22日(金)
嘉島町のかって同僚だった先生の自宅が崩壊したことを新聞で知って、お見舞いと片付けに行った。自宅を改装して障害児の放課後預かりをされていたが、自宅は完全に1階が崩壊して手が付けられない状態になってしまっていた。こうした時だからこそ早く再開して子どもたちの居場所を作りたいと、近くの親戚の家へ引っ越しの途中だった。そこで荷物運びや片付けの手伝いをした。建物はしっかりしていたが、敷地の至る所で液状化が起きて、敷地と道路などに大きな段差ができていた。水が出ないことは本当に大変なことだ。一日も早い日常化を目指して次へ進んでいこうとしている姿に感動した。学校はいつ再開するか未定なのが歯がゆい。
23日(土)
各家庭に5月9日までの休校延長や休み中の家庭訪問や通学路確認の連絡を全家庭にとった。県外に避難したり、車中泊の生徒も多い。避難所でボランティアをしている生徒もいた。
24日(日)
グループホームに入所している母に会いに行く。実家の墓にお参りに行くと墓誌が倒れかかっていた。自宅近くの墓は軒並み倒れていたので心配していたが一安心。自宅の水道は出るようになったが、蛇口からは泥水が出ている。飲料水が乏しくなっていたので岳間まで水を汲みに行く。水があることは本当にありがたい。ニナたちも久しぶりに余震の感じられない場所で楽しそう。
25日(月)~28日(木)
生徒の家庭訪問、久しぶりに生徒に会えると元気が出る。生徒たちが同士で遊ぶことは少ないようだが、その分ラインで情報交換していて、ラインのやりとりでのトラブルも多くなっている。
29日(金)
地区の納屋が崩壊しているので、片付けのボランティアに行った。20人ほどで取りかかると半日で更地にすることができた。牧場用のローダーが大活躍。
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