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コルドバ ■珈琲とアンティークミル■炭火自家焙煎珈琲豆の販売■
アンティークミルのご紹介 sp1-064

商品番号:sp1-064
イギリスのスポングミルとドイツのウッドボックスミルの黄金期と言える1950年前後のミルをレストアをして販売しています。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの製造会社はドイツで10社ほどありました。本日はイギリスのSPONG社のミルをご紹介します。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。
では、分解掃除をして磨き組み上げましたので外装を写真にてご案内いたします。

横からご覧ください

裏からご覧ください

Lの形のボルトは粉を挽く大きさの調整ボルトで小さなプレートで固定されています。

上からご覧ください、ここから豆を入れます。

内歯を回すハンドルの固定ボルトですがコインで回すことができます。胴体刻印が片側しかありません。

胴体の下にあるラベルが残っています。

天板に固定するためのクランプをご覧ください。

天板に乗せる土台とクランプ接合部ですが亀裂はありません。

接合部の裏側もご覧ください、亀裂はありません。

クランプ固定の持ち手は塗装がはがれています。

クランプを含めて下からご覧ください。

隙間が見えますがここから粉が出てきます、見えるのは内歯です。
組み上げる前の部品や内部の状態をご案内致します

分解した部品の構成です。

ねじ部品です。

内歯をご覧ください。

拡大してみてみますと外周の一部に少し摩耗があります。

内歯の裏側をご覧ください。

外歯をご覧ください。

拡大してみますと摩耗はごくわずかです。

胴体の内側になります、内歯の裏の突起部が当たるプレートにはあたりが見受けられます。このプレートが通常は四角なのですがこの個体は楕円形となり珍しいです。

豆を入れるホッパーの裏側をご覧ください。

ホッパーの下の部分には小さな爪がありますが欠けはありません。

外歯とホッパーを組み立てます。

ラベルが二ヶ所残っている個体は少なくなっています。

ハンドルをご覧ください。

曲がりはありません。

ハンドルの持ち手は白木でニス仕上げできれいな状態です。
商品番号:sp1-064 ¥28.900-
スポングミル No.1
1.9kg
今回のスポングミルの特徴
先ずは経年劣化にて塗装の剥げや傷、歯の摩耗などあることは当然のこととして考えて頂きますが、全体的な印象ではつやもありきれいな物です。他のスポングと比較しての違いは、胴体刻印が片側だけということ、内側のプレートが通常の四角ではなく楕円形をしている事があげられます。このタイプは数あるコレクションの中でも少数になりますので珍しいものです。また、ラベルが二ヶ所残っているのもめったにあることではありません。あと、ハンドルと本体との塗装の感じが微妙に違うことが気になりました。

こちらの写真を見て頂きますが、材質的な塗装の乗りというか、色目が若干違うのがわかりますでしょうか。ハンドルを回す持ち手が白木仕上げですが傷もなく大変きれいです。ハンドルは新しい時期のものになっていると考えます。本体の制作時期としては、内部プレートが楕円、刻印が片側であることから初期のモデルではないかと考えます。
スポングミルというコーヒーグラインダーは製造時期によって小さな変更があるので、全く同じ構成ではないところがコレクションをしてきた自分は楽しめるものです。今回のスポングミルにご興味をお持ちの方はいかがでしょうか。
ご注文、お問い合わせはホームページのメールフォームにて商品番号を含めてお願いします
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