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韓国ドラマ「トライアングル」あらすじと感想、兄弟愛に涙・・・

2015-10-02 | 韓ドラ た行、つてと
韓国ドラマ「トライアングル」あらすじと感想、最終回。
今までトップアイドル歌手としてのジェジュンは演技力の面で良い評価を
得ることが出来ませんでしたが、本作の彼は今までとは確実に異なる面を
演じきり、力を抜いた自然な演技が素晴らしかったです。
序盤から女心をつかむ魅力ある人物を演じ、濃厚なラブシーンにはドキッと
しましたが不倫がバレてパンツ一丁でいきなり逃げまわる姿はもっと衝撃的
でした。。。。。これって「ファンサービス」なのかしら?  なんて? 
思ったりもしましたが・・・そんな、ジェジュンに思わず釘づけ! (笑)

本作は生き別れになった三兄弟の数奇な運命を中心に、カジノを巡る警察と
裏社会、またそれに関連する大企業の駆け引きなどが描かれたドラマです。
刑事のドンス(イ・ボムス)には生き別れになった二人の弟がいます。
それから20数年後、お互いに兄弟とは気づかずに3人は再会します。
ドンス(イ・ボムス)は刑事になりますが、次男ヨンダル(ジェジュン)は
冴えないチンピラにそして一番下の弟ヤンハ(イム・シワン)は財閥の
御曹司になっていました。
刑事になったドンス(イ・ボムス)はチンピラのヨンダル(ジェジュン)に
警察の情報源になるようなスパイになることを提案します。
なぜかドンス(イ・ボムス)はヨンダル(ジェジュン)に親しみを感じます。
ヨンダルを信頼したドンスは一緒にお酒を飲みながら「お前はもう私の家族だ」
と言いますががヨンダルは「何が家族だ」と言ってため息をつくのです。
ところが二人は次第に打ち解けていき、兄弟とは知らずに親交を深めていく
様子には早く兄弟と気付いてほしい思いでちょっとウルウルします・・・
また一方、三男のヤンハ(イム・シワン)は同じ女性ジョンヒ(ペク・ジニ)
に想いを寄せるヨンダル(ジェジュン)といがみ合うようになり恋のライバル
としての敵対心が半端ではありません。

幼いころユン会長の養子となったヤンハ(イム・シワン)は何不自由なく
育ちますが、自分が養子だったという養父からの恐怖心に常に怯えて暮らす
可愛そうなヤンハです。家族の記憶が1つもないのでほかの誰よりも一番
家族の愛に飢えていると思います。彼の冷徹さはこの満たされない愛から
来るものだと思いますが、イム・シワン君演じるヤンハの抑えたクールな
演技は絶賛です。冷たい表情には恐いものがあり危険な男を感じます。
ところがそんなヤンハ(イム・シワン)の心を満たしてくれた女性ジョンヒ
をヨンダル(ジェジュン)に取られしまうのですからその仕返しは相当な
もので、ヨンダルとドンスはヤンハ(イム・シワン)の罠にかかり二人は
刑務所に送られるという不運にあいます。
その三男のヤンハ(イム・シワン)の義父であるユン会長(キム・ビョンギ)は
兄弟の父親ジョングクを殺した張本人なんですが、ユン会長はヤンハが父親
ジョングクの子供と知り養子にしたのかしら・・・??
ふと気になってしまうのですが、自分の本当の父親を殺したユン会長に期待
されながら育ったことを知ったときのヤンハを考えると不憫で哀れになって
しまいます・・・(涙)  むごいですよね・・・





後半、刑務所から出所したヨンダル(ジェジュン)はジョンヒ(ペク・ジニ)
に会いにいきます。
「なんで連絡くれなかったの?」と言うジョンヒにヨンダルは「実は悩んで
いたんです。会っていいのか自信がなかった。」「私はヨンダルさんを
待っていたのに・・・部屋もそのままにして待っていた自分が悔しいわ」と
去って行くジョンヒをそっと抱きしめるヨンダルの優しい仕草にもう~
メロメロです!彼の想いを込めた愛情たっぷりのハグシーンが超~良かった。
これで二人の距離が近づいた感じです!

そして後半過ぎ、ヨンダル(ジェジュン)が、ついに自分の兄の存在を
知ることになります。
ヨンダル(ジェジュン)はシネ(オ・ヨンス)に会い、自分の失った記憶を
取り戻すことが出来ました。自分の本当の名前がドンチョルであることも、
弟の名前がドンウであることも知ります。
これを聞いたシネはヨンダル(ジェジュン)をドンス(イ・ボムス)がいた
孤児院に連れて行き、ヨンダルに「ドンスがあなたの兄さんよ」と
教えます。すぐにドンスに電話するヨンダルでしたが、その時ドンスは
コ・ボクテの部下によってお腹を刺される重傷を負い病院で緊急手術を
しますが意識不明の重体になります。やっと兄に出会えると思っていた
ヨンダルはコ・ボクテを呼び出し「お前が殺したチャン・ジョングクは俺の
父親でチャン・ドンスは俺の兄だ」と言って殴りはじめますがそれをシネと
警察の仲間が止めに入り、コ・ボクテはチャン・ドンス殺人容疑の疑いで
逮捕されます。
ヨンダルにとって兄のドンスはまだ何も知らないわけですから、コ・ボクテ
に対する怒りは相当なものでしょう・・・
ところが証拠がないため、すぐに保釈されるコ・ボクテ・・・
そしてヨンダルは「ごめん。すべてを知った俺はあいつらを絶対許せない。」と
父と兄の復讐のためにジョンヒと別れる決心をします。(涙)。。。

その後、刑務所で知り合ったクリームパンのおじいさんで闇金融業者
アン・チャンボンに助けられ、ヨンダル(ジェジュン)はユン会長とヤンハの
テジョンカジノの理事に就任し復讐をはじめていきます。もちろん敵は多い
ですが今までの冴えないチンピラを捨てて、これからグッと人間的に大人に
成長したジェジュンが見られそうです!!
チンピラから思わず見とれてしまうジェジュンに変身ですが、衣装のスーツが
イマイチ、あか抜けない野暮ったさがあり不満~(笑)背景が田舎だから?
そして本当の弟だと知らず常に敵対するヤンハ(イム・シワン)に「お前の
ような育ちのいい奴が俺のようなクズを陥れるような卑怯なことはするな。
恥ずかしくないのか?」と忠告するヨンダル(ジェジュン)です・・・
実の兄弟なのに残酷な運命ですね・・・





その後、ヨンダンの天才的な才能を見込んだクリームパンのおじいさん
アン・チャンボンはヨンダルに「お前にカジノについて何でも教えてくれる
個人教師の先生をつけてやる」と言ってラスベガスのカジノで長い間
働いていたピーター・ムーンという人物を紹介されます。
ヤンハに勝つためにはしっかり準備しなければいけないヨンダルの
猛勉強がここからはじまるのです。

そしてシネ(オ・ヨンス)から兄のドンスが意識を取り戻したとの連絡を受けた
ヨンダルは病院に駆けつけます。見つめ合う二人は「ドンチョル」、「ヒョン」
と呼び合い過去を思い出しながら抱き合います。もうこのシーンは今までの
悲しさと苦労がすべて喜びにかわる温かい抱擁で涙、涙の素敵なシーンでした。
ついに再会した長男のドンスと次男のヨンダルでしたが、三男のヤンハにも
早くこの喜びを分けてあげたいですねぇ・・・
またこの16話はジェジュンにとって兄との再会と自分たちを捨てた母親との
再会もあり、自分が大きく変わる人生のターニングポイントになった
16話でしょう?!

その後、ドンスの一番下の弟の行方を追っていたシネ(オ・ヨンス)は、
ジョンヒの祖母を訪ね、その会話からヤンハ(イム・シワン)がドンスの末の弟
だということに気がつきます。そしてドンスにヤンハが弟だと伝えますが、
ドンスは、「まさか自分が殺した男の息子を養子にはしないだろう」と
言いますが、シネは「知らないで養子にした可能性もあるでしょう」と話し
ユン会長の部下であるキム専務が養子縁組に関わっている可能性があると伝え
ドンスは弟たちが敵対していることに強い衝撃を受けます。
また何も知らない弟のヨンダルは敵対していたヤンハを「テジョンカジノから
追い出したよ。後は弟のドンウを捜せばいいね。」と兄のドンスを喜ばすの
ですが、これに対して兄のドンスはため息をしながら「ドンウを捜したよ。
ユン・ヤンハがドンウなんだ。ユン会長がドンウを養子として迎え入れて
育てたんだよ」と話します。ヤンハと激しく対立してきたヨンダルは兄の
話しに大きな衝撃を受け、一人になって ヨンダルは泣き崩れるのですが、
またその泣き崩れる倒れ方がカッコいいから参ります・・・(笑)21話

その後、ヨンダルはヤンハに出生の秘密を打ち明け、「お前はユン会長に
利用されている。」と忠告しますが、ヤンハは「お前が僕の実の兄だと
しても、僕にとっては父(ユン会長)との関係の方が大事なんだ。」「お前が
僕と父にやったことは絶対に許せない」と言って、兄ヨンダルとの関係を
否定するのです・・・
ヨンダルは「馬鹿なことを言うな。お前の父親が俺にどんなことをしたか
分かっていてそんなことを言うのか? お前の父はユン・テジュンではなく
チャン・ジョングクだ。ユン・テジュンが殺したチャン・ジョングクだ」と
叱るように言い聞かせるのですが、それでもヤンハは「僕とは関係のない
人だ。」「僕の名前はユン・ヤンハだ。ドンウ、その名前で呼ぶな!」と
怒り逆上するのです・・・
実の兄二人をなかなか受け入れることができないヤンハですが、それだけ
心の傷が大きくて素直になれるまでの準備が必要なんでしょう・・・
その後も実兄と決して認めないヤンハにヨンダルは胸を痛めるのですが、その
切なく苦しい感情を演じるジェジュンの姿に涙が溢れます・・・

最終回、ヨンダルの策略ですべてを失い会社が倒産したコ・ボクテは、これに
対する復讐としてヨンダルの弟ヤンハの命を狙います。
そのことを知ったヨンダルとドンスはヤンハを助けにいきますが、間に合わず
ヤンハはコ・ボクテの部下たちに刺されてしまいます。
ヨンダルはヤンハを抱きしめますが、「ごめん、ヒョン、もっと早くにヒョンと
言わなければならなかったのに・・・」とはじめて自分の気持ちを伝えます。
そして「ユン会長が俺を育ててくれた方です。父親を二度失いたくはない。
兄さん、もうこれで終わりに・・・」と言って息を引き取ります・・・

そして最後まで自分の欲を捨てられないユン会長に対してヨンダルは
亡くなったヤンハのためにヤンハが残したカジノの不正を記録した資料を
使わずに、それぞれ自らが破滅するように追い込むのです。
その結果、ヒョン・ピルサンはユン会長の秘密資金ファイルを検察に渡し、
逮捕されたコ・ボクテはユン会長が自分にチャン・ドンスを殺せと指示した
録音を警察に引き渡します。
そして警察がユン会長を逮捕しにきましたが、ユン会長は静かに金庫を開けて
ピストルを取り出し自らの手で自殺を図ります。

その後、ヨンダルはテジョンカジノの新代表理事に就任し、ディーラーの
ジョンヒ(ペク・ジニ)と幸せなHappyendを迎えました。
本作のジェジュンは切なく静かに流す涙と実の兄ドンス(イ・ボムス)と
再会して嗚咽する演技、また一番下の弟の再会など、次々と変化していく
過程を表情豊かに表現し、悲哀のこもる演技が素晴らしかったです。
一段とパワーアップしたジェジュンの演技力に視聴者も満足のいくドラマ
になったと思います。きっとジェジュンにとって良い転換期となった
作品になったことでしょう。
ジェジュンが入隊して半年が過ぎました・・・
たくさんのものを自分の力に変えて、
除隊後、更なる成長を遂げた彼を見届けるのも
楽しみの1つです。
早く、帰ってきて~~~!!











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