○クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団(TESTAMENT)1957/10/24londonLIVE
わりと小粒の演奏に聞こえるのは録音状態が余りよくないせいだろう。とくに3楽章までは客観性が勝りとても整ったリズムでたんたんと進むように聞こえる。バス音域に力点を置いているさまは独特だが、時期的にまだ重厚壮大路線には行っていないため、けして重くならず前進性が維持される。終楽章は偉大な演奏、といった感じでクレンペラーの真骨頂をみせており、縦の揃った演奏振りでいながら情緒的な盛り上がりを感じさせる。これもやはりバス音域をズシズシと叩かせることで、古典的な均整感を保ちすぎた薄い演奏にならない配慮と聞ける。まずまず。○。
わりと小粒の演奏に聞こえるのは録音状態が余りよくないせいだろう。とくに3楽章までは客観性が勝りとても整ったリズムでたんたんと進むように聞こえる。バス音域に力点を置いているさまは独特だが、時期的にまだ重厚壮大路線には行っていないため、けして重くならず前進性が維持される。終楽章は偉大な演奏、といった感じでクレンペラーの真骨頂をみせており、縦の揃った演奏振りでいながら情緒的な盛り上がりを感じさせる。これもやはりバス音域をズシズシと叩かせることで、古典的な均整感を保ちすぎた薄い演奏にならない配慮と聞ける。まずまず。○。
一番つまらないのはモーツァルト。
練習する必要があるのかといつも思う。
ベートーヴェン以降はパート練習だけでは何をやっているのかさっぱりだ。