ある昼の情景

中庭の桜が散り始めました。風が吹くたびに吹雪みたいに降り注ぎ、床につもった花びらがさざ波のように動く様は毎年の事ながら見とれてしまいます。昼食を食べている子どもたちが教室から出てくる前のわずかな異空間です。
小屋の池にも花びらが積もって、わずかに顔を出していると二人きりの時間・・・っていつも口に歯ブラシをくわえたままブランコに腰掛けて脳を休めています