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珈琲の「泰三木」

*金沢旅行で入った喫茶店「泰三木」は、蒔きストーブがあるとても静かなお店だった。


知り合いが車を変えた、なんと’1974年式のビートルだ。ビートルのことはよくは知らないが子供のときから身近に感じた車。それと言うのも僕の兄たちが揃いも揃って車好き。一時期であるが、一番上の兄がフォルクスワーゲンのゴルフ、二番目の兄が6ボルトダブルバンパーのビートル、3番目の兄もビートルの時があった。車好きだからいろいろなものに乗りたいと思うこともあるわけで、兄たちはその後車を乗り換えていった。しかし、3番目の兄はビートルが好きで、車体は変わっているがつい最近まで乗っていた(持っていた?)。僕がお店を始めて間もない頃の20年前は白い1303に乗っていて、その車をくれると言ったことを思い出す。その当時僕はゴルフに乗っていたが、すこぶるぼろでいつ止まってもおかしくない状態。ビートルか・・・・店の看板を書くには絵になるなぁ~と思い試乗した。ところがまったくブレーキが利かない、下り坂ではアクセルペダルには足を置けない。鉄板をこすっているような感じで怖かった。結局、その1回の試乗で車の整備状態も確認しないまま僕には無理と断った。

「泰三木」という喫茶店に入ってコーヒーを飲んで休んでいた時、ソファーの横には自動車の雑誌「カーグラフィック」など数種類バックナンバーが揃っておいてあることに気がつき、車好きなんだろうなと思いご主人に声をかけた。「お車お好きなんですね」・・・・・ご主人は、ずーっとワーゲンに乗っているとの事。このときのワーゲンとはビートルであるとすぐに感じた。でも念のために「ビートルですよね?」と聞いてみたら、「そうだよ」と応えられた。その車は、今修理中との事で見ることができなく残念だった。

いろいろなものを持つと言うことも好きだからしょうがないことだけども、一つのものを大事に大切に使い続けることも好きである。古い時代のもには今の時代にはないものがあると感じる。目に見えない匂いのようなものも感じるから不思議だ。



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