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お香を焚く南部鉄器の日

お香を焚くときに使う香炉は陶器よりも金物が好きだ。今日使ったものは本来は香炉としてではない灰皿。南部鉄器の直径10cmもない小さなもの。

早速火をつけるところでチャッカマンを探す。このチャッカマンは焙煎機のバーナーの着火のために用意しています。新しい焙煎機であればバーナーへの着火装置が当然のようについてはいますが、当店3台ある焙煎機の中でも一番古いタイプでは着火装置が備わっていません。

お香に火をつけるにはマッチ棒が似合うのだろうが今家にマッチボックスというものがない。
そこでふと思い出した自分のライターを机の引き出しから探し出した。自分がタバコを吸っていた時に使っていたライターはフランスのヂュポン。このライターを買う切っ掛けは、兄が漆のヂュポンを使っていたから影響を受けた。



このライターは専用のガスボンベがいる。徳用のガスボンベで経済的に使うということができない。専用のボンベで一本使い切りタイプです。これがまた消耗品としては高く40年前で一本千円ほどした記憶がある。

タバコをやめて35年が経つが未だに捨てられないこのライターは今ガスが切れていて使えないがお香用に使うことを考えてしまった。





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