恐ろしい事が今の日本国で起こっている。
世界中で日本国民だけが日本の現状を知らない、という事実。
「今そこにある危機」に気がつかない日本国民。
まあ、結論を言ってしまえば、日本の報道機関(テレビ・大新聞等)の情報操作によるものなのだが、あなたはこの先待っている「生き地獄」を自ら経験し、家族・子供・孫にも味合わせてあげようとしているのだ。
今日は、その話。
今度新たに選挙権を得た18歳以上の若者へのアンケートで、22日公示の参院選について、60%が「興味なし」と答えている。
前にも載せた下図の様に、「今の政治は良くない」「若者を考えた政治していない」と考える若者が90%前後もいるのに、「政治に興味なし」「自分一人が投票所に行っても政治は変わらない」と考える若者たち。これは大人を含め全国民の考え方だろう。
今日、あなた(日本国民)に知ってもらいたい事の一つに、
世界の安倍首相に対する評価と日本国民の安倍自民党政権に対する評価が全く異なっている、という点がある。
(これは日本のマスコミ報道のせいなのだが、それを一旦置いて話を進める)
今日の本題とは少し異なるのだが、一例としてアベノミクスについて話してみる。
世界は、アベノミクスを完全に失敗と結論付けているにもかかわらず、日本ではいまだに安倍首相や与党が言う「アベノミクスは道半ば…」が通用している。
面倒なので他人様のブログ・ツイッターから、コピペしておく。(出典先いちいち載せないけどゴメン。苦情受け付けません)
※参院選公示2日前(2016年6月20日)
今や安倍総理の頭の中は「野党共闘批判」で一杯のようである。
まず自分自身を冷静に見たほうがいい。
あとはとにかく「確かにアベノミクスは道半ばです・・・」が多すぎる。
与党幹部全員が全国で繰り返している。(アベノミクスは成功しつつある。今ここで民主党時代の低迷に戻していいのか!と・・・)
ここで海外の風刺画を一つ。
横道に逸れるが、少しこの風刺画を解説しておくと、鏡の中の安倍首相は日本軍隊の象徴とも言うべき旭日旗の帽子を右向きにかぶっている。
これは「右翼」は英語で「right wing」と、日本語そのままであり、右翼・軍国主義思想の安倍首相を表わしているのだ。
旭日旗が出たので参考迄に、フランスの雑誌記事を載せておく。
タイトルは「安倍晋三の隠された顔」
国際政治の世界では、ほとんど問題にされていないが、重大な事実がある。
それは世界第三の経済大国である日本国では、安倍晋三首相も含め政府閣僚の4分の3が歴史修正主義で権威主義の極右団体「日本会議」と呼ばれる、目立たないが影響力のある団体に属していることだ。
今や「日本会議」は、国会の40%に相当する289人の議員を集めている。
日本は安倍首相以下、完全に右翼(極右)によって支配されてしまっているのだが、この「日本会議」の話は別の機会に書くことにして、話を元に戻す。
本題に入る前に先のアベノミクスについて、もう少々書いておく。
※「世界がアベノミクスは失敗の標本(見本)と定義づけ」ているのに日本では安倍首相の「数字は正直。アベノミクスにより雇用は110万人増え、有効求人倍率は47都道府県全てで1を超えた。アベノミクスの成果である。」と参院選の遊説やテレビの党首討論での「民主党政権時代とは違う」と言った報道が今でも主流を占めている。
(参考)「アベノミクスが失敗した理由」(ジャパン・タイムス)…内容略
(参考)※アベノミクス最大の看板「完全雇用」のインチキ(日刊ゲンダイ2016.06.21見出し)…内容略、と思ったがサワリだけ載せる。今日の主題と違うので、読むの面倒な人は以下の青字部分は飛ばして先に進んでね。
確かに公表されている雇用関係の指標を見ると、バブル期並みの数字が並ぶ。
4月の有効求人倍率は1・34倍で91年11月以来の高さを記録。
完全失業率は3・3%で97年4月以降の低水準。
これを以て、「完全雇用といえる状態になっている」(日銀・黒田総裁)とし、安倍首相もこの「雇用改善」をアベノミクスの成果として盛んに訴えている。
しかし、その実態は?━━━━!! 日刊ゲンダイ曰く「雇用改善ではなく、雇用破壊」━━━━その通りなのだ。
①私の就職した頃の社会状況は「終身雇用制」であり、社内での出世競争の中にも、ある程度「年功序列」的なものがあり、従って、将来の生活設計が立てられた。
何歳位で結婚し子供を産んで育て、何歳位に会社の持ち家制度で「マイホーム」を建て、老後は退職金と年金で悠々自適の生活、といったプランを想定する事が出来た。
②また、私の若い頃も派遣会社はあったが、その派遣会社から私の会社に来た事務員は仕事に慣れた頃、我社の正社員として採用・派遣会社から転籍してもらった。(これは、その当時、どの会社でもやっていた方法)
この様に、昔は非正規社員にも努力次第で「正社員」の道は開かれていたのだが、最近の派遣法改正で「非正規社員は一生、正社員になれない」こととなった。
正社員にしても「残業代ゼロ法」「首切り自由法」と企業の思うままに「こき使われる」事態となった。
少し前の資料だが、
この様に、非正規社員を雇って賃金を安く抑えられることになった結果、企業が大儲けできる現状となっているのだ。
ちなみに、非正規社員を安い賃金で雇用出来る結果として、正社員の給料も安く維持できる事になる。
それが「同一労働、同一賃金」の帰結先である。
今の世の中は、正社員も非正規社員も昔のような「生活の安定」が得られず、将来の「生活設計」が立てられなくなり、特に非正規社員は結婚したくとも出来ない、子供は欲しくともつくれない、と少子化に「貢献」している。
アベノミクスにより110万人の雇用を増やした、と安倍首相は自慢しているが、中身は、この3年間で、正規雇用を36万人減らし、身分が不安定(生活が不安定・将来が不安定)な非正規雇用を167万人増やしただけ。
もう一つの喧伝文句の「有効求人倍率」だって、正社員に限ればいまだに0・85倍(4月)だ。
非正規労働者は今や1980万人に達し、全労働者の40%を占めている。
(無風注)この全労働者の40%を占める非正規労働者の実に70%が年収200万円以下なのである。
非正規社員のうち、正社員を希望していながらその機会がない「不本意非正規」労働者は…25歳~34歳で28・4%もいる。
当然、こうした「不本意非正規社員」は失業者にカウントされないから、有効求人倍率にも反映されない。
まともな職にありつけないから、やむなく「非正規」労働者に甘んじ、その場しのぎの生活をせざるを得ない働き盛りの若者達が3割近くもいるのに、これで良く「完全雇用」などと言えたもの。まるで詐欺師の口上だ。
「インチキ政府が並べ立てたデッチ上げの数字で雇用が良くなった、なんて冗談じゃありません…」(政治評論家・森田実氏)
記事は「『有効求人倍率が47都道府県全てで1を超えた』と安倍首相がアベノミクスの地方への“波及効果”として訴えるこの数字にもウソとカラクリがある。」として、それについて書いているが、省略する。
要は、あなたに日本の報道・政府側からの報道に騙されず、アベノミクスは失敗に終わっている、と認識してもらえればいい。
もう一つ、本題に入る前に日本国民が如何に「政府マスコミ」の喧伝に騙されているかという事を分かってもらうために、下記普通の人の考え方を書いたブログを載せておく。
日本国民の4割以上の人間が、安倍内閣を支持しているとか、“アベノミクス”が、ある程度日本経済に貢献していると評価する人々が、NHKの調査では46%もいるのだから、腰が抜けてしまう。
46%もの国民が、大企業の社員であるわけがないし、1億円以上の余裕投資資金を持つ富裕層であるわけもない。(統計では日本国民の1%程度)
無論、年金受給者の支給額が増えたとか、健康保険の窓口負担額は半額になったとか、ついぞ聞いたことがない。
どこをどう見て、「大いに評価」とか、「ある程度評価する」なんてご回答が出せるのだろう?
俺の頭が狂っているのかと、周囲の人間に聞いて回りたくなる(笑)。
(無風注)私の周りの誰からも「アベノミクスで生活が豊かになった。楽になった。」といった声は聞こえてこない。最近出席した株主総会でも、昨年は円安の影響で通常年の1・5倍の配当をしたのに、今期は円高でどの業種も軒並み業績悪化していた。
NHKを見る限り、内閣支持率は“冗談ポイ”の47%なのだ。
“痘痕もえくぼ”の心境にならない限り、あり得ない世論調査の数値である。
少し古い資料だが、日本のマスコミの安倍内閣支持率&安保法制の賛否(by日本の大新聞・テレビ・通信社)
しかして、その実態は!?(他人様の表を無断借用。しかも「わからない」「どちらとも言えない」「無回答」を無視して改竄編集)
何故、長々と「アベノミクス」と「安倍内閣支持率」の話をしたかというと、テレビ・大新聞から流されている報道と実態の乖離がひどくなっている日本社会の実情をあなたに理解して欲しかったからだ。(報道されない事も含む)
このまま、次に繋げます。一旦、ここまで投稿しておきます。(To Be Continued)
世界中で日本国民だけが日本の現状を知らない、という事実。
「今そこにある危機」に気がつかない日本国民。
まあ、結論を言ってしまえば、日本の報道機関(テレビ・大新聞等)の情報操作によるものなのだが、あなたはこの先待っている「生き地獄」を自ら経験し、家族・子供・孫にも味合わせてあげようとしているのだ。
今日は、その話。
今度新たに選挙権を得た18歳以上の若者へのアンケートで、22日公示の参院選について、60%が「興味なし」と答えている。
前にも載せた下図の様に、「今の政治は良くない」「若者を考えた政治していない」と考える若者が90%前後もいるのに、「政治に興味なし」「自分一人が投票所に行っても政治は変わらない」と考える若者たち。これは大人を含め全国民の考え方だろう。
今日、あなた(日本国民)に知ってもらいたい事の一つに、
世界の安倍首相に対する評価と日本国民の安倍自民党政権に対する評価が全く異なっている、という点がある。
(これは日本のマスコミ報道のせいなのだが、それを一旦置いて話を進める)
今日の本題とは少し異なるのだが、一例としてアベノミクスについて話してみる。
世界は、アベノミクスを完全に失敗と結論付けているにもかかわらず、日本ではいまだに安倍首相や与党が言う「アベノミクスは道半ば…」が通用している。
面倒なので他人様のブログ・ツイッターから、コピペしておく。(出典先いちいち載せないけどゴメン。苦情受け付けません)
※参院選公示2日前(2016年6月20日)
今や安倍総理の頭の中は「野党共闘批判」で一杯のようである。
まず自分自身を冷静に見たほうがいい。
あとはとにかく「確かにアベノミクスは道半ばです・・・」が多すぎる。
与党幹部全員が全国で繰り返している。(アベノミクスは成功しつつある。今ここで民主党時代の低迷に戻していいのか!と・・・)
ここで海外の風刺画を一つ。
横道に逸れるが、少しこの風刺画を解説しておくと、鏡の中の安倍首相は日本軍隊の象徴とも言うべき旭日旗の帽子を右向きにかぶっている。
これは「右翼」は英語で「right wing」と、日本語そのままであり、右翼・軍国主義思想の安倍首相を表わしているのだ。
旭日旗が出たので参考迄に、フランスの雑誌記事を載せておく。
タイトルは「安倍晋三の隠された顔」
国際政治の世界では、ほとんど問題にされていないが、重大な事実がある。
それは世界第三の経済大国である日本国では、安倍晋三首相も含め政府閣僚の4分の3が歴史修正主義で権威主義の極右団体「日本会議」と呼ばれる、目立たないが影響力のある団体に属していることだ。
今や「日本会議」は、国会の40%に相当する289人の議員を集めている。
日本は安倍首相以下、完全に右翼(極右)によって支配されてしまっているのだが、この「日本会議」の話は別の機会に書くことにして、話を元に戻す。
本題に入る前に先のアベノミクスについて、もう少々書いておく。
※「世界がアベノミクスは失敗の標本(見本)と定義づけ」ているのに日本では安倍首相の「数字は正直。アベノミクスにより雇用は110万人増え、有効求人倍率は47都道府県全てで1を超えた。アベノミクスの成果である。」と参院選の遊説やテレビの党首討論での「民主党政権時代とは違う」と言った報道が今でも主流を占めている。
(参考)「アベノミクスが失敗した理由」(ジャパン・タイムス)…内容略
(参考)※アベノミクス最大の看板「完全雇用」のインチキ(日刊ゲンダイ2016.06.21見出し)…内容略、と思ったがサワリだけ載せる。今日の主題と違うので、読むの面倒な人は以下の青字部分は飛ばして先に進んでね。
確かに公表されている雇用関係の指標を見ると、バブル期並みの数字が並ぶ。
4月の有効求人倍率は1・34倍で91年11月以来の高さを記録。
完全失業率は3・3%で97年4月以降の低水準。
これを以て、「完全雇用といえる状態になっている」(日銀・黒田総裁)とし、安倍首相もこの「雇用改善」をアベノミクスの成果として盛んに訴えている。
しかし、その実態は?━━━━!! 日刊ゲンダイ曰く「雇用改善ではなく、雇用破壊」━━━━その通りなのだ。
①私の就職した頃の社会状況は「終身雇用制」であり、社内での出世競争の中にも、ある程度「年功序列」的なものがあり、従って、将来の生活設計が立てられた。
何歳位で結婚し子供を産んで育て、何歳位に会社の持ち家制度で「マイホーム」を建て、老後は退職金と年金で悠々自適の生活、といったプランを想定する事が出来た。
②また、私の若い頃も派遣会社はあったが、その派遣会社から私の会社に来た事務員は仕事に慣れた頃、我社の正社員として採用・派遣会社から転籍してもらった。(これは、その当時、どの会社でもやっていた方法)
この様に、昔は非正規社員にも努力次第で「正社員」の道は開かれていたのだが、最近の派遣法改正で「非正規社員は一生、正社員になれない」こととなった。
正社員にしても「残業代ゼロ法」「首切り自由法」と企業の思うままに「こき使われる」事態となった。
少し前の資料だが、
この様に、非正規社員を雇って賃金を安く抑えられることになった結果、企業が大儲けできる現状となっているのだ。
ちなみに、非正規社員を安い賃金で雇用出来る結果として、正社員の給料も安く維持できる事になる。
それが「同一労働、同一賃金」の帰結先である。
今の世の中は、正社員も非正規社員も昔のような「生活の安定」が得られず、将来の「生活設計」が立てられなくなり、特に非正規社員は結婚したくとも出来ない、子供は欲しくともつくれない、と少子化に「貢献」している。
アベノミクスにより110万人の雇用を増やした、と安倍首相は自慢しているが、中身は、この3年間で、正規雇用を36万人減らし、身分が不安定(生活が不安定・将来が不安定)な非正規雇用を167万人増やしただけ。
もう一つの喧伝文句の「有効求人倍率」だって、正社員に限ればいまだに0・85倍(4月)だ。
非正規労働者は今や1980万人に達し、全労働者の40%を占めている。
(無風注)この全労働者の40%を占める非正規労働者の実に70%が年収200万円以下なのである。
非正規社員のうち、正社員を希望していながらその機会がない「不本意非正規」労働者は…25歳~34歳で28・4%もいる。
当然、こうした「不本意非正規社員」は失業者にカウントされないから、有効求人倍率にも反映されない。
まともな職にありつけないから、やむなく「非正規」労働者に甘んじ、その場しのぎの生活をせざるを得ない働き盛りの若者達が3割近くもいるのに、これで良く「完全雇用」などと言えたもの。まるで詐欺師の口上だ。
「インチキ政府が並べ立てたデッチ上げの数字で雇用が良くなった、なんて冗談じゃありません…」(政治評論家・森田実氏)
記事は「『有効求人倍率が47都道府県全てで1を超えた』と安倍首相がアベノミクスの地方への“波及効果”として訴えるこの数字にもウソとカラクリがある。」として、それについて書いているが、省略する。
要は、あなたに日本の報道・政府側からの報道に騙されず、アベノミクスは失敗に終わっている、と認識してもらえればいい。
もう一つ、本題に入る前に日本国民が如何に「政府マスコミ」の喧伝に騙されているかという事を分かってもらうために、下記普通の人の考え方を書いたブログを載せておく。
日本国民の4割以上の人間が、安倍内閣を支持しているとか、“アベノミクス”が、ある程度日本経済に貢献していると評価する人々が、NHKの調査では46%もいるのだから、腰が抜けてしまう。
46%もの国民が、大企業の社員であるわけがないし、1億円以上の余裕投資資金を持つ富裕層であるわけもない。(統計では日本国民の1%程度)
無論、年金受給者の支給額が増えたとか、健康保険の窓口負担額は半額になったとか、ついぞ聞いたことがない。
どこをどう見て、「大いに評価」とか、「ある程度評価する」なんてご回答が出せるのだろう?
俺の頭が狂っているのかと、周囲の人間に聞いて回りたくなる(笑)。
(無風注)私の周りの誰からも「アベノミクスで生活が豊かになった。楽になった。」といった声は聞こえてこない。最近出席した株主総会でも、昨年は円安の影響で通常年の1・5倍の配当をしたのに、今期は円高でどの業種も軒並み業績悪化していた。
NHKを見る限り、内閣支持率は“冗談ポイ”の47%なのだ。
“痘痕もえくぼ”の心境にならない限り、あり得ない世論調査の数値である。
少し古い資料だが、日本のマスコミの安倍内閣支持率&安保法制の賛否(by日本の大新聞・テレビ・通信社)
しかして、その実態は!?(他人様の表を無断借用。しかも「わからない」「どちらとも言えない」「無回答」を無視して改竄編集)
何故、長々と「アベノミクス」と「安倍内閣支持率」の話をしたかというと、テレビ・大新聞から流されている報道と実態の乖離がひどくなっている日本社会の実情をあなたに理解して欲しかったからだ。(報道されない事も含む)
このまま、次に繋げます。一旦、ここまで投稿しておきます。(To Be Continued)