無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

日本のマスコミ(テレビ・新聞)の大犯罪(国民洗脳)

2015年08月04日 | Weblog
私がもう何回となく取り上げたタイトルだ。

今日の話に入る前に、重要な下の2つの事をもう一度おさらい。

◎日本国が国家として重大局面を迎えているにもかかわらず、何故、日本のメディアは国民に問題提起しないのか?
日本国民が判断・選択しようにも、日本のメディアが沈黙していては日本国民にその選択肢は見えてこない。日本のメディアは最悪だ。
(アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズ日本支局長)

◎某テレビ局の社長語録
■「テレビは洗脳装置。嘘でも放送しちゃえばそれが真実。」(1998年)
■「社会を支配しているのはテレビ。これからは私(テレビ局社長)が日本を支配するわけです。」(2002年)
■『君たちは選ばれた人間だ。
君たちは報道によって世の中を動かす側の人間。
対して一般国民は我々の情報によって動かされる人間だ。
日本は選ばれた人間である我々によって白にも黒にもなる』 (2010/4/1の入社式での訓示)


上の2つを頭において今日の日記を読んで下さい。

その前に

(余談1)

某・大新聞は経団連が7月30日に発表した夏季ボーナス調査(大手140社)で前年比2.81%増と3年連続で増加したことを受けて「リッチな夏休みになりそう!?」との見出しを掲げた。

 これは、日刊ゲンダイが指摘している様に「多くの日本国民にとっては“どこの国の話?”であり、戦争法案の為の“見せかけ景気回復”記事で、実際は4~6月期のGDPはマイナスとなっている」のが真相だ。

即ち、経団連の調査対象は従業員500人以上の東証一部上場企業に限られる。
これだけの規模の会社は日本の全企業の1%にも満たない。
国内企業の9割以上(雇用の7割)を占める中小企業の実態は?
実質賃金は今年4月まで25ヶ月間もマイナスが続いており、5月にやっと前年同月比プラスになっているが、これも雇用増でパートに払う「交通費」が増えたことに起因し、4~6月のGDP減を見ても決して景気回復したとは言えず、中小企業の従業員の暮らしは青息吐息なのである。


その日刊ゲンダイに「年間平均給与トップ30社」が載っていたので参考迄に、



上の平均給与を支給される社員の平均年齢は、大体38才~45才に入る。(前の資料から)

「政府の賃上げ要請で東京放送・日本テレビ・テレビ朝日の3社はただでさえ高額な給与が一段と増えた。証券会社と同じくアベノミクスの恩恵を受けているのだから、安倍政権に批判的な報道を控えて当然でしょう。」

本当に政府批判がテレビ・新聞から聞こえなくなって久しい。


余談2)

イスラム国に後藤さんが拘束されている時、後藤夫人の記者会見がテレビで放映された。
私は温泉に浸かりながら見ていた。(最近はこの形式の温泉も多い)
最初にテレビは「後藤夫人、①国民に迷惑かけている、と謝罪。②イスラム国に“ケンジはあなたがたの敵ではありません”と呼びかけ、③政府に夫を何とか無事救出して欲しいと嘆願しました」と言って記者会見の模様を放映しだした。

見ていると、最初のテレビの紹介通り、①「国や国民の皆様にご迷惑をお掛けして申し訳ありません」と②イスラム国に対して「ケンジは敵ではありません」の後藤夫人の言葉が放映され、その後、会見前に色々釘を刺されていたのだろう、視聴者に何を言っているのか良く理解できない様な弁解じみた話が結構長く続いたと思ったら、突然CMに移行、「ここまでは○○、▽▽の提供でお送りしました」。
後藤夫人が政府に夫の無事救出を何とお願いしたのだろう、と思い、温泉に我慢して浸かっていた私。
長いCMの後、続いて「ここからは、△△、□□の提供でお送りします」といって、またCMが始まった。
そして、始まった内容は後藤夫人の記者会見の続きではなく全く別の話題。

③の後藤夫人の政府への無事救出の哀願場面は完全にカットされたのだ。

こんな話を何故長々話したかというと、後藤夫人の会見の続きを見ようと、ゆでダコ状態になりながらテレビが真正面から見れる一番の特等席(湯船)で我慢して待っていたからであり、私がこのテレビのやり方以上に余計頭に来た事を話したかったからなのだ。

「後藤夫人は政府に夫の無事救出を嘆願した」と報道の最初に流したように、この記者会見は実況生中継ではない、局が意図的に③政府へ哀願場面をカットしたのだ。
その場面が全国に流れて国民が後藤夫人に同情し、政府は何とかしてやれよ、との声が高まることを恐れて(また、それで殺されてしまった場合の政府対応への批判が高まることを恐れて)テレビ局が自主規制したものと思われる。安倍政権想いのテレビ局を見た感じがした。

報道ステーションの下のタラップも同じである。



また、余談3と続けそうになって、止めた!

余談だけで終わってしまいそうだからだ。

ここまで書いて本題に入ろうとしたが、長くなるので止めにした。ここまで投稿しておく。

また、今日も本題に入れませんでした。時間が無くなったからです。申し訳ありませんでした。

続きます。