待ちに待ったクリスマスイブ。
いつもは一人で寂しく迎えるのだけど
今年は違う。
大好きなカオルと聖夜を過ごせるなんて夢みたい。
まさかこんな日が来るなんて本当に夢みたい。
「毎年誰かのために歌ってたけど、今年は君のために歌いたいんだ」
部屋の明かりはキャンドルの炎とLEDの光が幻想的なクリスマスツリー形ライトのみ。
そんな中、クリスマスソングを私のためだけに歌ってくれる。
それをカオルが持ってきてくれたシャンパンを飲みながら聴く。
1曲だけでも十分なのに、今時点で5曲目だよ。
どんだけ歌が好きなんだよ、カオル!
けど本当に幸せ。
こんな贅沢でロマンティックなクリスマスコンサート、他にないよ。
どこかに出かけて食事したり、夜景を見ながら歩いたり・・そういうのにも憧れるけど
こうしてただそばにいてくれるだけで十分幸せ。
それでいて素敵な歌声を披露してくれて
プラス美味しいものも作ってくれて本当に幸せ。
クリスマスイブにカレー・・・というのもどうかとは思うけど
ま、いっか。
そして歌い終わった後、
カオルは私の隣に座ってた。
私は歌の感想だったり、何だったり思いのたけを口にした。
毎日一緒にいられないから、一緒にいると嬉しくてたまらないし
話したい事、聞いてもらいたい事たくさんあるから、ついついあれこれしゃべってしまう。
本当にどうでもいいような話なのにうんうんと頷きながら聞いてくれている。
聞き上手だな、カオルは。
でも、カオルはどうなんだろう?
一方的にこんなつまらない話を聞かされて嫌にならないのだろうか?
退屈なんじゃないかな?
確かめようとちらりと横目でカオルの様子を窺う。
あ、目があった。
え?カオル、私の顔見ながら話聞いてたわけ??
「いや・・・その・・・横顔も綺麗だなと思って見惚れてたんだ・・」
世界広しといえどもこんな気障な言葉をさらりと言ってのけるのはカオルくらいなものだろう。
そんな事言われたらますます顔が見れないじゃない。
顔は赤くなるばかりだし、体温もどんどんあがってしまう。
おそらくつないだ右手からその熱がカオルにも伝わっているはず。
余計恥ずかしくなってしまう。
「ずっとこうして手を繋いで、君の横顔を見つめていたいな・・」
私も、手を離す事無く、ずっとカオルの綺麗な横顔を見つめていたい。
このまま時が止まってしまえば永遠に一緒にいられるのに。
なんてカオルも同じ事思ってくれないかな?
「・・・愛してる」
そういうとカオルは私の身体をそっと引き寄せた。
一番聞きたい言葉、一番欲しい言葉、
素敵なクリスマスプレゼントありがとう。
私も同じ気持ちだよ、
「愛してる」
途中まで打ち込んで挫折したまま放置したのを無理やりクリスマスバージョンにしてみました。
そんなわけで、皆様、よいクリスマスイブを
いつもは一人で寂しく迎えるのだけど
今年は違う。
大好きなカオルと聖夜を過ごせるなんて夢みたい。
まさかこんな日が来るなんて本当に夢みたい。
「毎年誰かのために歌ってたけど、今年は君のために歌いたいんだ」
部屋の明かりはキャンドルの炎とLEDの光が幻想的なクリスマスツリー形ライトのみ。
そんな中、クリスマスソングを私のためだけに歌ってくれる。
それをカオルが持ってきてくれたシャンパンを飲みながら聴く。
1曲だけでも十分なのに、今時点で5曲目だよ。
どんだけ歌が好きなんだよ、カオル!
けど本当に幸せ。
こんな贅沢でロマンティックなクリスマスコンサート、他にないよ。
どこかに出かけて食事したり、夜景を見ながら歩いたり・・そういうのにも憧れるけど
こうしてただそばにいてくれるだけで十分幸せ。
それでいて素敵な歌声を披露してくれて
プラス美味しいものも作ってくれて本当に幸せ。
クリスマスイブにカレー・・・というのもどうかとは思うけど
ま、いっか。
そして歌い終わった後、
カオルは私の隣に座ってた。
私は歌の感想だったり、何だったり思いのたけを口にした。
毎日一緒にいられないから、一緒にいると嬉しくてたまらないし
話したい事、聞いてもらいたい事たくさんあるから、ついついあれこれしゃべってしまう。
本当にどうでもいいような話なのにうんうんと頷きながら聞いてくれている。
聞き上手だな、カオルは。
でも、カオルはどうなんだろう?
一方的にこんなつまらない話を聞かされて嫌にならないのだろうか?
退屈なんじゃないかな?
確かめようとちらりと横目でカオルの様子を窺う。
あ、目があった。
え?カオル、私の顔見ながら話聞いてたわけ??
「いや・・・その・・・横顔も綺麗だなと思って見惚れてたんだ・・」
世界広しといえどもこんな気障な言葉をさらりと言ってのけるのはカオルくらいなものだろう。
そんな事言われたらますます顔が見れないじゃない。
顔は赤くなるばかりだし、体温もどんどんあがってしまう。
おそらくつないだ右手からその熱がカオルにも伝わっているはず。
余計恥ずかしくなってしまう。
「ずっとこうして手を繋いで、君の横顔を見つめていたいな・・」
私も、手を離す事無く、ずっとカオルの綺麗な横顔を見つめていたい。
このまま時が止まってしまえば永遠に一緒にいられるのに。
なんてカオルも同じ事思ってくれないかな?
「・・・愛してる」
そういうとカオルは私の身体をそっと引き寄せた。
一番聞きたい言葉、一番欲しい言葉、
素敵なクリスマスプレゼントありがとう。
私も同じ気持ちだよ、
「愛してる」
途中まで打ち込んで挫折したまま放置したのを無理やりクリスマスバージョンにしてみました。
そんなわけで、皆様、よいクリスマスイブを