HP https://cordoba.jp
http://facebook.com/cordobacoffee
コルドバ ■珈琲とアンティークミル■炭火自家焙煎珈琲豆の販売■
アンティークミルの分解整備

東京のY様からお預かり
今日のお題はアンティークミルの整備ですが、僕が整備をして販売したものではありません。国内某店でご購入された商品になります。今月にY様からのメールを頂きました。頂いたメールの内容としては、分解・調整をして頂けないかというものでした。具合の悪い症状としては、粉の挽き具合の設定をしてもすぐに狂ってしまうとのことです。商品はスポングのモデル80というものです。日本では販売されていない商品です。
Y様へは、こちらで販売したものでなくても整備・点検をいたしますとご返信いたしました。
届いたミルを分解します

まだきれいな状態で痛みは見当たりません

内歯についている粉は分解前にテストで挽いた豆

本体側の外歯です

本体上の豆を入れるホッパーです

粉を受ける皿

皿の裏側にはQC1の刻印、テーブルを痛めないようにフェルトがあり、まだしっかり残っています

グリップも変色や傷もありません
痛みなど見当たらないので細かな所を見ながら掃除をしていきます。

きれいにした内歯

痛みはありません

きれいにした外歯

細かな部品も点検をしてきれいにします

組み立てて、ボールベアリングが入るところにシリコングリスをつけます

そして、ボールベアリングを入れます

ここが、粉の挽き具合を調節するところで、ベアリングをボルトが押し付けるようになります。

ボルトが緩まないように丸いナットで固定をします。この丸いナットをしっかりと締め付けていないと緩んできてしまい、粉を挽く抵抗で隙間が大きくなり粗挽きとなってしまいます。

一つ気になるところがありました、皿をセットすると少し隙間が出ています。機能上は問題ありませんのでそのままにしておきました。
アンティークミルの販売を始めて1年になりましたが、購入して頂いたお客様の今後のフォローをどのようにして行こうかと、年末の大掃除をしながら考えていました。こちらで販売したものはほとんどのものが実用に耐えうる商品なのですから、使っていれば痛みや汚れが出てきます。長くお使いいただくためにも定期的なメンテナンスは必要だと考えています。今後の予定ですが、こちらで販売した商品は無料で分解点検をしていきたいと考えています。
こちらで販売した商品でなくても、分解・点検をいたしますのでお気軽にご相談ください。
今回の分解・点検料金 ¥2.500-
商品運送に必要な送料は、お客様にご負担のお願いをいたします。
お問い合わせはホームページの注文フォーム、またはメールでお願いします。
転売目的の業者様はご遠慮をお願いする場合もあります。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
