『百時巡礼』東北編を読んでいたら、藤原三代(四代)の栄華、会津の徳一と最澄の宗教論争
東北に残る「隠し念仏」、黒石寺の蘇民祭等々、東北というところは本当に興味がつきない。
東北各地に残る「ねぶた祭り」もしかり。 (呼び名や由来も諸説あるという)
この「ねぶた」っていうのは、「ね」に「ふた」をするという説もある。
「ね」というのは「命」のことのようです。
先住民の子孫を残せないよう、根絶やしにするため、、東北にはそんな悲しい歴史が残っている。
8~9世紀にかけ、東北に阿弖流為(アテルイ)という蝦夷(エミシ)がいた。
(1万5千の先住民・蝦夷が10万を超える朝廷軍と勇敢に戦ったという)
みちのくの蝦夷征伐の為朝廷側(桓武天皇)の命をうけた坂上田村麻呂と幾度も戦い、ついには和議に至ったが阿弖流為と仲間・母礼(モレ)は処刑された。 (高橋 克彦著『火焔(かえん)北の燿星アテルイ』)
東北を平定(いや侵略)した坂上田村麻呂は征夷大将軍として名を残す。
一方、阿弖流為や母礼は知る人ぞ知る、、といつも舞台裏。
ねぶたの剣士は坂上田村麻呂、鬼は蝦夷(えみし)か。
なんとも悲しい祭りでもある。
そういえば、桃太郎伝説の鬼退治もしかり。吉備津彦命の渡来人・温羅(うら)への征伐物語というではないか。
勝てば官軍、歴史は勝者がつくる。 祭りまでもとは。
東北に残る「隠し念仏」、黒石寺の蘇民祭等々、東北というところは本当に興味がつきない。
東北各地に残る「ねぶた祭り」もしかり。 (呼び名や由来も諸説あるという)
この「ねぶた」っていうのは、「ね」に「ふた」をするという説もある。
「ね」というのは「命」のことのようです。
先住民の子孫を残せないよう、根絶やしにするため、、東北にはそんな悲しい歴史が残っている。
8~9世紀にかけ、東北に阿弖流為(アテルイ)という蝦夷(エミシ)がいた。
(1万5千の先住民・蝦夷が10万を超える朝廷軍と勇敢に戦ったという)
みちのくの蝦夷征伐の為朝廷側(桓武天皇)の命をうけた坂上田村麻呂と幾度も戦い、ついには和議に至ったが阿弖流為と仲間・母礼(モレ)は処刑された。 (高橋 克彦著『火焔(かえん)北の燿星アテルイ』)
東北を平定(いや侵略)した坂上田村麻呂は征夷大将軍として名を残す。
一方、阿弖流為や母礼は知る人ぞ知る、、といつも舞台裏。
ねぶたの剣士は坂上田村麻呂、鬼は蝦夷(えみし)か。
なんとも悲しい祭りでもある。
そういえば、桃太郎伝説の鬼退治もしかり。吉備津彦命の渡来人・温羅(うら)への征伐物語というではないか。
勝てば官軍、歴史は勝者がつくる。 祭りまでもとは。