隣接する老人ホーム老人達と保育園の園児達がギクシャクした関係から徐々に理解し合っていくのだが、後半はいいテンポで読めるのだが、そこに至るまでは少々忍耐が必要なくらい前半がもたついている。
私の母も施設にいるので母を思い浮かべながら読んでいった。どうしようもなく老いていく身体への悲しみと、踏みとどまる魂の……なんて深読みする本でもないのだけれど、私もそうした年になったら、出来れば憎めない、ちょっとHなじいさんになりたいなと思う。
私の母も施設にいるので母を思い浮かべながら読んでいった。どうしようもなく老いていく身体への悲しみと、踏みとどまる魂の……なんて深読みする本でもないのだけれど、私もそうした年になったら、出来れば憎めない、ちょっとHなじいさんになりたいなと思う。
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