(セコセコ手芸) ポーチ型ぺったんこ手提げバッグ

2014-08-24 15:19:12 | 手芸



ポムポムプリン!



底はこんな感じ。



ファスナーを付けて。



バイヤステープ始末。




製図です。(縫い代は入ってません。)










《材料》
・表布…90cm幅×60cm
・裏布…90cm幅×60cm
・ドミット芯…90cm幅×60cm
・ファスナー…50cm長さ1本 (YKKが良)
・バイヤステープ…(出来上がり幅が11ミリタイプ)1巻き
・持ち手用テープ…(好みのもの)長さ43cm2本



使用布

子供のお弁当グッズに使った、余り布。ギンガムチェックが裏布。




ドミット芯




ファスナーとバイヤステープ




持ち手用テープ、レースを付けてみました。



模造紙などに、製図をもとに型紙を作ります。すべて1センチの縫い代を付けた型紙にしてしまいます。合印も書き込んでおきます。


それぞれ裁断した布

合印のノッチ(浅い切り込み)も忘れずに入れておきます。







まず、表布すべてにドミット芯を縫い付けます。押さえ金の幅で、縫い目は荒くていいです。



すべてに付けた状態。



ドミット芯が、底布用があまっているはずなので、裏布と、合わせます。



本体の布2枚にそれぞれ裏布を合わせます。(ドミット芯が、真ん中にはさまれます。)





今度はファスナーと上面布を合わせます。
まず、ファスナーの裏側の、ファスナー止まりから1cm上に、鉛筆で印を付けます。
そしてあき止まりから25cm下、一番下の金具の1cm下にも印を入れます。



上面布の表を上にしてその上にファスナーを置きます。布の端とファスナーの印を入れたところを合わせ、ファスナーを3ミリ程、中側にずらして、布端から、1cm幅で、縫い合わせます。

真ん中の印もずれないように縫い進み、最後も鉛筆の印と布の端と合わせるように縫います。






ファスナーに表布が付いたところ



今度は、裏布を置き、先ほどのファスナーが付いた表布を乗せ、端を合わせ、また1cm幅で、縫い合わせます。



表と裏が付いた状態。



ファスナーを引っ張りながら表布のほうにコバステッチをかけます。出来れば、ステッチからの、五ミリ程横に、もう一本ステッチをかけます。(ダブルステッチ。)



ファスナー側でないほうも、ぐるりと押さえ金の幅で、表布と裏布を合わせておきます。



これで上の部分が、出来ました。幅が7cmに仕上がっているか確認し、広ければ、平均に切り落として下さい。




今度は側面布とファスナーの付いた表布を合わせます。

ファスナーのはしにつまみ布を付けたいので、表布5cm×15cm大きさで、一センチで縫い割って裏返しコバステッチをかけます。
長さを半分に切って、二本用意。(出来上がり幅が1.5cmくらい、ズボンのベルト通しのイメージ。)




側面布の上の真ん中に留め付けて置きます。



ファスナーの付いた表布を表にしておき、その上に側面布のつまみ布付けた方を、裏にして乗せ、端を合わせ、1cm幅で、縫い合わせます。
反対側も同じように縫います。



そして側面布の裏布もファスナーを挟むように乗せ再び端を1cmで縫います。反対側も同じように。



この場所にもダブルステッチをかけます。周りもぐるっと留めてしまいます。



帯状に出来ました。




最後に、底布とつなぎ輪にします。

帯状の側面布と表底布を中表にして1cm幅で、縫い合わせます。

もう片方を縫って輪にします、そして裏底布を縫い代が中に入るように1cm幅で、縫い付けます。

表に返し底面のはしに、6ミリ幅のステッチをかけます。



片側は押さえ金の幅で、留めてしまいます。ここからプラスチックの板をいれるのですが、いれない場合は、ここも縫いとめます。




本体布と、輪になった、側面布を組み立てます。

本体布を表を上にしておきます。どこから縫い始めてもいいのですが、カーブからではなく直線からがいいです。
(写真は底から縫い始めました。)

端をきっちり合わせ1cm幅で、縫い合わせます。



カーブに来たら、側面布のほうに切り込みを入れて、なじませ、必ず端を合わせて縫います。
(側面布が内側にずれると、長さが変わり、最後で合わなくなります。)




反対側を縫う前に、底にプラスチックの板を入れます。大きさはきっちりでなく、ゆるゆるで、いいです。

プラスチックの角は、突き刺さらないように、少し切り落としておきます。





中に入れたら口を留めてしまいます。そして本体布を縫い合わせます。

バイヤステープを付けます。市販の、出来上がり幅が11ミリタイプのものを用意。
(片方が1ミリ、幅が広くなっています。)



側面布を上にした方が縫いやすいのでこちらを上にし、バイヤステープを広げ最初を折り返し、端を合わせて縫います。

バイヤスの折り目の少し内側を縫うと、折り目線が消えず、キレイに返ります。





ぐるっと縫ったら、縫い代を少し切り落として、バイヤステープが馴染むようにします。(とくに、カーブと、厚みのある底の縫い代など。)

バイヤステープでくるみ、裏がなるべく落ちないようにコバステッチをかけます。
(落ちたら、その箇所だけ、反対側からコバステッチしてください。)

反対側も同じように縫います。








表に返し、好みの場所に持ち手のテープを縫い付けます。






出来上がり。





ポータブルDVDも入れられるように、底面を強化。

タブレットもいいかな。