スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

日本の美 (叙情画)

2015年06月01日 | 雑感
早いですね。 もう6月です。 札幌 そろそろ ≪ ふじの花 ≫ の見ごろかな。

   「今の若いヤツらが大人になったら日本は滅びる」
   それはウソです。
   日本を腐らせているのは政財界界を含めた、今の40代、50代、60代、70代。
   連日マスコミを賑わせている礼儀知らず、恥知らず、不遜で、無教養な強欲者の
   この世代の再教育こそ、今最も必要なこと。
   若い世代の迷いや悩みの根っこにある元凶は
   実はこんなところにあるのです。

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   毒に満ち、美を忘れた世界。
   それが、今の日本の姿、日本人の姿。
   だからこそ、今、私たちに必要なのは 「美しく生きる」 ことなのです。
   生活を美で彩る、心を美で満たす。
   個人個人が持つ揺るぎない美意識こそ、人生に幸福と潤いをもたらすのです。


                              美輪明宏 著 『 愛の話 幸福の話 』 より抜粋


≪ 竹 久 夢 二 ≫

  

≪ 中 原 淳 一 ≫

     

≪ 高 畠 華 宵 ≫

       

≪ 蕗 谷 虹 児 ≫

         

≪ 加 藤 ま さ を ≫

     

美へ誘う 「 美輪リスト 」 というものがあるようです。

観ておくべき映画を、絵画を、文学を、音楽を、古典芸能を、ファッションを、、宝石のリスドで列挙していた。

 外国文学入門編としてこうあった。 『 美輪明宏 天声美語 』 より抜粋

   ハイネ、リルケ、ヴェルレーヌ、ランボー、コクトーの詩集そしてエミール・ゾラ、バルザック、モーパッサン、ツルゲーネフ、トルストイ
   などの古典名作を読み、翻訳に慣れてきたら、カミュ、カフカなどの不条理文学、さらにはジッド、
   オスカー・ワイルド、レイモン・ラディゲ、ジャン・ジュネなどのちょっと毒のある耽美的な文学を読み進めて
   いくとよいでしょう。


 はぁ~ とため息。 すでに諦めムード。

 さらに追い打ち。  心の美の修業はできれば20代から ・・・・・とあった。 

       

 この画も 加藤まさを 作。  あの ≪ 月の沙漠 ♪ ≫ の作詞者でもあるようですよ。