湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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☆ストラヴィンスキー:兵士の物語(全曲)

2017年05月05日 | ストラヴィンスキー
○ギレス(語り)シモン(兵士)ジャック(悪魔)アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団(claves)1952/4/17ジュネーブ放送録音・CD

生々しい放送ライヴで迫真味ある演者と最初こそチープであるものの次第に熱をおびたリズムと表現の正確さとのバランスよい音楽が初演時の舞台を想像させるに十分な姿を示している。アンセルメの全曲版はこれだけだそうである。ライヴのアンセルメ、それもフランスもの周辺のものとあればロシアもの同様、冷徹以外のものが期待できる。しかも舞台作品でリズム系の音楽とあれば「譜面表記以外のもの」を「図らずも」引き出してしまう、ストラヴィンスキーは否定したろうしアンセルメ自身も本意でない部分もあったろうにせよ、これは演者の迫力含め、録音の弱さを除けば十分な感興をあたえうるライヴである。○。

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2 Comments

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クラーヴェス (サンセバスチャン)
2017-05-05 09:44:30
まだあったのですか?白いジャケットのLpが多かったと記憶しています。
この曲は語り手次第だと思うんですが、
シモンはミシェル シモンのことでしょうか?ジャックは誰かな?
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Re:クラーヴェス (r_o_k)
2017-05-05 10:02:58
10年以上前の記事なのですいません、詳細データやジャケットまで確認していません。。掘り出せたらデータ追加します。
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