が1.0とすると、それと同じ量1.0をまず足します
.
・・・
次に、野菜とか牛乳等の食品からの被曝あります。これも一つ一つの汚染の値を覚える必要はありません。極端に高いものは当然のように避けるとして、あとの食品はどうしてもある程度は食べなければいけません。
そこで原理原則を覚えておきます
.
「放射線を持った粒」はどこでもかしこでも同じように降ってくるということを利用して推定することができます。
つまり、自分が被曝する量だけをほうれん草とか牛も被爆してるわけです。従って、だいたい自分が被爆した量と同じぐらいが食品から入ってくると考えていいのです。
発表値がもし1.0なら、{1+1(体内)+1(食品)=3}という事になります。
・・・
次に水ですが、基本的には水道水は、あまり放射線が高くならないはずです。これも同じ原理で考えます。
「放射線を持った粒」は、空気中にも土にも、川にも同じように降り注ぎます。ところが、「川の面積は土の面積よりもかなり小さい」ので、それを集めても小さめの値になるはずです。
ただ、水は大量に使うということもあり、無制限に水道水を飲んでいいうような場合には、やはり同じような被曝の可能性があると考えて良いでしょう。
現在のところ、このように4つの被曝の原因があります。今後、土壌とか海からのものを接種するようになれば、その分はまたプラスすることになります。
・・・
1) 簡単な計算方法(基礎)
政府の発表する「場所と放射線の量」の数値を4倍すると、自分の被曝量が判る。
・・・
次に、防御をします
.
まず、食品は放射線をあびていないものを買います。自分の住んでいる近くからとれた場合は先ほど書きましたように、自分の被曝と同じ量をプラスしなければなりませんが、日本の南、北海道、外国なら放射性物質は含まれていません。
また、3月11日に地震があり、その後、原発が壊れて放射性物質がでましたから、3月11日(厳密に言えば漏れた日にちと場所)以前のものを食べることです。産地も同じです
.
たとえば、主食系なら、コメ(昨年とれた)、アメリカからのトウモロコシ、パン(多くは外国からの小麦)、サツマイモ、ジャガイモ(多くは北海道)が良いでしょう
.
野菜は日本の南、北海道、外国のものを食べるようにします。缶詰の野菜も売っていますし、今なら冷凍物は製造年月日が古いと思います
.
肉は北海道、青森、三重、岐阜、宮崎、鹿児島など汚染と関係の無い地域からの肉や、オーストラリアの牛肉などがお勧めです。
加工食品も3月11日以前の製造年月日のものを少し確保しておくと良いでしょう。赤ちゃんのいるご家庭では、今の内に粉ミルクなどを買っておけば製造年月日が3月11日以前のものを買えると思います。
・・・
水は、飲み水をペットボトルにして、お茶でもなんでも工夫します。どうしても水道水を使わなければならない場合は、軽い被曝を覚悟します. でも水の汚れはあまり進まないと思います
.
井戸は水道より安全ですが、放射線を測定できないという決定的な弱点があります。だからあまりお勧めできません
.
・・・
2) すべて地元のものを使う人  発表値の4倍
3) マスクを掛け、食材も水も上記の注意ができる人  発表値のまま
ということになります。

もし、注意ができなければ、福島市が1時間40マイクロシーベルト、福島県東部、茨城県北部、栃木の一部、宮城の一部は10マイクロシーベルトぐらい。東京は0.5マイクロシーベルトのレベルになり、福島とその近郊はやはり危険でしょう. 東京はギリギリ大丈夫
.
もし、注意ができれば、福島市が10マイクロシーベルト、その近くが2から3マイクロシーベルト、東京が0.1から0.2マイクロシーベルトぐらいになり、福島市はダメ、近くは大人は大丈夫、東京は幼児でも大丈夫になります。
これでだいたいの見当はついたと思います
.
「国内で放射性物質の無いところ=おおよそ500キロ離れているところ」、「外国の食材」、「古い物」を捜してください。
また、追記ですが、これまでホウレンソウの放射線を測るとき、実際には出荷するホウレンソウをそのまま測定していました。ところがこの事件が起こってから、「ホウレンソウを流水でよく洗ってから測ること」という通達が政府からでて、小さめのデータがでるはずです。
このようなこともありますので、あまり細かいことを考えずに、「原理原則」で身を守った方が良いと思います
.
http://takedanet.com/2011/03/29_512f.html
(平成23年3月25日 午後9時 執筆)

元気な野菜をまた作れるか?

2011-03-21 13:25:36 | サバイバル
現在の汚染はヨードが多く、洗えば落ちます。基準値はかなり厳しいもので、サバイバル向きの値ではありません。
一度取り決めたものですから、商売するには、いまさら厳しいですけれど。”規格外”となります。国賠の対象ですね。

大丈夫だよという声が迎合的に聞こえるかもしれません。
それは言っている人が心底そう思っていないからそう聞こえるのでしょう。テレビを見ていてもなんだかそういう感じは否めません。

私は年も食ったし、自分なら値段が安けりゃ(けちです)ありがたく食べそうです。

大事な話にもどります。

仮に少し汚染しても
元気な野菜をまた作れるか?
 はい。汚染土壌からでも表土の10cmを削ればできる。トラクターがたくさん要るな。日本に耕運機やトラクターの会社があったね。

福島・北茨城再生のプランを作らなければいけません。

その前にリアクターの安定ですね。火災で粉塵がこれ以上飛ばないように。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オリジナル作成者:
カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)
物理学科Ben Monreal 教授
翻訳者:
http://online.itp.ucsb.edu/online/plecture/bmonreal11/
オリジナル著作とMonreal教授によるセミナー講演(英語、3月16日)は
野尻美保子(高エネルギー加速器研究機構/東京大学IPMU)
久世正弘(東京工業大学理工学研究科)
前野昌弘(琉球大学理学部)
衛藤稔・石井貴昭・橋本幸士(理化学研究所仁科加速器研究センター)
翻訳の許可をオリジナル作成者よりいただいています.
このファイルを用いる前に、必ず
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/
で最新の訳注を見て下さい。また、配布時はこのファイルそのものや
ファイルのアドレスでなく上記の格納場所のアドレスを転送してください。

ガイガーカウンターを自分で作ろう

2011-03-17 07:57:23 | サバイバル
ガイガーカウンター
GM計数計
サーベイメーター
などいろいろな呼称があります

ガイガーカウンター、GM計数器は中性子を測定しませんが、サバイバルには役に立ちますね。
そこでそのつくりかた。簡単ですよ。

http://www.ngk.co.jp/site/no18/exam.htm
ここをご覧ください。


ーーー
解説:GMは、1928年にガイガーとミュラーが作った簡単な構造の放射線測定器でガイガー・ミュラー計数管の略語であり、サーベイメータとは、携帯用の測定器を意味する。
原理は、円筒電極の中に細い中心電極を張った二極管に、Ar、He等の不活性気体と少量のアルコールまたはハロゲンガスを封入し、両極間に高電圧をかけておくと、放射線が管内に入射したときに、生成したイオンが引き金になって放電が起る。したがって一定時間内の放電(パルス)の回数を数えることによって放射線の強さを測定することができる。
特にベータ線の測定に用いられ、物質表面の放射能汚染測定に用いられる。
ベータ線感度はよいがエネルギーによる弁別はできない。(ガンマ線も測定できるが感度はシンチレーション検出器よりも低い):Weblioより


あと再臨界についてのべます。



ヨードの投与

2011-03-17 07:14:44 | サバイバル
2011-03-16 09:11:56 | 日記コピーペーストです。
http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/interna_heal_j/isotope.html
から


原子力事故時におけるヨウ素剤予防投与の実施体制の概要

山下俊一
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はじめに

 1999年9月30日、全く予期せずに起きた東海村JCO臨界事故は、原子力産業の安全確保と緊急被ばく対策問題について警鐘を鳴らした。更に2001年9月15日のニューヨーク世界貿易センター等に対する同時多発テロ事件は世界中を震撼させたが、同時に核テロの可能性を誰もが身近に感じる契機となった。まさに世界はいつどこでも放射線被ばく事故や事件に遭遇する危険と隣り合わせの原子力時代だと再認識される。
 我が国ではJCO事故以降、原子力災害対策特別措置法が制定され、事故想定に基く対策が関係省庁内で協議され、安全確保の考え方として防災指針へ反映されている。しかし、『原子力』即危険という一般人の危惧は払拭されにくく、『原発事故』即ヨウ素剤服用というその過信的かつ短絡的な考えが蔓延しているのも事実である。その一例として事故対策としてルゴールなどのうがい薬の服用を推奨する誤った記載などがある。
 今回は、従来の原子力発電所等周辺防災対策専門部会が平成13年6月に再編されたのを受け、新たに原子力施設等防災専門部会が設置され、さらにその中に被ばく医療分科会、そしてヨウ素剤検討会が設けられそれぞれの中で審議を重ね、2002年4月末の原子力安全委員会で承認され、防災指針に『安定ヨウ素剤の予防服用』として反映されたので、体制作りの指針となるその内容について概説する。

1.ヨウ素剤検討会の審議内容の主な柱

 甲状腺への放射線の影響は、通常起こる『外部被ばく』による場合と原子力災害時に直接甲状腺に取り込まれた放射性ヨウ素の『内部被ばく』による場合とがある。原則として安定ヨウ素剤の予防服用は、放射性ヨウ素の内部被ばくに対してのみ有効である。すなわち甲状腺への放射性ヨウ素の被ばく量をあらかじめ低減、阻止することで将来にわたり引き起こされる放射線誘発甲状腺がんのリスクを回避する為の予防策である。しかし、大量ヨウ素剤の予防服用効果が必ずしも善、あるいは有効ではないことへの注意を喚起する必要がある。本検討会では、特にチェルノブイリ原発事故後の対応を中心に、内部被ばくの対策を議論してきたが、最も放射線の影響を受ける新生児や乳幼児へのヨウ素剤の服用対策は、慎重の上にも慎重な準備が必要である。そのことは従来の日本の現状では全く考慮されていなかった為、以下の流れの中で審議が行われた。

(1) 安定ヨウ素剤の効果及び副作用
(2) 放射線被ばく時年齢と甲状腺がんとの関係
(3) 安定ヨウ素剤に係る防護対策を開始するための線量
(4) 安定ヨウ素剤の服用対象及び服用方法

 等について医学的見地から検討し、甲状腺の内部被ばくに対する安定ヨウ素剤の予防的な服用をリスク・ベニフィットバランスの考え方から防護対策の一つとして位置付けた。さらに議論の進め方として、放射線の甲状腺への外部被ばくの影響についても考慮し、広島、長崎の原爆被爆者のデータや世界の放射線被ばくの人体影響についての報告から総合評価し、この外部被ばくの甲状腺への問題を慎重に協議した。このことは外部被ばくが、放射性ヨウ素の甲状腺への内部被ばくに比べて、放射線の影響を厳しく評価することを考慮したものである。最後に実効性の面から国内の現状を十分考慮し、既存の防災対策の活用と同時に、今まで弱者、すなわちこの場合は新生児から小児にいたる年齢層への優先的なヨウ素剤予防服用の必要性を提言し、一方では40歳以上の放射線内部被ばく者に対するヨウ素剤服用の不必要性を明確にした。しかし、被ばく線量の予測から行われる避難や退避など他の総合的な防災計画と照合し、この安定ヨウ素剤予防服用についての実効面からは更なる検討が必要である。

2.防護対策の基本的な考え方

放射性ヨウ素による甲状腺の内部被ばくに対する防護対策については、原子力災害時に放出された放射性ヨウ素の吸入による甲状腺への影響が著しいと予測された場合、災害対策本部の判断により、屋内退避や避難の防護対策とともに安定ヨウ素剤を予防的に服用することとしている。その中でも被ばく後の甲状腺がんの発生確率は、被ばく時年齢で異なり、乳幼児の被ばく者で増加するが、40歳以上では増加しないため、年齢に応じて、安定ヨウ素剤の服用対象を定めている。ヨウ素剤の服用による副作用は稀ではあるが、副作用を可能な限り低減させるため、年齢に応じた服用量を定めるとともに、服用回数は原則1回とし、連用はできる限り避けることとしている。あらかじめ各家庭にヨウ素剤を事前配布しない理由は、乳幼児への水溶液調整問題は医薬品としての管理が必要な点であり同時に、生命に危険を及ぼす重篤な副作用のおそれがある者には、安定ヨウ素剤を禁忌とし避難を優先させる必要がある為などである。その禁忌対象疾患をヨウ素過敏症の既往歴のある者、造影剤過敏症の既往歴のある者、低補体性血管炎の既往歴のある者又は治療中の者、ジューリン疱疹状皮膚炎の既往歴のある者又は治療中の者に限定した。一方防災業務関係者については、その防災業務の内容、甲状腺がんと甲状腺機能低下症の発生リスクを考え合わせ、安定ヨウ素剤を予防的に服用することを提言している。

3.ヨウ素剤服用のタイミング

以上の原則に従い、安定ヨウ素剤予防服用に係る防護対策は、甲状腺が放射性ヨウ素で被ばくする前に迅速に服用を開始し、適切な対応をする必要がある。このため、防護対策を開始するための線量のめやすを『指標』として定め、退避や避難等の他の防護対策とともに、より実効性のあるものとしておく必要がある。はじめに国際機関であるIAEAやWHOの示す勧告について検討を重ねた。IAEAでは、実効性の理由から、安定ヨウ素剤予防服用に関して、介入レベルとして回避可能な放射線による甲状腺の被ばく線量100 mGyを、対象者の年齢に関係なく推奨している。この「回避可能な放射線による甲状腺の被ばく線量」は、防護措置を行わなかった場合に予測される被ばく線量から、防護措置を行った後に予測される被ばく線量を差し引くことにより表される。例えば、防護措置を行わなかった場合に予測される被ばく線量が100 mGyとした場合、防護措置として安定ヨウ素剤を放射性ヨウ素の体内摂取前又は直後に服用すると、甲状腺への集積を90%以上抑制できるので、甲状腺の被ばく線量を90mGy以上回避することが可能となる。さらに各国の安定ヨウ素剤服用に係る介入レベル等は、IAEAが推奨している安定ヨウ素剤予防服用の包括的介入レベルである回避可能な放射線による甲状腺の被ばく線量100 mGyを考慮して、各国の実状に合わせて提案されている(参考資料I)。最近のWHOによるガイドラインでは、チェルノブイリ事故による若年者の健康影響調査の結果を踏まえて、若年者に対する服用決定に関してIAEAの包括的介入レベル100 mGyの10分の1である10 mGyを推奨し、19歳以上40歳未満の者については、100 mGyを推奨しているが、二重スタンダードの問題以上にヨウ素欠乏の地域での原発事故対策とソ連時代の混乱と秘密の中での線量測定、並びにその後の複雑な計算式による集団被ばく線量評価問題、さらに低線量被ばくの実態が科学的にも解明されていない現状では、いたずらに混乱を引き起こす小児甲状腺被ばく予測線量10mGyは採用する根拠が乏しく、実効性にも問題があることなどから総合的に判断し、我が国ではIAEAの勧告を支持する結論に到っている。
さらに重要な点は、安定ヨウ素剤予防服用を開始するための指標としては、屋内退避及び避難等に関する指標として、我が国の防護対策として既に提案さている小児甲状腺等価線量の予測線量を用いることとしている。この場合予測線量とは、放射性ヨウ素の放出期間中、屋外に居続け、なんらの措置も講じなければ受けると予測される線量のことである。したがって、この予測線量は、防護対策を講じられた個々の周辺住民等が実際に受けるであろう甲状腺等価線量を、相当程度上回るもの、また、回避可能な線量より高い線量の被ばくを回避できるものと考えられる。さらに、IAEA SS-109で用いられた計算の方法で、安定ヨウ素剤の服用における防護上の介入レベルを試算すると、放射性ヨウ素の吸入による甲状腺被ばくが、50 mGy以上の時に、安定ヨウ素剤を服用すると、副作用のリスクを上回り有益となることも参考とした。この50mGyは、外部被ばくに対する試算結果であり、内部被ばくに比べ厳しいもの(介入レベルとしてより低い線量となる。)である。
これらの検討を踏まえ、我が国における安定ヨウ素剤予防服用に係る防護対策の指標として、年齢に関係なく全ての対象者に対し、放射性ヨウ素による小児甲状腺等価線量の予測線量100 mSvを提案する。

4.実際の安定ヨウ素剤予防服用に当たっての注意点

年齢別の服用量の問題についてはポーランドの事例やWHO,IAEAの勧告を重視したが、すでに我が国が食事中の日常ヨウ素摂取が豊かな状況にあることも考慮し、十分過剰飽和の成人量30mgヨウ素を基準に下記の用量を決定した。

(1)  安定ヨウ素剤予防服用に係る防護対策の指標
全ての対象者に対し、放射性ヨウ素による小児甲状腺等価線量の予測線量100mSv とする。

(2)  服用対象者
40歳未満を対象とする。
ただし、以下の者には安定ヨウ素剤を服用させないよう配慮する。ヨウ素過敏症の既往歴のある者、造影剤過敏症の既往歴のある者、低補体性血管炎の既往歴のある者又は治療中の者、ジューリン疱疹状皮膚炎の既往歴のある者又は治療中の者。

(3)  服用回数
1回/1日を原則とする。
なお、2日目の服用を考慮しなければならない状況では、避難を優先させること。

(4)  服用量及び服用方法
以下の表に示す。
対象者 ヨウ素量 ヨウ化カリウム量
新生児 (注1) 12.5 mg 16.3 mg
生後1ヶ月以上3歳未満 (注1) 25 mg 32.5 mg
3歳以上13歳未満 (注2) 38 mg 50 mg
13歳以上40歳未満 (注3) 76 mg 100 mg

(注1) 新生児、生後1ヶ月以上3歳未満の対象者の服用に当たっては、医薬品ヨウ化カリウムの原薬(粉末)を水(滅菌蒸留水、精製水又は注射用水)に溶解し、シロップを適当量添加したものを用いることが現時点では、適当である。

(注2) 3歳以上13歳未満の対象者の服用に当たっては、3歳以上7歳未満の対象者の服用は、医薬品ヨウ化カリウムの原薬(粉末)を水(滅菌蒸留水、精製水又は注射用水)に溶解し、シロップを適当量添加したものを用いることが現時点では、適当である。また、7歳以上13歳未満の服用に当たっては、医薬品ヨウ化カリウムの丸薬1丸(ヨウ素量38mg、ヨウ化カリウム量50mg)を用いることが適当である。

(注3) 13歳以上40歳未満の対象者の服用に当たっては、医薬品ヨウ化カリウムの丸薬2丸(ヨウ素量76mg、ヨウ化カリウム量100mg)を用いることが適当である。

(注4) なお、医薬品ヨウ化カリウムの製剤の実際の服用に当たっては、就学年齢を考慮すると、7歳以上13歳未満の対象者は、概ね小学生に、13歳以上の対象者は、中学生以上に該当することから、緊急時における迅速な対応のために、小学1年~6年生までの児童に対して一律、医薬品ヨウ化カリウムの丸薬1丸、中学1年以上に対して一律、医薬品ヨウ化カリウムの丸薬2丸を採用することで支障はない。また、7歳以上であっても丸薬を服用できない者がいることに配慮する必要がある。

(注5) 40歳以上については、放射性ヨウ素による被ばくによる甲状腺がん等の発生確率が増加しないため、安定ヨウ素剤を服用する必要はない。

(注6) 医薬品ヨウ化カリウム、滅菌蒸留水、精製水、注射用水、シロップ等は、原子力災害時に備え、あらかじめ準備し、的確に管理するとともに、それらを使用できる期限について注意する。

おわりに

今回の安定ヨウ素剤予防服用に関する報告書は、原子力災害時における、放射性ヨウ素による甲状腺への内部被ばくを予防するための安定ヨウ素剤服用の必要性と有用性について、医学的見地から検討したものであり、すでに防災指針の改訂に組み込まれている。
最も重要な点は、安定ヨウ素剤服用の措置については、新生児や乳幼児を最優先とすべきであり、同時に副作用の問題などが軽視されることなく、いたずらにヨウ素万能薬という誤解や偏見を払拭させる為の普段からの正しい知識の啓蒙や防災訓練時のあり方を提言していることである。
本報告書では、安定ヨウ素剤予防服用に係る考え方についての基本的な枠組みを示したが、その内容を具体的に実効性のあるものとするためには、数多くのハードルが存在する。特に自治体における各々の実情を踏まえた、安定ヨウ素剤予防服用に係る実効性の検討が必要であると同時に、周辺住民、防災業務関係者、医療関係者などへの情報伝達と具体的なマニュアルの作成などが今後必要である。
(日本アイソトープ協会 Isotope News 2002年7月号p10-14)