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石丸幹二コンサート2018

2018-04-19 21:37:28 | ミュージカル・舞台

というわけで、昨日行ってまいりました石丸幹二さんのソロコンサートの感想を少し。
もう一度セットリストを貼っておきます。



場所は東急Bunkamuraオーチャードホール。同ホールでのソロコンサートは、約2年前のデビュー25周年オーケストラコンサート以来です。
2年前は東京フィルハーモニー交響楽団との共演で、フルオーケストラと同じステージ上でのコンサートでしたが、「再始動10周年」に当たる今年はバンド形式。今や盟友とも言うべきギタリスト吉田次郎さんを音楽監督に迎えてのステージでした。

まず「サマータイム」でサックスを披露。今回は銀の「プラテーロ号」ではなくて、その前に愛用していたソプラノサックスでの演奏でした。
続く「ヴィルコンメン」(キャバレー)はもはやコンサートオープニングの定番となりつつあります。同じ『キャバレー』から「僕の目で見たら」へ繋げるという構成も、また「蜘蛛女のキス」(同題ミュージカル)「サークル・オブ・ライフ」(ライオン・キング)も、最新アルバム『My Favorite Songs』に基づく選曲。「メモリー」(キャッツ)をコンサートで歌うのは初めてというのは意外でした。TVの歌番組ではよく歌っていらっしゃるので……

My Favorite Songs
クリエーター情報なし
SMJ


この後、アコースティック・コンサートやバースデイライブなどではおなじみの曲が続きます。「You Raise Me Up」はいつもとは歌詞を変えていましたが、語りかけるような歌い方と相まって心に届く一曲となりました。

前半は服装も黒スーツ姿で、ナンバーも比較的オーソドックスな選曲・構成でしたが、後半は赤スーツでヘアスタイルもちょっと変えて、様々な新機軸に挑戦していました。
スティングの「Englishman in New York」は昨年夏のバースデイライブが初披露だったようです。「愛してるなんてもう言わないでよ」はNHKの【ラジオ深夜便】のために【いきものがかり】の水野良樹さんが書き下ろしてくれた曲。自分は生で聴くのは今回が初めてでした。
続く日本の歌メドレーは坂本九さんの歌で有名な二曲に挟まれる形で、武満徹、滝廉太郎、山田耕筰という日本を代表する作曲家たちの名曲。それぞれ面白い編曲がされていて、特に「荒城の月」にはびっくり!これらの編曲も吉田次郎さんによるものです。編曲されても日本語歌詞の美しさは変わらず、いつも石丸さんが「日本語を大事にして歌いたい」と語っている言葉通り丁寧な歌唱が(もう一度この言葉を使いますが)心に届きます。
「見果てぬ夢」はクリヤさんのピアノに乗せて。これもよく歌っている印象がありますが、もしかして将来石丸さんが『ラ・マンチャの男』を演じることもあり得るかも……と思いました。
「Mr.Bojangles」は、昨年のアコースティック・コンサートで初めて聴きました。「語り歌」と石丸さんはおっしゃっていましたが、ひとり芝居かミュージカルの一場面のようで引き込まれ、聴き入ってしまいます。
そして「時が来た」(ジキル&ハイド)。本公演の舞台でもそれ以外でも何度も聞いている曲ですが、ここに到って、ああ、よく知ってる「石丸幹二」さんだ!と感動しました。照明がハイドカラーだったことに不安を覚える間もなく(笑)歌い出した瞬間そこにはジキル博士が「降りて」来て、本公演での歌唱では上げていなかった個所も上げの全開歌唱。これだけの声量とクオリティで歌いながら、歌い終わった後の言葉が「気持ち良かった」って……やっぱりすごい人です。
そしてラストの「マイウェイ」。これもコンサートの定番曲ですが、昨夜は歌にはいる前に「最近サックスだけじゃなく、次郎さんにギターも教わっているんです」というようなことをちょっと恥ずかしそうにおっしゃって、少しだけご披露してくれました。弾き終えた後の「できたー!」という声と表情がまた可愛かったです。ええ、いちいち絵文字をつけたくなるくらいに その後、改めていつも通りサックス演奏付きマイウェイで締め。

とにかく歌が素晴らしいのはもちろん、全体を通して楽しそうで可愛らしかったです。バックバンドと言うより選りすぐりのミュージシャンの皆さんとセッションできるのが嬉しくて堪らない感じ。根っから音楽が好きで、また音楽に愛されている人なのですね。
可愛さと言えば、「そこでシンとしないでくださいよ。皆さん楽しんでますかー?」とか、後半の途中で上着を脱いで「暑いので、ちょっとこれ脱ぎます。いや、このシャツを見せたいわけじゃないです。本当に暑くて」とか、その他にもいろいろと

いったん皆さん引っ込んでからのアンコールは、『ラ・カージュ・オ・フォール』より「今この時」。客席もオール・スタンディング・オベーションの手拍子で大いに盛り上がりました。先日観た市村さん&鹿賀さんの舞台のそのシーンも脳裏に去来し、二重に楽しかったです。
これを言うと怒られるかもしれませんが、ラ・カージュもいずれ石丸さんが演じる日が来るかも……と思いました(しかしどちらの役を?)
そして最後の最後の引っ込みで投げキッス!ありがとうございました。

まだ書き足りないことや書きもらしは多々あると思いますが、とりあえずこれで。
女性客の占める割合が90%くらいの石丸さんコンサート、今回は男性もけっこういらしゃった印象です。終演後、CDを購入した人対象のサイン会が行われたのですが(家族は参加。わたくしは遠巻きに見ているだけでした)そこにも男の人がちらほらと……舞台やドラマだけでなく、『題名のない音楽会』効果もあるのかも、と思いました。
平日夜の公演だったため、遅い時間帯でも帰りの電車は混んでいて、杖をつきながら立ちっぱなしでしたが、不思議なことに疲れを感じませんでした。精神的に高ぶっているだけでなく、本当に身体も元気だったのです。アドレナリンすごい!幹二さんすごい!やはり良い舞台、良いステージ、良いパフォーマンス、良い音楽は百薬の長ですね。

下に、長野公演および東京公演後の石丸幹二さんのツイートを貼っておきます。このたびのバンドメンバー、そして衣装もご確認ください。




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