無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

日本のマスメディアは最悪だ!

2015年08月31日 | Weblog
海外のメディアがトップニュース・メインニュースとして大々的に流した日本の8・30安保法制反対の国会周辺をはじめとした全国一斉デモ。

翌日の朝6時のNHKニュースでは30分のニュース枠で全くこのデモ関係の報道をしなかったそうだが、新聞もそうである。

あるツイッターの朝刊各紙比較を借用すれば、



ツイッターさんは、讀賣新聞(産経新聞)はこの最大規模のデモ行進を記事にせず、朝日・毎日・東京が上の様に一面に載せていた、と書いていた。

しかし、私はこの朝日・毎日の記事の書き方にも非常に大きな問題がある、と思った。

というのは、今日、8月31日、私が前日のデモを新聞各紙がどの様に取り上げているかを読み比べようと朝刊を買い漁りにコンビニに行って驚いてしまった。本当に「日本のマスメディアは最悪だ」(ニューヨークタイムス紙東京支局長)と実感した。

さて、諸君も駅の売店やコンビニで新聞がどのようにして売られているかご存知だろう。

そう、縦に半分にして束ねて何新聞かが分かるようにして売られている。

従って、上のツイッターさんが比較した新聞各紙は、下の様に売られていたのだ。



日本の三大新聞がこれである。日本国の重大な転機に当たってそのデモを一面トップにもってこない日本のマスコミ。

あなたも自分で考えてみて下さい。各紙の一面トップ記事を見て、8・30安保法制に反対する最大規模のデモとどちらが日本国民にとって重要かを。

東京新聞の一面トップを参考迄に載せておく。





次に、政府とマスコミの癒着例をもうひとつ挙げておくと、

他の新聞は未確認だが、朝日も毎日もこの安保法制反対デモと一緒に「安保法制賛成デモ」を記事にしている。

朝日も毎日も“まるで申し合わせたように”「約500人が参加して行われた」と記事にしている。



まるで、これが公平な報道だ、と言わんばかりに…。

私は何でこんな記事を載せるのかな?と思っていたら、菅官房長官の会見談話で分かった。



見事なまでのマスコミと政府の連携プレイである。

このまま続きます。