○ロザンタール指揮パリ国立歌劇場管弦楽団(Ades/Universal)1957-59・CD
いきなりスピーディーで驚く。音響を整えたような停滞するセッション録音が多いロザンタールとしては珍しいようにも思う。表現や音色が世俗的にならずに正攻法で、師ラヴェルを克明に描き出した名演で、終楽章のみテンポが落ち着く感もあるが、時代からすると極めて優秀なステレオ録音込で、これをマスターピースとすべきだと思った。アデで聴いているのでリマスターしたらもっと良くなっているかもしれない。
いきなりスピーディーで驚く。音響を整えたような停滞するセッション録音が多いロザンタールとしては珍しいようにも思う。表現や音色が世俗的にならずに正攻法で、師ラヴェルを克明に描き出した名演で、終楽章のみテンポが落ち着く感もあるが、時代からすると極めて優秀なステレオ録音込で、これをマスターピースとすべきだと思った。アデで聴いているのでリマスターしたらもっと良くなっているかもしれない。