湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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オネゲル:交響曲第2番

2017年08月02日 | Weblog
クーベリック指揮ORTF(ina/forgottenrecords)1956/2/23live(3/1放送)

ina配信とAmazonデジタルはおそらく同じ音源。実直な演奏で、メリハリがなく終始重苦しい。これはあまり解釈せずになじみのない異国の作曲家の曲のような感覚で、スコアのままに仕上げたものか。最後のトランペットも地味で、しかしそういう表現は私はあっているとは思うのだが、録音のモノラルでけしてよくはない、その状態では単に力を抜いて吹いたように聴こえてしまう。とにかく、教科書的と言っておこうか。同曲は1978/2/2のNYPライヴがありアルヘリチとの一期一会の記録とともに著名だったようだが現在聴けるかどうか不明(10年近く前はweb配信されていたがリンク切れ)。オネゲルについてはモノパルティータがtahraから(もともとは当のイリノイ大学が無料配信していた)、3番がFKM(裏青)からでていた(る)。1959/11/4の夏の牧歌のライヴ(ACO)があり、最初はcascavelleが発掘した音源のようで、私もさきほどまで知らなかった。RSR(RTS Radio Television Suisse(Evasion Music))よりCOLLECTION SEPTEMBRE MUSICAL Vpl.6として正規再発があり(一部日本代理店でも扱いあり、ただラインナップは少ない)、ベルリオーズの幻想とともにモントルー音楽祭ライヴとしてAmazonデジタルで配信販売されている(単曲可能、ただ海外だと全盤としては配信は半額近く、クラウド利用できるかどうか、安心感があるか価値を認めるかどうか。CDはリンク先で買えるが高い)。これがすべてのようである。
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