おやじの日常生活

古希もこえてしもて、年取ることに、抗いきれなくなってきてる・・・
そんなおやじ、いやジジイを取り巻く日常。

ここが日本でほんまに良かった! 東お多福〜蛇谷北山〜最高峰〜有馬温泉 2018-10-2

2018年10月03日 | 里山散歩・山登り

台風一過


こんな日は、もちろん山遊びに行かんとあかん

というわけで、いつも通り出遅れたけど、頑張って、電車で六甲山へ
いつも思うのですが、9時過ぎて、通勤ラッシュもひと段落の阪急神戸線
どことなく、ハイソな雰囲気が漂い、北口での乗換時などは、やはり、ええ感じの女子大生風、お嬢様風のかわいい女の子たちや、子供連れの品のイイ若奥様達が、ホームを行き交います。
怒ったらあかんよ
京都線とは、なんか違うのですわ・・・・・
(私も京都線ですから・・・・)

車内の雰囲気を楽しみながら、間近に山が近づいて・・・・・


芦屋川の駅到着は、9時40分頃、
今日は、東お多福山登山口までバス移動です。
9:59発のバスに乗り込みます。
登山口では、ジジイを含め3名が降車
私よりは年上の爺様と腰の折れたパァ様です。
二人ともお多福山、土樋割峠方面へ向かわれました。

ジジイも靴の紐を締めなおして、出発します。

今のところは、ええ感じで晴れています。

左側は、高級住宅街なんで、ジジイのような貧乏ハイカーは、入ってはいけませんと書いてあります。

程なく、東お多福山への分岐です。

真っ直ぐ行けば、土樋割峠です。
もちろん、東お多福山へ向かいます。
このルート、何年か前、嫁はんと登りました。
山頂から雨が峠へ行く道中、しばらくイノシシ親子が並走、緊張感持って二人歩いたことを思い出します。

途中何枚もあった道案内シート

全てにトレラン禁止と書いてありましたが・・・・
ほんまに禁止されているのかは、定かではありません。
山チャリ同様、後発山遊びは、既得権者にとっては、何かと疎ましい存在のようです。
まぁ、どの世界にも、マナーの悪い人達は必ず居ますから、溝は、なかなか埋まらないのでしょう。
お互い、相手を思いやる気持ちをもっと持たないといけないのでしょうが・・・・
仕方がありません。

🔹🔹🔹🔹

しばらくは展望のない林の中を登って行きます。
なんとなく、曇り空となり、汗はかいてはいるものの、少し肌寒くなってきました。
少し、前が開け、展望のきく笹原に出ます。

奥池、観音峰、ゴロゴロ岳方面が見えています。

すぐに東お多福山です。

ここまでのルート、今回の台風24号の影響は、全く無いようです。

雨ヶ峠へのルート

ススキの穂が、秋を感じさせます。


大阪の街並みと大阪湾、肉眼ではハルカスも見えてますが・・・・・・。

山名表示も新しくなっています。

”よいこ”の皆さん、こんな人相の悪いジジイには、近づかないようにしましょう

水分補給とマーキングを終え、土樋割峠へ向かいます。


道中で、左が六甲最高峰、右が蛇谷北山

・・・・・・・・・・・・・・

あっという間に、土樋割峠

目の前の階段状の登山道を進みます。

///////////////////////

急登です。

荒れてるようなところもありますが、概ね良く踏まれています。


西お多福山が見える。


これは台風21号の爪跡か?!

蛇谷北山到着です。


展望は、この方向のみ

六甲アイランド?

小さなアップ&ダウンを何度かこなすと”石の宝殿”



今日は、トンネル歩きで、省エネ。


一軒茶屋から最高峰への途中から眺める神戸の街並み
こっち側は大阪方面か!


六甲最高峰




山頂広場から少し海側のマイナー広場でランチタイム

予想外の曇り空で、汗が蒸発して肌寒くなってきたので、ウインドブレーカーを羽織ます。
”秋風羽織”や
(ジジババ、おばさんネタ


朝作ってきた残り物炊き込みご飯のおにぎりと、カップ麺

しばらくまったりとした時間を過ごしている間に太陽が顔を出して、
冷えた体がホカホカ、ポカポカ、ムシムシ

太陽の力恐るべし・・・・・・・



ということで、ウインドブレーカーを脱ぎ捨て、コンクリート舗装を下り、有馬へ・・・・


魚屋道をゆったり下り、銀の湯で疲れを癒し・・・・・
〆は、いつものカウンターで

頭の中は

   



定番、迂回路。

途中、20代の学生らしき若者に軽~く追い越されます。

ジジイからすれば、トレランに近いスピードで、あっという間でした。
若さ、この偉大なる力、若いうちは、わかりません。

しばらく、魚屋道のゆったりロードを行くと、瑞宝寺谷への分岐です。

前にいた、ジジイ3人組が、分岐で行くかどうか迷っていたようですが、そのまま魚屋道へ・・・・・

ジジイもこの”荒れてます看板”を見て、少し迷いますが、通行止めではないし、先日の”ポン山、倒木の嵐”みたいなことはないやろ
ということで、瑞宝寺谷へ下ることにしました。

下り始めてすぐに・・・・・
「やっぱり荒れてるなぁ~!」っと思いながら・・・・

登山道と沢が同化していたりしますが。

全く問題ないレベルです。


さすが、水はきれいです。


ええ感じの渡渉箇所


小さな、休憩スポット

まぁ、マイナー感満載ですが・・・・・


瑞宝寺公園への分岐、公園方向へ

谷道と展望台ルートに分かれます。
谷道は、荒れてそうなんで・・・・・・・


向こう側が谷ルートです。
STが見えています。
少し、谷へ行くかなぁ~っと、思ったけど・・・・・


展望台コース=登らないと展望台へは行けないわなぁ~

展望台です。

谷が見渡せます。

真正面に、有馬富士が見えるのですが、写真ではわかりませんね!



その後は、小さなアップダウンを繰り返し、谷コース?と合流

何回か渡渉します。
いやぁ~、ホンマにきれいな水です。


中々、微妙に水が被る岩をつないで渡ります。
魚屋道をだらだら下るよりは、ず~っとええ感じです。
次回は、必ず谷コースを下ろうっと思いつつ・・・・・・・


この真ん中の平らな岩で、上流振り返って・・・・・・

気が付けば、ストック1本しかありまへんがな
下の岩にもないし・・・・

下流を眺めると、数メートル先にかろうじて岩に引っ掛かってます。
急いで、水のかぶった岩をヨロヨロと飛び移りながら・・・・
ストックの先端で、握りのループをひっかけようとしますが、失敗
またまた、数メートル下流に流され・・・・・・
今度はジャブジャブと・・・・・・・
ようやくゲットして胸をなでおろし・・・・・

幸い、ギリのところで、登山靴への浸水は免れ、ストックも無事帰還です。


油断したら”あかん


さて、この辺り初めてということもあるので、とりあえず、瑞宝寺公園へ向かいます。


今歩いてきたところは、「癒しの森」というらしい



公園の中をしばらく歩き、銀の湯へ向かいます。

モンベルさんが見えてきたけど、なんとなく雰囲気おかしいなぁ~

定休日やん

ということで、踵を返し・・・・・

外国語飛び交う中を、中心部へ・・・・・

仕方がないけど、金の湯で、我慢我慢

ゆったりと汗を流し、バスターミナルへ向かい、バスの時間の確認です。

宝塚行は、ほとんどありません。
それも名塩経由で、メッチャ時間かかるし・・・・・

ふと見ると 
大阪行きの急行バス
千里ニュータウンや大阪空港に止まるやありませんか

ここで、窓口のおばさんに確認すると、次の便は千里ニュータウンに止まるものの、桃山台やから、千中まで戻らなあかんので・・・・
邪魔くさい

その次の便は、大阪空港に止まるということで、そこからモノレール1本で帰れる。しかも、空港まで30分です。

ということで、次の次の便に決定

さて、お待ちかねタイム
いつものバスターミナル前のカウンターだけの立ち飲みBARへ直行です。
今回のお店のオネ―様方は、少し年齢は高いものの・・・・・
中でも、よく言えば、”井川 遥”似の眼鏡のオネーさんに
中ジョッキ2杯とウインナーで、ほろ酔い気分
時間も結構ありましたがね・・・・

あ~、癒されます。最高

正直、ウインナーイマイチでしたが・・・・・・

時間も迫ってきて、バスターミナルにバスも到着したみたいなんで、後ろ髪を引かれる思いで、カウンターBARを後にします。

隣で、温泉まんじゅうを、嫁はんたちの土産に買って、バスターミナルの待合室へ戻ります。

改札が始まり、バスに乗り込みます。
バスは、10名弱の超ガラガラで、ゆったりと隣の席にザックをおろし・・・・・

有馬温泉を後にバスは阪神高速から中国道へ。。。。

心地よい疲れと温泉
そして、癒しの

今日も楽し一日にを過ごさせてもらいました。


・・・・・・・で、終わるはずだったのですが・・・・・




「ポケットがなんか寂しい!?]
「サ、サ、サ、サ、サイフが・・・・!!!!!!!!???






中腰で立って、ポケット再度チェック

ザックの中、ひっかき回して・・・・・・

バスの座席下を覗きこんで・・・・・・・・・・

”や、や、や、やっぱり無い!!”

  

真っ白な頭の中で、なにが入っていたか・・・・・
頭の中がグルグルグル・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

銀行カードに、免許証に、クレジットカードに、健康保険証に、モンベルカードに、WAONカードに、PONTAカードに、LIFEのポイントカードに・・・・・・
その他・・・・・・・・
もちろん、少ないけど、いつもよりは少し多めの現金も・・・・・・
(と言っても貧乏爺は、万札1枚とあと少しですが

まぁ、現金はええとしても、カード類などの手続きを考えるだけで、またもや、頭の中グルグルグルグル・・・・・

  


そうこうしているうちに、大阪空港到着です。
車内であらかじめ調べておいた、有馬バスターミナルへ降車後、間髪を入れずに発信

「もしもし、あのう~●✕△■・・・・・・・▲◇✕●・・・・と、と、と、届いていませんか

「どんなものですか~

「青い●△◆◎・・・・・・・です。」

「ちょっと見てきましょうか~?」

・・・・・・・・

「あっ、今届けてくれたらしいです。青い●△◆◎・・・・・・ですね?  中身は・・・・・・?」

「そうです。中あけてもらっていいので・・・・・・・」

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

「そうです。よかった~

・・・・・・・・・

たまたま、届けてくださった女性の方が、まだ待合室にいらっしゃるようだったので、電話口に出ていただき、お礼を述べて、何かお礼をしないといけない旨を伝えましたが、丁重に辞退され・・・・・・・

いや~
不幸中の幸いと言おうか、九死に一生というのか・・・・・

”ほんまにここが日本でよかった!”
そして、
拾ってくれたのが
”ほんまに日本人でよかった!!!!!!!!”

ホンマにありがとうございました!




そして、バスターミナルのおばちゃん、ありがとうございました。



・・・・・・・・・・・・・・・・

空港からは、たまたまイコカのカードを別にしていたので、綱渡りで帰宅。

肝心な落し物は、梅田のバスターミナルに転送していただき、19時過ぎには手元に戻りました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ホンマに情けない

  





まぁ、とんでもないおまけがつきましたが、結果的には、奇跡的な”大団円


あ~ぁ、疲れたけど。。。。。。。。


日本、万歳!!!!!!!









PS;ジジイのまとめ能力の欠如から、結構長めの投稿となりました。
最後まで、見てくれた人に感謝です。

ヤマレコ



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