KHAOS

たま~に吠えます!たま~に鳴きます!何を書くかは、その日の出来事次第!(それは皆一緒!って突っ込まないw)

カオス新聞~記者タナ

2009年12月08日 22時10分59秒 | 
 『長島の海洋生物』
 僕たちは先日、上関原発の事を勉強しに上関の長島に行ってきました。そこで、「長島の自然を守る会」代表の高島美登里さんと、日本写真家協会の森住卓さん達と一緒に長島を周りました。長島は瀬戸内海で最も海が綺麗な場所で透明度が約15mになることもあるほどの、瀬戸内海屈指の美しい海域です。「2002年5月に原発予定地である長島・田ノ浦で行われた生物調査では、学術的に重要な位置を占めるカクメイ科の貝や、ヤシマイシン近似種2個体また、ウミウシなどの新種が新たに発見されたそうです。脊索動物のナメクジウオも天然記念物指定地である愛知県蒲群市大島・広島三原市有龍島ではほぼ絶滅しましたが、長島海域には多数生息しているそうです。」(長島を守る会 ホームページから)そういうことを教わり僕達は砂浜に行きました。そこで僕は砂浜の石をたくさんはぐると貝や蟹、イソギンチャクなどたくさんの生き物達に出会いました。その中には、カンブリア紀(5億4200万年前~約4億8800万年前)から生息しているといわれているカサシャミセンという腕足類の生物がいました。そのカサシャミセンは「幻の生き物」と言われていたらしくあまり見られなく珍しいものだと高島先生がおっしゃっていました。その他に、巨大なゴカイの巣、ウニやゴカイ、ウミウシ、カモガイ、エビ、ニナガイ、ヒザラガイ、など多数の生物と出会いました。あんなにたくさんの生物と出会える長島周辺は貴重な場所だと思います。しかし・・・その長島には原発が建つ予定だそうです。もし原発が出来るとしたら、そこにいる生き物が生きられなくなります。その原発は改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)という形式で海水を冷却水とし、その海水をまた海に戻しますがそれをする事だけで海水の温度が約4度も上がります。たった4度だけでも今、長島にすむ海洋生物は生きられなくなります。それは海の生き物だけではなく、長島や祝島、その周辺に住む人々や島なども同じです。これほどの自然豊かな長島や、そこに住む生き物たちをただ人間の便利さだけのために壊したくないと思います。今回、上関にできる原発と同型のものは何件か事故が起きています。例えば、1999年6月18日におきた石川県の志賀原発1号炉はあのチェルノブイリ原発と同様の事故が発生しています。しかし、この事故が明らかになったのは、2007年3月15日のことです。原子力発電は火力発電と比べても発電量が多いが、一方で事故がおきたときの被害は、大変なものになります。このような事故が起きる前にどうにかしたいと思っています。
                         記者 タナ

今回、現地で生息してる生き物の発見に、一番貢献したのがタナ。
次から次に、色々な生き物を発見し、専門家にも「才能がある」とまで言われてたっけw
おいちゃんに写真を撮らせてばかりいたけど、君にもニコンがあったはず・・・
そんな事忘れるほど、夢中で海岸を走り回っていた君がいつか懐かしい思い出になるんだろうな。
バイクの事故には気をつけろよ~!

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2 コメント

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人間の便利さ (はたの)
2009-12-10 13:43:36
のために壊したくない!!
という素直な気持ちに感動しました。

読んでいて、私たちの生命活動を振り返る機会となりました。
ありがとう。
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これでも (rabbit125cc)
2009-12-10 14:04:31
記事の内容をソフトにしたぐらいです。
最初は、原発に対する怒りから、かなり否定的な内容でした。
怒りを抑え、相手を批判する事をやめ、事実を書くように何度も彼に言って、この内容になりました。
自分(人)以外の生き物を慈しむ優しい奴なんですよ^^
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