憂鬱な4月

そこで起こり得る瞬間

続・北海道奇行序幕 装備編

2018年01月25日 | 旅行記

前回までのあらずじ
冬の北海道で友人とスノボををせずに一人観光に勤しむ事にした。

寒い
急に寒くなってきた東京ですが、北海道の人から見れば何言ってんだって話なんでしょうねぇ
しかしながらこっちは生まれも育ちも北多摩の多摩っ子でございますゆえ、寒さには慣れていません。

そんな人間が冬の北海道、ましてや旭川にいくんですからこりゃ対策も考えねばなりません。


おい誰だ、頭部も寒くなってきたって思ったやつは。
返答にこまるじゃねぇか

 

さて2月の北海道は厳冬期ということもあり、基本的に氷点下。旭川では‐20℃にも到達するそうです。
寒そうですねぇ。

当然自分の冬用衣類は東京の冬の物。
そのまま行ったら、下手すりゃ低体温症、凍傷、脳卒中。良くて風邪。
ジャージで行くわけにはいきません。それはそれで面白そうですが。

となると対策を考えねばなりません。

色々なサイトを調べたのですが(これがまた楽しい時間でした)、ポイントとして

①外寒く、中暑い。
②手首、足首、首、耳を守れ。
③レイヤリングを心掛けろ
④普通の靴ではすべるぞ
⑤手袋は忘れるな

といったところでしょうか。

①外寒く、中暑い。
外は平気でも建物や乗り物に入ったら暑くて汗をかき、そのまま外に行くと濡れた部分が冷えて風邪をひく原因になります。

関東などと違い、北海道は室内をガンガン暑くし(Tシャツでも平気なほど!)移動は車がメインの為、室内外の寒暖差がかなり大きいようです。
厚着はいいが、室内で上着などをすぐに脱いで過剰に汗をかかないようにする事が大切とのこと。
③のレイヤリングにも関わってきますね。
脱ぎ着しやすい服装をしましょうって事。

②手首、足首、首、耳を守れ。
外気が入りやすい箇所や末端で血流が少ないところなどは気温の低下により影響を受けやすく、そこから体温が奪われたり凍傷のリスクを負いかねません。

ズボンと靴の境界や手袋と袖の境界はブーツイン等着用の仕方で何とかなりますが、耳や首はマフラーやネックウォーマー、ニット帽やイヤーマフで保護が必要です。
「寒いというより痛い」というのは多くのサイトで記載されていました。
かなり重要な部分だそうです。

③レイヤリングを心掛けろ
単に厚着をするのではなく、動かないことで断熱効果の高い(空気が方々に逃げると熱はガンガン奪われます)
空気の層を意識して作ることで熱の放射を制限するものでインナー、ミドル、アウターで分けられます。

インナーはヒートテックの様な機能性の物、ミドルは環境に応じて使い分けるようで、ここをシャツ+フリースorダウンにする事もありえます。
アウターは防風のもので、外気により熱を奪われるのを防ぎます。
厚手のコートやダウンジャケットなどです。ロングのもので腿が隠れるとなお良いそうですが、腰や尻をカバーできる長さは必要です。
このアウターとミドルのバランスが環境で違う為、難しそうですね。
ズボンはインナーとアウターということになりますかね。濡れると厄介なので上下とも防水仕様が望ましいそうです。

④普通の靴ではすべるぞ
関東とは違い北海道の路面ロードヒーティングが導入されていますが、主要路面だけであり、それ以外のところはアイスバーンになっていることが多いそうです。
東京の雪面のようにザクザク行けるものではなく、滑りやすい条件下でグリップを確保するものですね。

スノーシューズ等、ギザギザが多いものが推奨されています。実際に現地の靴は靴底の構造が違うため、現地で買う人もいます。
摩擦は全然詳しくありませんが、多い接地面積+水の膜を分散させる構造なのでしょうか?歩き方も重要だそうです。
ただ現地で通常の靴につけるアタッチメント購入や、靴底の加工などもできるそうです。

⑤手袋は忘れるな
手袋は②に通じるものがあります。末端は冷えやすいのですが、手は物をつかむ必要があるため機能性を求められ保護がおざなりになりがちです。
手の筋肉の冷えは「握る」「開く」といった当たり前の動作にも影響を強く及ぼします。(手がかじかむあれですね)

観光であればスマホの操作や写真撮影もしなくてはならないですしね。
防風・防水の物が望ましく、写真撮影の人は脱着式ミトンタイプの物を使用する事も多いようです。
転倒時の危険性減少の為、ポケットに手を入れて歩く行為はお勧めできません。


ざっと解説しましたが、寒がりですからレイヤリングは良いんですが、靴、手袋、帽子関連は東京では意識していませんでした。
色々なサイトで冬の北海道の装備に関しての記載はあるのですが、自分なりにまとめてみました。

もっとも現地の人はもっと薄着でいけてるでしょうし、個人差もあります。
あくまで寒さへの対策と、個人的な認識と考えていただければと思います。


そんな自分の現在の装備は以下の物となります。

 :自分は帽子を被らない人間ですがそうも言ってられません。ロシア帽を検討しましたが、非常に不評の為
       ニット帽を購入しました。
      が、どうも鈴カステラみたいなので、被り方の検討が必要です。またコートのフードも使用します。(¥2,000)

 :これはニット帽の中に入れます。いかんともしがたかったら現地でイヤーマフ購入。

   :メガネなので曇り対策は必要ですが、マスク着用です。気管支炎は避けたいです。
      マスクはお気に入りの快適ガードプロ。

首   :ネックウォーマー(流用)とマフラー(¥3,000)で保護ですね。
      ジャケットとの隙間からの空気の侵入を防ぎます。

上体インナーは極暖(流用)、ミドルが悩みますが薄手のフリースで(流用)、
       念の為ウルトラライトダウン(¥4,000)を持っていきます。
        アウターはコロンビアのバガブーカジュアルインターチェンジジャケット(¥20,000) 。

下体ズボンは暖パン(¥3,000)。インナーは極暖(流用)です。暖パンに防水スプレーを使用する予定です。

靴下厚手の暖かい靴下。濡れると厄介なので3セットは必要ですかねぇ(流用)

手袋厚手の化繊の物ですが、スマホ操作可能の物にしました。こちらも防水加工予定です。(¥3,000)

 :ソレルのシャイアンⅡです。(¥17,000)カリブーがおすすめらしいのですが、オーバースペックはともかく、
            関東での使用状況が想像つきません。
        シャイアンⅡですら関東ではオーバースペック。

 :状況見てカイロを使用ですかね。通常の貼るカイロと靴用をいくつか持っていきます。


さてさてさて、新規購入の物に値段つけましたが、しめて¥52,000!!

冬場の通勤などで使うものや、アウターなんかは今までのが古かったので買い替えなんですが、早くも凄い金額です。
計算して少し驚きましたが、まぁアウターで良いの買ったらそれだけでこの総計を超えるので必要な失費と見るべきでしょう。

とはいえ、現地の人から見ればガチガチの観光客仕様でしょうね。
検討したのは自分なので、過剰なのか不足なのかの判断もつきません。(まぁ不足って事は無いでしょう)

いいんです。
私は観光に行くんですから。


さて本来なら、楽しいblogを心掛けているのに真面目な内容になったこのblogはどこへ向かうのか?
他人買い物報告うけて喜ぶ人はいるのか?
楽しんでるのは当の本人だけはないのか?

様々な疑問を投げかける今回。
誰かの参考にでもなればいいんですがね。


次回は工程検討です。


続・北海道寄行序幕

2018年01月19日 | 旅行記

さてさて、紳士淑女の皆さまいかがお過ごしでしょうか。

blogの更新を多少しようと思ったものの、結果的に全然しねぇじゃねぇか!とも感じているわけですね。

しかしながら来る2月10日~13日の3泊4日、北海道に行ってくることになりました。
休養日も含めた5連休というのは実質11年ぶりです。(※これ以前は営業時代の年末年始。
現環境ではいちどインフルで休みました。前回の北海道は4連休でした)
出不精の自分がなぜこんな展開になったのかというと――

――前回までのあらすじ――

時を遡ること2008年5月8日。
春の日差しも暖かいゴールデンウィークの事であった。
友人と共に北海道の地に降り立った私は、宗谷岬、旭川、札幌、函館で至福とも言える海の幸やソフトカツゲン等の地の味覚を堪能した。

日本最北端である宗谷岬、デジカメ沈下事件、サッポロビール園、すすきのでしょんぼりしていた友人、芋虫のような羊達、そして至福の食事。
日々の業務を忘れ、気の知れた仲間たちとの旅行は出不精の自分にとって生涯の思い出になったといっても過言ではなかった。


あれから10年。立場も変わり業務に勤しんでいた(のか?)私は、40手前にして衰えゆく自身と何も変わっていない内面との葛藤もあり、
ただ、家と職場…と飲み屋を往復する日々を送っていた。


「こんなんじゃダメだ、旅行がしたい」
そんな思いをうかべながら…

そんなおり立川のBARで友人たちと久々にバカ話を繰り広げていた際、ふと旅行の話になった。随分長い事行っていないと。
一人で行きゃあいいじゃねぇかと、そういう展開にもなっておかしくはなかった。
しかし友人は、

「じゃ、今度スキーに行くから一緒にくるか」

と、
日々の安寧におぼれ自ら動こうとしていなかった自分にそういってくれたのだ。

うれしかった。

最高の友人たちだ。

そう思った私は2つ返事で同行を申し出たのであった。


「君らスノボかぁ、じゃあ俺は一人で観光だなヒヒヒ」と。


はい、そんな感じでございまして、スノボを楽しむ友人をしり目に、一人旭山動物園に行ける!!と相成ったのですわ。

しかしながらですね
「お前は友人が楽しんでいるのに、何で単独行動をとるのだ?」
と、ふつう思いますわな。

自分としましてはウインタースポーツより優先すべき点が北海道旅行であるーーすなわち、飯と観光なのです。
10年前に観光より飯と言っていたのがなつかしいですねぇ

(まぁぶっちゃけると、大昔に行ったスノボでケツを強打して1か月苦しんだので、ウインタースポーツ苦手なんですわ。
だったら温泉入ったりするほうがいいです。


しかも前回行った春ではなく北海道の真骨頂である冬!2月!
こりゃあもうワクワクするほかないですね。

とはいえ、宿泊地はキロロスキーリゾート。冬場にここを観光の起点にするバカはあまりいないと思います。
シャトルバスの時間では観光に制限がでます(早くて9:50)。
小樽に出るまで40分以上かかるのですから、そこから旭川なんて非現実的です。

「あ~こりゃもう小樽までは早朝にタクシーだな」
※キロロから小樽まで¥9,000ほどかかるのですがね…


行ったことの無い冬の北海道。
札幌雪祭りと重なり高騰する宿泊費。
寒さ対策の費用。

いやぁ今回の北海道はお金がかかりそうです。

とりあえずまわりたいポイントは以下
①旭山動物園 :2日目か3日目に絶対に行きたい
②円山動物園:2日目か3日目
③小樽水族館:可能ならスキーバスに乗らず電車とバスで初日か?
④どうでしょうの聖地HTB:最終日かな
⑤余市のニッカ醸造所:これも最終日かなぁ

あとは要所要所で飯!飯!飯!

3泊4日なので問題はなさそうですが、はてさてどうなることやら。


着々と集まる装備に関しては次回にしますね。

おしまい


ふとしたきっかけで

2018年01月11日 | 

前回更新から6年もの月日が経ちました。

 

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

実のところこの6年では大きな変化は出ておりません。
介護福祉士とって、ケアマネとって、ケアリーダーになってってなもんです。

 

さてなんでいきなりの更新かと申しますと、飲み会でぽろっとblogの事しゃべっちまいまして……

久々に確認したら記事の更新や作成方法をすっかり忘れてしまっていたので、確認がてら一度更新をする事になりました。

来月北海道にもいくことですし、久々に旅行記も書きたいですしね。

画像加工のソフトも必要ですし。 

 

そんなこんなでの更新です。

今年もよろしくお願いします。


早く結果が知りたい

2012年02月18日 | 自転車

世間ではぼちぼち介護福祉士国家試験の筆記結果が届いているようです。
とはいっても実技試験のための合格通知なので、実技免除の場合はやはり年度末まで待たないといけません。

合格ラインは最終的に年度末にならなければ分からないのですが、筆記合格の段階で自己採点を基に暫定的な合格ラインが出来上がっていくようです。

某掲示板では76点での合格があったとのことですが、真実かどうかは不明です。
しかし、情報が集まって行くと同時におおよそのラインは見えてくると思いますね。

現状で72との噂もありますがいやはや……


さて、話は変わりますが自転車です。

自分はかつて、介護福祉士国家試験に合格したら新しい自転車を自分への褒美に買おうと考えてました。
そうやってモチベーションを上げるのはいいことですが、

結果勉強しなかったのが見事です。

とまぁ、早い話が折りたたみ自転車が欲しかったのです。
輪行や観光の際に面白そうだからね。持ち運びに便利だから旅先でちょっと乗るって言うのがいいのかも。

 BROMPTONBD-1がかっこいいしおしゃれだなぁと思っていました。
が、結構町を走ってるし、なんだろうこうこみ上げるものが無いのです。


どちらもいい自転車ですし、あればやはり乗るのでしょうが、できれば人と違うものが乗りたいですね。

あまり走ってなくて、それなりに走る、たたんだ後のコンパクトさ、いいデザイン等チェック項目を考えて色々調べていましたが、
今の段階で一番欲しい折りたたみ自転車はOri bikeなんですね。

めったに走っていなくって、それなりに走行性能はある、気合の折りたたみはBD-1に匹敵、流れるような独自のデザイン。
今、自分が折りたたみ自転車を買うとしたらこれ以外に無いでしょう。

難点はタイヤサイズが16インチなところでしょうが、でかいタイヤでガンガン走りたいならうちのdefyで良いでしょうし、
あのコンパクトなサイズを出すには16インチが一番良いのでしょう。


メーカーとしては20インチのサイズもありますが、SURPAZ CR87はフルカーボンでSRAMFORCE、
価格が¥350,000。

無理です。

もっか、スピードの出そうなSHIMANO105を積んだM-10なんでしょうが、キャリアがあり後輪の泥除けがあるM-9が有力です。

ただ、メンテの面で内装8段のMi-8も魅力的です。コレにアルフィーネつけてくれないかなぁ…
これらのキャリアに大径のキャスターつければ、たたんだ後の移動も楽かもしれません。

まぁ、カーボンフレームのアルミ化したものがくれば、第一候補に挙がるのでしょうが、まだ日本には来ていないのですね。

さて、Ori bike、Ori bikeと言いましたがよくよく考えてみれば今の生活で本当に必要なものか迷います。

「ロードで輪行
すれば良いじゃないか」という認識も有りますが、折りたたみのコンパクトさが輪行をやりやすいものに変えてくれると思うのですね。

とはいえ、あっさりternのVerge P18あたりを買ってしまう可能性も有りますね。本命はOri-Bikeですが。


折原一の冤罪者と失踪者を読みました。折原作品では珍しく犯人が分かっちゃった。
もっと騙され感のある作品だと思っていたけど。

見事な騙されミステリが読みたい。葉桜とかイニシエーションラブみたいな。


「近況報告その2」

2012年02月08日 | 

さて、前回は介護福祉士の国家試験の話ばかりしてしまいましたが、
それ以外の点で何かあったのかと申しますと……

何も無いんですねぇ~
友達が次々と結婚したくらいで、

後は本の置き場が本気でやばくなってきたということですかね。マジヤバイ

ん~他には

①自転車
良く乗ってはいますが、特筆すべきことは無いんですね。ロングライドもやっていないし、改造も目だっていない。
ライトは、レイザンのライトを2つとTK-40、TK-41を購入しました。この4つだけで2150ルーメンになります
全部つけたら車に匹敵するんじゃないでしょうか…
試験受かったらori-bikeを買おうかと考えていますが、置き場が無いのと、果たして本当に必要なのか迷っています。


②ミステリ等
感想を書くのが面倒くさくなるほど読んでいます。
前回の最後に書いた人以外にも細々と読んでますが、そこらへんは歌野晶午や米澤穂信、汀こるものなど等多岐に渡ります。
あと最近よく読むのはリチャード・ドーキンス。ミステリでは有りませんが進化論が好きなので。


③マンガ
もっぱら最近は「鉄風」と「ねじまきカギュー」でしょうか。面白すぎます。「戦国妖弧」も面白いんですが「カギュー」が抜きん出ていますね。


④食い物
コンスタントに池袋の中東料理屋に出没していますが、すごい新規開拓はしてません。ああ、池袋の「鳥定」とう飲み屋は最高です。オロハイ(オロナミンCハイ)を飲んで酔います。


ざっと挙げるとコンナモンでしょうか。職場のレク用に手品を覚えようかと思っているのもありますが、思ってるだけで、まだ実行には移していません。

近況報告第二段でございましたが、コレにて御仕舞い。

次回あたり、こるもの先生の作品の感想書きます。

 

柄刀先生は早く美希風の新作を出してください「アリバイキャッスル」はどうなったのでしょうか?