戦後(パートⅠ)~(パートⅢ)迄少し長くなります。 恐縮で~す。
(北海道新聞朝刊)
昨日は『尖閣・竹島』の領土を中高教科書指針に明記すると文部科学省検討、、、。
今日は『秘密保護法』への廃止を訴える投稿(映画監督・山田洋二)、、、。
などなど、アジアをめぐるきな臭い問題が連日のようにニュースとなっている。
戦後70年にもなる今もである。
昨日テレビで も安部首相・靖国神社参拝問題が議論されていた。
西尾 幹二氏(『国民の歴史』を書いた右派論客)がこんなことを話していた。
”日本人はたとえ戦犯であっても死ねば皆神仏として祭られる。でもある国は墓場を掘り起こしてでも
傷めつける” この文化の違いは大きい、、、と。
秋尾沙戸子著『ワシントンハイツ』(副題ーGHQが東京に刻んだ戦後ー)という本がある。
(ノンフィクション作家・日本エッセイイストクラブ賞受賞)
今の原宿界隈、明治神宮そばにあったGHQ後の米軍とその家族たちの街。フェンスに囲まれたそのエリア(ワシントンハイツと呼ばれた)から日本人のアメリカ化の波が広がったという。
その米軍家族の生活、闇市、諜報実態、など占領後の日本についてが詳細にドキュメンタリータッチで描かれている。
東京大空襲の様子も描かれておりました。
1944年(昭和19年)以降に130回もの空襲で、死者10万人以上とされる。
B29による夜間無差別爆撃で、東京市街地の約半数が猛火に覆われたという。
火事場突風が風速50メートル以上にも達し熱風の為目を焼かれ行動の自由を失い、、等など。
我が日本は被災に備え「バケツリレー」の訓練などをしていたというではないか。 痛々しい限り。
この米陸軍空軍を指揮し日本への大空襲を実現した張本人カーティス・ルメイの話が記されていた。
”無差別爆撃に先に手を染めたのは日本軍だ。 中国の重慶を爆撃しているではないか”
”フィリピンでの米軍捕虜の扱いに見られるように、日本兵は残酷で極悪非道だから報復されても仕方ない”、、と公式の場でも語っているという。
不思議なことにこのカーティス・ルメイに対し終戦から19年後、日本から「勲一等旭日大綬章」が贈られているという。
(経緯は明らかではない)
米によるこの空爆、成功以降世界戦争の形態を大きく変え、アフガン・イラクでも戦争は航空戦が主体となっていった。
直接銃口を向けない空爆として、、、罪の意識が薄れ、人の命を軽んじるようになっていく、、、。
(北海道新聞朝刊)
昨日は『尖閣・竹島』の領土を中高教科書指針に明記すると文部科学省検討、、、。
今日は『秘密保護法』への廃止を訴える投稿(映画監督・山田洋二)、、、。
などなど、アジアをめぐるきな臭い問題が連日のようにニュースとなっている。
戦後70年にもなる今もである。
昨日テレビで も安部首相・靖国神社参拝問題が議論されていた。
西尾 幹二氏(『国民の歴史』を書いた右派論客)がこんなことを話していた。
”日本人はたとえ戦犯であっても死ねば皆神仏として祭られる。でもある国は墓場を掘り起こしてでも
傷めつける” この文化の違いは大きい、、、と。
秋尾沙戸子著『ワシントンハイツ』(副題ーGHQが東京に刻んだ戦後ー)という本がある。
(ノンフィクション作家・日本エッセイイストクラブ賞受賞)
今の原宿界隈、明治神宮そばにあったGHQ後の米軍とその家族たちの街。フェンスに囲まれたそのエリア(ワシントンハイツと呼ばれた)から日本人のアメリカ化の波が広がったという。
その米軍家族の生活、闇市、諜報実態、など占領後の日本についてが詳細にドキュメンタリータッチで描かれている。
東京大空襲の様子も描かれておりました。
1944年(昭和19年)以降に130回もの空襲で、死者10万人以上とされる。
B29による夜間無差別爆撃で、東京市街地の約半数が猛火に覆われたという。
火事場突風が風速50メートル以上にも達し熱風の為目を焼かれ行動の自由を失い、、等など。
我が日本は被災に備え「バケツリレー」の訓練などをしていたというではないか。 痛々しい限り。
この米陸軍空軍を指揮し日本への大空襲を実現した張本人カーティス・ルメイの話が記されていた。
”無差別爆撃に先に手を染めたのは日本軍だ。 中国の重慶を爆撃しているではないか”
”フィリピンでの米軍捕虜の扱いに見られるように、日本兵は残酷で極悪非道だから報復されても仕方ない”、、と公式の場でも語っているという。
不思議なことにこのカーティス・ルメイに対し終戦から19年後、日本から「勲一等旭日大綬章」が贈られているという。
(経緯は明らかではない)
米によるこの空爆、成功以降世界戦争の形態を大きく変え、アフガン・イラクでも戦争は航空戦が主体となっていった。
直接銃口を向けない空爆として、、、罪の意識が薄れ、人の命を軽んじるようになっていく、、、。