無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

政府マスコミの嘘・・・その18(大政翼賛報道)

2016年01月19日 | Weblog
私の日記は「日記」ではなく、なるべく「物の見方・考え方」を分かってもらおうと思い書き始めたものなので、どこからでも読んで私の言いたいことを分かってもらいたいと思う。

最近書いていることは、今まで書いてきたことの焼き直しであるのだが、何とか、今度の選挙で国会が消滅しようとしている危機に面していることを日本国民に分かってもらいたいと手を変え品を変えて同じ事を纏めながら書いている。

早速、余談になるが、SMAPやベッキーといった芸能ニュースは論外として、政府批判をしている数少ない日本の新聞やネットのブログによる批判にも私の不満はつのるばかりだ。(TVの政府批判は既に全滅!)

日刊ゲンダイも「安倍首相の頭がおかしい」とか「山本太郎氏がすごい」とか「野党共闘がどうのこうの」とか、国民の立場を無視して誹謗・中傷・侮蔑・軽蔑・罵倒・又は称賛・対決の見出しを載せているが、これでは国民の理解は得られない。

要は、今度の選挙で今の政策を強引に推し進めている政権政党からの立候補者に国民(有権者)が一票を投じなければ良いだけの話なのだ。

ところが、今度の選挙から投票に参加する18歳の若者(男女)への安倍内閣支持率は男子59%と高いのだ。

最近は女性週刊誌がマトモな事を書いているため18歳女子の安倍内閣支持率は43%となっており、ここにもマスメディアの影響が大きく表れている。

「戦争を知らない子供たち」が親となり、その子供(特に男子)がバトル・ゲームで育ち、18歳になった結果が「安倍首相に指導力がある」「他国に強い発言が出来る指導者」となったのだ。


いずれにせよ、日本では数少ない批判記事を書く新聞も、政府批判をするにしても、この政策を推し進めていくとあなた(日本国民・若者)やあなたの家族・子孫はこの様になってしまいますよ、と現実の数字を基に淡々と説明しておけば「国民の理解も深まるのに」と残念でならない。

長くなるが、政府・安倍政権に対する対決姿勢・批判を表面に出しても、政府の発言と、それを垂れ流すマスコミによって、似非右翼等始め、テレビ・新聞で毎日を過ごしている主婦やお年寄りには全く伝わらない。(マスコミからジャーナリズムが消滅してしまったため)
下記の様な見出しブログを見ても「サヨク」「反日」「北の工作員」「中国の工作員」「陰謀論者」で済まされて、その内容を見ようともしないのではないか?
ネットで育った若者たち(18歳男性)の安倍首相支持率を見てもそう思うのだ。

田母神俊雄閣下は、自分の論文で、

■「専守防衛は相手にとっては痛くも痒くもない」(海上保安庁にも中国漁船等の領海侵犯に対し威嚇射撃だけでなく、相手に向かって撃つことが出来るようにしよう)

■「自衛隊の中にも相手国への攻撃について徹底的に考える人たちが必要である」


とし、

■自衛隊にも国民が正しい歴史観を持つためにやれることがある。

反日的グループ(自虐史観を教える日教組・偏向報道の朝日新聞等)の努力がわれわれの努力を上回っていたから教科書がどんどん自虐的になった。

■若い幹部や隊員が無知ゆえに反日活動に協力するようなことがあってはいけない。

我が国の現状を見れば自衛隊の指揮官・特に上級の指揮官は、いま第二の戦場(戦いの相手は、学校教育や新聞報道)に目を向けることが大事である。


として、東京都知事選では60万票以上の支持を獲得した。

安倍晋三氏の推挙で、田母神氏は幹部育成校(統合幕僚学校)の校長も務めた人だが、その時に幹部教育課程に「歴史観・国家観」などの課目を新設し、講師には「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバー2人を起用。
「つくる会」副会長の福地惇大正大教授は「日本国憲法の本質」「大東亜戦争史観」「明治国家と戦後国家」などを講義。
高森明勅国学院大講師は「国家観」「天皇の起源と歴史的意味」などについて講義した。

(無風注:内容は育鵬社の教科書内容から、推して知るべし。いずれにせよ極右思想団体「日本会議」の流れ。)

余談:安倍首相も、エセ右翼が使う「自虐史観」とか「陰謀論者」とかの言葉を口にする。まあ、日本会議のメンバーだから当然だが…。

政府マスコミは、日本人の生命と安全を守る安保法を「戦争法」だとかレッテルを貼り、ありもしない「徴兵制になる」などと国民に対し宣伝し党利党略に走る野党や一部偏向新聞のせいで国民の理解が得られないのだ、と国民を洗脳している。

こんな政府の嘘とマスコミの大政翼賛報道の中で下記のようなブログ見出しはあまり役に立つとは思えないのだ。



※共産党小池晃議員の追及、迫力あったね。

※オバサン保守=櫻井よしこ氏の正体

※参院選に森裕子氏擁立へ=野党で一本化目指す―生活・新潟(時事通信)

※今度はワイロ疑惑…「カネとウソ」にまみれた東京五輪(日刊ゲンダイ)

※宜野湾市長選で現職苦戦 安倍官邸のディズニー誘致が裏目(日刊ゲンダイ)

※「市民の皆さんとともに野党は一丸となって闘おう」森ゆうこ

※首相ブチ切れ答弁の裏の幼児性と反知性、独善主義(日刊ゲンダイ)

※沖縄の未来を決める宜野湾市長選、故・菅原文太さんの遺志がこめられたメッセージが!(週プレNEWS)

※テレビの大物ニュース・キャスターやコメンティタ―が、参院議員選挙で安倍晋三政権と自民党に大逆襲する。

※こんな世間知らずの卑怯者に総理を務めさせる国「日本」(simatyan2のブログ)

※「年金突っ込め!」総理とGPIFの素人賭博で年金消滅確定!(カレイドスコープ)



ここに載せてしまったブロガーには申し訳ないが、今日の「阿修羅」さんの掲示板からピックアップさせてもらった。

断って置くが、私はこれらのブログの内容に共感・同感し、大変参考にさせてもらっている。「目からウロコ」の内容も多い。

だが、今度の選挙までに、下の様な政府のやっている政策が自分とは全く関係ない的な考えをしている人達の目を覚まさせなければならないので、誰々がどうこう言った・行動した、といった他人事的表現・与党と野党の対決・党利党略的表現は止めて、この安倍政権の政策で国民の暮らしはこうなった、また10%消費税増税で国民の暮らしはこうなる、といった事を実際の数字を上げながら淡々と説明した方が得策ではと考える次第である。

《あるブログについたコメントより》

陰謀論者特有の思考は“結論ありき"です。
つまり、物事を自分の都合の良い解釈をして、現実からは目を逸らす非論理的な思考です。
自分の願望を正当化したいが為に、人を陥れるような嘘でも平然と吐くド汚い人間性が嫌われてサヨクは衰退していったのに、未だ“非"論理的陰謀思考の垂れ流しとは・・・
あの香山リカさんでさえ「サヨクが反対してるから賛成だって理屈が成り立つくらいサヨクは嫌われている」って言っているのに、一度でも踏み外したら簡単には帰ってこられない、それがサヨクという暗黒の道なのか。
サヨクやめますか?それとも人間やめますか?ですなw


この様な人達も投票の1票となるのです。この人たちにも自分の生活の“現実”を分かってもらう必要があるのです。

生意気な様ですが、ブログの方も、そのことを頭に置いて見出し(タイトル)を考えてもらいたいと思います。


本題に入る。

今日からは、政府マスコミの「政府広報」と現実のギャップについて列記して書きたいと思っている。(今日は前置き長くなったのでサワリだけ。

①消費税

もう“目にイカ”じゃなく、“耳にタコ”なのだが政府マスコミの嘘の第一弾は、ここから。

消費税増税(5%→8%)の時


消費税8%へ増税後、政府のやった事

1)児童扶養手当 減額

2)年金支給額  減額

3)生活保護費  引下げ

4)介護保険料  引上げ

5)高齢者医療費 負担2倍

6)年金保険料  支払い増

7)介護報酬   減額 etc.etc.etc.(←ユル・ブリンナー「王様と私」より)



政府マスコミが流す情報は、

少子高齢化で社会保障費の財源が不足する。

消費税10%にしても、加工食品にまで軽減税率適用で1兆円の財源が不足する。

更なる消費税率アップが必要。
(←軽減税率報道時の某テレビ局)

安倍首相「アベノミクスの効果で、民主党政権時代より税収が21兆円増えた。」・・・本当は景気が良くなったわけではなく、円安による小麦粉等の値上りでパン・菓子・麺類等、高いものを買わされ、それに8%の消費税が付いた為の庶民の税負担増による国庫増収なのに。

安倍首相「この成果の増収を軽減税率適用による財源の穴埋めに使いたい」

社会保障費は少子高齢化により年1兆円不足する。

社会保障費は一般会計の3割を超えている。

従って「社会保障費の抑制が政治の重要課題である。
…紫は、政府マスコミ報道。

しかし、消費税8%による税収増は6兆円/年である。

上の政府広報と比較してあなたは何か気が付きませんか。

今日は、さわりで終わる。またね。