セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
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あいちトリエンナーレ2019/豊田市駅周辺

2019年08月21日 22時21分17秒 | つぶやき

トヨタ自動車のお膝元、豊田市中心部は駐車場が充実。何も買わなくても精算機を探せば無料に出来る。喜多町Pに停め、ギャザでメグリアカードの提示で3時間無料。
まず最初に訪れたのはT02b 小田原のどか「↓(1946-1948)」


地面に刺ささるネオン管の「矢」だ。
1946年~1948年の間、長崎の爆心地には矢形標柱があったそうだ。原爆投下の一年後に、慰霊塔ではなくなぜ「矢」だったのか?


その理由はT02a 小田原のどか「↓1946-1948/1923-1951」で分かる。置かれた「Look at the sculpture」の紙面によると、GHQの占領政策で公的な慰霊は禁じられていた。苦肉の策で「矢」を設置した。
「国立の中央追悼施設が存在しない」ことの問題点にも言及していた。


慰霊の要素を排したことで、矢形標柱は記念撮影スポットになった。
70年前の米兵たちも「映え」を意識していた。


三宅坂の「平和の群像」裸像についても解説。戦時下の金属供出で台座だけになった時代もあった。
空席になったり高さを低くしたりと台座は時代に合わせて変化した。その変遷を辿り、そこから見えて来たモノを問う展示となっていた。


T03a 和田唯奈「(しんかぞく)」
「元彼との間に生まれたかもしれない子供」がテーマ?ちょっと、話が、ディープ、過ぎて、軽く、引いた・・
3つのミッションをクリアすると赤ちゃんの「原画」が見れる。気を取り直して「ゆーちゃん」をレンタルして会場Bへ移動。


サイゼリヤの2Fに会場BとCがあった。いつの間に作った?ちょっと秘密基地の香りがしてワクワクするかも。


会場Bのスキャナで読み込むと赤ちゃんの欲求が分かるらしい。どうやら「おねむ」らしい。
そ、そうですか・・


会場Cは授乳室になっていて、欲求の要素を加えて描き写す。
ここで人それぞれの「違い」が出てくる。家を出た子供が世間に出て「変わる」ことが裏テーマだろうか。


「ゆーちゃん」の絵があった。この人が「うみの親」。


会場Aに戻って「原画のへや」に入った。
赤ちゃんたちの「原画」が並んでいた。


ここでもスキャナで読み込む。


まじぇ?これが「ゆーちゃん」か。
周りにはクリアした方々の用紙が貼られていた。それに混ざって貼り付けてミッションコンプリート。
うーん、何が狙いなのか理解出来なかったかも?


絵的にはこの「うかちゃん」がタイプ。


インフォメーションを訪れた。
案内所だが映像作品の展示場所でもあった。


4台のブラウン管テレビでT01 トモトシの作品をループ再生中。
「美しい日本の私たち」
「セブンイレブンで、セブンイレブンを買う」
「逆パノプティコン」
「THE NEVERENDING CEREMONY」
テレビ上部に貼られた説明文を読むと作品の狙いが分かった。雑な展示なのに、どれもクスっと笑えて楽しめる。懐かしの進ぬ電波少年の匂いがした。
こういうの好きだわw


「豊田会場おすすめルート」のMAPが置かれていた。分かりやすそうで分かりにくい。
でも、役に立つかも。


案内所の裏にT01 トモトシ「Dig Your Dreams.」があった。さっきの面白い映像以外にも出展しているのね。
てか、こっちの方がメインの作品みたい。


中に入ると地面が掘られていてビックリ。
正面の大きな写真は監視カメラ?本物も取り付けられていて、その映像が手前のモニターに映っていた。
そして、スクリーンにはこの「穴」を掘っている様子を上映していた。この場所は「伝説のラーメン屋」の跡地だって?ここ遺構?w


こちらには「発掘」されたお宝が展示されている。


バラバラだった破片を繋ぎ合わせた?火焔土器みたいな壺だった。
でも、よく見たらこの模様は・・


説明文を読む。縄文時代中期に「トヨタ・エンブレム」って!
そうか、そういうことかw


どれもトヨタマークが描かれていた。土地柄を踏まえたジョークを盛り込んだユーモア作品だった。「カノッサの屈辱」を思い出すw
いやぁ、これは大好き!面白い!(´▽`)


VITSの地下の豊田市民ギャラリーに移動。
T05 アンナ・ヴィット「未来を開封する」は映像作品。


3つのスクリーンに流れる映像。やはり、意味不明気味(;´Д`)
駄目だ。映像モノは狙いを理解出来ないや。


駐車場の精算機が置かれていた。
安心して3時間歩き回れるね。


新豊田駅前にて。T02c 小田原のどか「↓(1923-1951)」
三宅坂の「台座」を再現した作品でコンクリートに見えるが木製だった。
登ると像の目線の高さで見回せた。
矢形標柱にしろ台座にしろ、写真では伝えきれないリアルさを感じ取れた。これって実物大ガンダムにも通じることだな(^▽^)v


夕食は豊田駅前、KiTARAの「博多かわ屋」にて。このお店、愛知に7店舗も展開しているそうだ。
もっとも、福岡のお店よりも高めの値段設定しているなぁ。


まず「お通し」でキャベツが出て来た。これが¥400もするのは納得出来ないが、お替り自由なので元を取る気で食らうのもアリ。
サラダ系メニューが少ないので3回お替りした。


秘密のケンミンSHOWで取り上げられた時に「ん?知らんぞ」となった。福岡に居た30年以上前はメジャーな存在ではなかったと思う。
やって来た「かわ焼き」は1本¥170(今はキャンペーン中で¥150)だった。
でも、これ福岡なら1本¥90らしい。


串モノを中心に色々食べた。うん、どれも美味しかった。二重価格は少しアレだが近場で食べられるのは有難い。
この位の上乗せは仕方ない?



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