無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

言論封殺

2019年02月09日 | Weblog
矢張り、政府による東京新聞望月記者の発言制限(言論統制)や、小川彩佳アナの退社(下記)等、国民に「真相」が伝わらない状態が日本のテレビ・大新聞の手によって(私の言う政府マスコミの手によって)作り上げられているので、今日は上のタイトルで書いてみる。

小川彩佳アナについては、小川彩佳アナ退社は、テレビ朝日の安倍政権忖度に詳しく解説しているので読んでほしい。

公共誌リテラなので忖度して書いているが、私は私人で自分の考えをそのまま書ける。その書き方だと、記事内容は、

小川彩佳アナは表向き「寿退社(結婚退社)」となっているが、早河洋・テレビ朝日会長ら上層部が安倍首相と会食を繰り返すうち、テレ朝の番組からは次々と政権批判が消えていった中での「退社」であり、テレ朝が政権忖度によって小川アナを退職に追いやったとみる。

テレ朝で、ターゲットになったのが『報ステ』だ。古賀茂明降板、古舘伊知郎降板、チーフプロデューサー交代……。そして、小川彩佳アナも『報ステ』から外された。

小川アナといい、政権批判も厭わずリベラルな発言をする人材(宇賀なつみアナ等)が相次いで退社する背景は、テレビ朝日の政権忖度・政権批判潰しにある。

詳しくは、上をクリックして読んでね。

今日の言論弾圧のタイトルでは、矢張り言論の府・国会で行われた恐怖の言論弾圧事件(テレビ・大新聞は報道せず)について、もう一度書いておく必要があると思い、前に少し書いたことがある自由党・森ゆうこ議員の趣旨説明の場面を載せることとした。

皆さんも見たらそう感じると思うが、私もYOU TUBEの「参議院本会議 森ゆうこ趣旨説明2018/12/07)」を初めてみた時、森ゆうこ議員が、

「私は、この国会の質疑で3時間1分の最長記録を持っている」

と最初に言い出した時に、「何を自慢してるんだ、この人は!」と思った。最後まで見てもこの感覚は払拭されなかった。

後から、その前の出来事を知って、もう一度見直してみて全て合点がいった。

森ゆうこ氏が立憲民主党民友会・国民民主党新緑風会・日本共産党・希望の会(自由党・社民党)の各会派を代表して解任決議案の趣旨説明を行なおうとした直前に圧倒的多数の自民党の「野党の趣旨説明に時間制限を設ける“緊急動議”の可決」によって、森ゆうこ氏の趣旨説明時間が15分に制限されてしまったのだ。(因みにその前の立民党牧野氏の安倍内閣不信任案趣旨説明は2時間45分

正に多数の暴力である。

それを知って、もう一度動画を見ると、森ゆうこ氏の言っている事がよくわかる。文字起こし的に書いておく。

「趣旨説明の前に言っておきたいことがある」

「私が3時間1分の趣旨説明をした時の自由民主党は、当時の与党は非常に懐が深かった。・・・この言論の府・立法府で『言論封殺』することなく発言を認められました」

「当時の国会は、少数意見を尊重し、間違っても手続きに瑕疵のある『言論封殺』=民主主義の崩壊、そんなことを言われるような議会運営をしたことは見たことはありません」

Cf.自民党の緊急動議(発言制限論議)に1時間も費やしたことにも抗議

「『ルールをまもれ!』『ルールをまもれ!』(ヤジ)と必死に叫んでますが、その元気があるなら、公文書改竄という民主主義の根幹であるルールを壊した安倍政権に対して『ルールを守れ!』というべきじゃないんですか!」

「言論の府の自由をとりもどせ!何やってるんですか!」

この後、漁民の権利を奪う「漁業法改悪」についても発言したが、議長から(緊急動議で時間制限された)時間超過を再三注意され、しまいには議長が怒って「つれてけ!」発言になったわけだが、ここだけ見れば、時間が過ぎたのにルールを破って森ゆうこ議員が発言をいつまでも止めない事を咎める人が多いことだろう。(私もそうだった)

その議長が「ストップ、ストップ」と言っている時だと思うが、森ゆうこ氏は、

言論弾圧には屈しない!」と叫んでいた。

この多数の自民党による「緊急動議」による「趣旨説明時間の制限」は、明らかに「言論封殺」であり、あなたも、こんな国会運営を許していたら、ますます「安倍独裁絶好調!」となっていくんだぞ!
ナチスドイツの牧師さんの様にならないでね。

また忘れるところだった、

◎安倍政権がある限り、私は他の野党を批判する気にはならないだろう!


前回と今回を一緒にしたツイートを載せておく。


またね。

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