無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

マスメディアの浄化は喫緊の課題

2010年05月20日 | Weblog
今週発売中の週刊誌の表紙に載っている見出し

「鳩山退陣」

史上最低の総理 と その仲間たち

精神分析 何故、鳩山首相は次から次へとウソをつくのか

悪意丸出し、である。

今まで、自民党政権時代は、海外報道機関の「世界を動かす○○人」といったランキングに一人も姿を見せなかった日本の政治家であるが、小沢民主党幹事長に続き、鳩山首相が世界第6位の政治家にランキングされたのだ、どこが史上最低の総理なのか! 史上最低の総理などと評価しているのは、日本国の腐敗したマスメディアと、それに躍らされている日本国民くらいなものだ。(略すが“ルーピー”も然り)
旧政権が良く口にしていた「日本の国際的信用が…云々」は、今まで「日本はアメリカの51番目の州」と言われ「外交三流国」といわれていた旧政権時代に既に失墜していたのだ。アメリカの飼い犬では国連の常任理事国になれないのも無理からぬところだ。

私と同じ様に旅行した人のブログを私なりに穏やかな表現で意訳して載せる。

「テレビや新聞の報道を目にしたり耳にしたりしないで、のんびりと温泉三昧していると本当に心安らぐ。

いかに現状の日本のマスコミがジャーナリズムとしての機能を喪失してしまったか、単なる利権狙いで自民党勢力旧体制派などの広報・国民洗脳煽動機関でしかない、のが良く分かる訳だ。

でも2日間ニュースに触れないで、帰宅して昨日からネットで15日からのニュースを見てみると、相も変わらずのマスコミの無法ぶりが展開されているだけで、このマスメディア全員が一旦リセットされるしか真っ当になる道はないな、と暗澹たる気持ちになる。」…まさに私と同意見。

植草氏が言うように、国民はマスメディア報道に呑み込まれぬよう「距離感を置くことが肝要」なのだと思う。

そうしないと「政治とカネ」「普天間問題」といったウソ報道・洗脳報道に呑み込まれて「小沢は辞めるべきだ」が78%といった世論になってしまうのだ。鳩山内閣支持率が20%前後まで落ち込み、今度の選挙の投票先政党で自民党が民主党を上回る結果となってしまうのだ。

以前の話だが、小沢氏の不起訴が決定したあとだったかに、みのもんた氏はテレビで「(小沢が)ゼネコンから裏金をもらったことは事実だ」と断言し「政治家がゼネコンから賄賂をもらって見返りに公共事業の受注をしてやることが許されていいのか」と話していた。茶の間に人気のみのもんた氏が、そういえば「テレビ報道と距離感を置かない国民」は、そうだそうだ、になってしまう。

本来、公共の電波でこのようなアジ発言が許されるべきではないのに、今のマスメディア報道にマヒしてしまった国民はテレビを批判する頭を失っているのだ。

国民は日本のマスメディア・ウィルスの感染症状から抜け出すために、最低一週間ほど、テレビのニュース・報道番組を見ないようにすべきだ。


民主主義のあらゆる制度の基本には「権力は集中したり、長期化すると腐敗する」との思想がある。
それは四年毎の総選挙(権力長期化の防止)や三権分立(権力の分散と相互監視)等に表われている。

国民の投票によって選ばれた国会議員は憲法に違反しない範囲で法律を作り(立法)、総理を始めとする内閣は、その法律に基き行政を行なう。

アメリカ大統領が就任時に司法長官に向かって「できる限り最大の努力をもって、合衆国憲法を維持し、保護し、守ることを誓います」と宣誓するように、民主主義の国では国民に選ばれた政治家が憲法を遵守した行政を行なうのは当たり前のことなのだ。

憲法は3分の2以上という大多数の国民が「こんな憲法の下では生活出来ない、何とかしてくれ!」と声をあげたときに(安保の時のような50万人とも100万人ともいわれたデモが起こったときに)政府で改正を検討すればいい話であり、旧権力体制の時のように裁判所で違憲判決をした判事を左遷し2度と判決を言い渡す地位に就けなかったり、自殺に追い込まれたり、と司法を抑えつけ、違法判決が出ても「傍論だから」とか「大臣を辞めたら(裁判所の違憲判断を)読んでみる」と取り上げなかったり、また、「日本の法律で裁かれるのなら、裁かれてやろう!」(憲法を守らない)と言った人物、むりやり戦争に巻き込まれよう・参戦しようとした人物を国会議員にして何も批判しないマスメディア。それどころか、“ヒゲの隊長”と持ち上げ、この“裁かれてやろう”発言を“凛々しい”・“男らしい”・“立派だ”といった感覚の報道をしている。
そんな権力の圧政の中で、憲法を守らなくてはいけない権力者側が「憲法を改正」して、国民を国家の奴隷にしようとしているのに、国民を啓蒙し、国民に警告を発すべきマスメディアが権力に懐柔され沈黙している。
それどころか、国民が成し遂げた政権交代をなんとかしてブッ潰して、これまでの利権政治を復活させようと国民洗脳に躍起になっている。
日本に民主主義の精神は根付いていない。


(余談)
60年にも亘り長期化して癒着・腐敗した自民党政権を一言で言い表す言葉がない。
植草氏の「悪徳ペンタゴン」が一番正確なのだろうが、「いままで国民を騙し、虐げ、自分達だけで甘い汁を吸い合ってきた支配特権層」(癒着腐敗した政・官・財と、その権力に篭絡されたマスメディアと日本を支配するアメリカ)であり、「旧体制派」とか「守旧派」とか「旧勢力」とか「利権政治」とかの表現はイメージとして弱過ぎる。政府といえば、今の民主党政権と区別が付かないので、今までの自民党政権による政治を「腐敗政治」と言うことにした。…余談終わり


その腐敗政治時代の癒着・腐敗はあらゆる分野にわたっているが、マスメディアとの癒着も最近、次々と明らかにされてきた。

(1)自民党政権時代、官房長官を務め引退した野中広務氏は、官房機密費がジャーナリズムの世界に渡っていた事を暴露した。
「前任の官房長官からの引き継ぎ簿に評論家らの名前が記載され、『ここにはこれだけ持っていけ』と書いてあった。
持っていって返してきたのはジャーナリストの田原総一朗氏だけだった」

毎月5千万円~7千万円の金が、政治家はじめ発言に影響力のある政治評論家たちにバラまかれていたという。
毎年、盆暮れ2回500万円づつ、年1000万円渡した、と発言。

権力を監視し、是々非々で評論すべき立場のジャーナリストが、裏でこっそり時の 権力からの裏金を受け取っていたのだ。

(2)元参議院議員・平野貞夫氏は、この内閣機密費の件で、「野党対策とマスコミ対策は同じ」として「私は直接金(機密費)を配ったことはないが、機密費で政治部記者たちの『酒と女』を世話した」と語った。

「(記者を連れて)ちょっとした料亭に行って7~8人で飲んで食べて、銀座の中級クラブに行って、そのクラブの女性と行くホテルまで決まっていた、翌朝一番町で集合。一回、少ない時で20万円、多いときで30万円くらい。月300万円ほど。」


民間企業で、(酒)飲ませ・(金)握らせ・(女)抱かせ といった接待は問題にならないとしても、政治権力とマスメディアの間では「あってはならないこと」なのだ。民主主義が存在しなくなる。

まさに、政治とそれを監視・批判すべきマスメディアの癒着の実態であり、日本の民主主義にとって危機的状態・大問題であるのに、当事者のマスメディアはどこも取り上げない。国民にとって普天間移設よりも重大な問題であるにも関わらず、である。私がテレビ・新聞から「大本営発表」しか聞こえてこないと感じた理由がここにあったのだ。

平野氏はその当時「有力新聞の中で、そういう遊びに応じなかったのは朝日新聞だけだった」といっている。

しかし、我が国で唯一ジャーナリズム精神のある新聞社と世界から一時は評価された朝日新聞であるが、もう、腐敗政治に取り込まれてしまったのだろう、ジャーナリズム精神など微塵も見出せない三流紙と同じ腐敗政治広報紙に堕ちてしまっている。

平野氏がマスメディアを権力側に取り込み工策を行い、それに応じなかった頃の朝日新聞社説を例として載せておく。


昭和43年(1968年)2月9日 朝日新聞社説

農相発言に適切な処置を

倉石農相が記者会見で「現行憲法は他力本願だ。やはり軍艦や大砲がなければダメだ。」と発言したことが問題化し、このため国会審議がストップ状態に陥っている。

この発言を一閣僚の茶飲み話として見逃すことはできない。

それは、公式の記者会見が終わって、懇談に移ってからの発言だといって、農相は弁解していた。

しかし、気を許して思わず本心がさらけだされたところに、かえって事柄の重大性があると、われわれはみたいのである。

わが国の憲法は「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」ことをうたっており、第九条のこの条文が、平和憲法の大黒柱となっていることは、いまさら説くまでもないことである。

農相はさらに、「いまの憲法は、前文で『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した』となっているが、これは他力本願だ。
これからは、自力本願でいかなければ、今の世界では生きていけないのではないか」とも語っている。

農相の発言は、平和憲法に真向から挑戦し、これを否定しようとしたものといわざるをえない。

他力本願でなく、自力本願でいかなければならぬとする農相の考え方が、直ちに「軍艦や大砲がなければダメだ」という発言となり、「日本にも原爆と30万の軍隊があったら…」という願望に繋がってくるのは、佐藤首相が強調してやまない「自らの手で自らの国を守る気概」や「自主防衛」の鼓吹と無関係ではないと受けとられても仕方はなかろう。

最近、急速に右傾化を強めてきた佐藤内閣の姿勢に対して、不安の眼差しを向けてきた国民の疑惑が、この発言によってさらに深められたことは間違いない。

農相のこの発言が、決してその場限りのものでなく、いわばその信念にもとづくものであったことは、倉石氏の思想傾向からみて推察するのに困難ではない。

倉石氏の属する自民党右派の中には、倉石氏と同様な考え方をもつ人々が少なくないことも周知の事実である。

「自由を守り、平和に徹する」をモットーにする佐藤首相の言葉が、容易に国民の不信感を消すことのできないのは、閣僚にこのような思想を持つ閣僚をかかえ、しかも留任させているところにひとつの原因があるといえよう。

核・安全保障問題をめぐって、本格的な論戦が展開されようとする矢先に起こった倉石発言問題は、佐藤内閣の外交・防衛政策を追求する野党側を勢いづけた。

野党側は、農相の罷免(ひめん)や内閣の謝罪など三項目の要求を示して政府に迫っている。

いまのところ政府は、農相の罷免はできないが、首相が遺憾の意を表明する、という方針で事態を収拾したいと考えているようだ。

われわれは、事柄の重大性からいって、政府が断固たる態度を示して、国民の疑惑を解くべきであると考える。

首相が真に「平和憲法を尊重する」決意にもえているならば、平和憲法に対する政府の姿勢について、かりそめにも不信感をもたせるような言動をとった閣僚に対しては、適切な処置をもってのぞむべきだろう。
この問題をうやむやにして審議を急ごうとするような態度では、佐藤内閣に対する不信感を助長するばかりであると、われわれは考える。…朝日社説終わり


マスメディアが権力に懐柔されて久しいため、国民は上記の社説を陳腐に感じるかもしれないが、私が最初に書いた民主主義の精神「政治家は憲法を擁護し、遵守しなければならない」が基本にあれば「憲法に違反する」発言は政治家にあってはならない事なのである。

今はどうだ、「集団的自衛権を認めろ」「武器輸出を認めろ」「敵基地の先制攻撃を認めろ」「核保有を認めろ」といった憲法違反発言が、何の抵抗もなく、憲法遵守義務のある国会議員・大臣の口から“言論の自由”との詭弁で大手を振ってまかり通っている。

マスメディアが権力に懐柔され政権批判をしなくなって久しい為、腐敗政治の無法状態を作り出してしまったのだ。

野中氏の発言も、メディアは「(機密費は)月々、首相に一千万円、国会で野党工作などに当たる自民党国対委員長や参院幹事長に各五百万円程度のほか、政治評論家・野党議員らにも配った。」「与野党問わず、何かにつけて機密費を無心されたこともあったという。」「野党議員に多かったが、『北朝鮮に行くからあいさつに行きたい』と暗に機密費を要求されたこともあった」と報道。
当の張本人だからだろうが、一番問題の政治とマスメディアの癒着について深く言及していない。

(人様のブログより引用)
テレビに出ている評論家・タレントにも懐柔策として機密費(国民の税金)が渡っていた― これは民主主義を揺るがす大問題なのだ。

日本の民主主義を機能不全に陥らせてきた、マスコミの既得権益。

これが民主党に政権交代して、ようやく壊されようとしつつあります。(記者会見の開放、クロスオーナシップ規制など)
一方で、それを阻むために、鳩山政権に対して執拗に攻撃を仕掛けるマスコミ。

今、「日本の民主主義 VS マスコミ利権」の戦いが始まろうとしています。

私たち日本国民は、マスコミの既得権益をぶっ壊すために立ち上がらなければなりません。
日本の民主主義を守るためです。…引用終り

(もうひとつ、人様のブログ借用)
自民党腐敗政権と大手メディアは官房機密費でつながっていたんだ!
それに悪徳特捜検察、悪徳裁判官が加わって、ヤクザ顔負けの仕事、罪をでっち上げる…まるで暗黒時代の様相だ。…借用終わり

国民はマスメディアに騙されて「鳩山政権の迷走振り」を怒り、信用出来ない、と言う前に「テレビ・新聞の報道は信用出来ない」と気が付かなければならない。

今日はここまでなのだが、ついでに今の朝日新聞の体たらくぶりを載せておくので昭和43年の社説と比較して下さい。

※端的にいえば、社説はその新聞社の主張である。
その社説が、色々と問題点を上げ、最後に「さて どうします、麻生首相」で締め括る。こんなものは社説でもなんでもない。
何が社説は英知の結晶(だから愚民はよく読んで学びなさい)だ。(←これは朝日新聞に載った記事内容)

※素粒子(朝日新聞2010年5月6日夕刊)

♪ しかられて しかられて
  ようやく訪ねた 沖縄で
  聞かれた 公約 どうなった?
  最低県外 むずかしい
  どうか 負担を受け入れて ♪
    
     ◎

♪ しかられた しかられた
  口に出したは 抑止力
  学べば学ぶほど 大切と
  そんなことなど 最初から
  分かってたんじゃありません? ♪

  ×   ×   ×

 論語為政編の一節が浮かぶ

思いて学ばざれば、あやうし。




これについては、一言コメントを付けておく。

「そんなことなど 最初から分かってたんじゃありません?」

こういった言い回し、つまり人を小馬鹿にした、揶揄した、(優越感を持った上から目線の)嘲笑的な言い回し方は、2チャンネラーやネトウヨのそれと変わらない。

少し学べば、「抑止力が必要」とする鳩山首相を批判しなければいけない事がすぐ分かるはず。
腐敗政治に汚染された他のマスメディアとまったく変わらない。

「論語為政編の一節が浮かぶ 思いて学ばざれば、あやうし。」本当に朝日記者の劣化をまざまざと見せ付けられた気がする。

この記者は論語のこの言葉の本当の意味を理解していない。

「学びて思わざれば則ちくらし、思いて学ばざれば則ちあやうし」

もともとの意味は「学ぶ」は読書のこと「思う」は自分の頭で考えること、「くらし」は知識が自分のものにならない・身に付かないこと、「あやうし」は独善的・独りよがりになること。

「読書にのみ読みふけって思索を怠ると、知識が身につかない。思索にのみ耽って読書を怠ると、独善的になる」

これを意訳すれば、

「他人から学ぶことは大事なこと。でも、受け売りの知識で、全然自分で考えないのでは分かったとはいえない。

また、自分自身で考えるばかりで 『誰からも学ぼうとしないと』、独善的になり独りよがりの考えに陥いり危険である。」

となる。


記者は鳩山首相が「沖縄の負担軽減の為に普天間基地移設を国外か県外にしたい」といったことを現行案が最善を前提に「独りよがりの考え」と決め付けているのだ。ジャーナリストが「初めから分かっていたことじゃ?」と腐敗政権側に立って国民の為に何とかしたいと考えている首相を嘲笑する。朝日新聞の下劣化を表わす例である。論語のこの言葉はこの事例で使うべき言葉ではない。



小鳩体制―政治責任から逃げられぬ(朝日新聞5月18日社説)

 民主党はどうやら、鳩山由紀夫首相(党代表)と小沢一郎幹事長の「小鳩体制」を見直さないまま、夏の参院選に臨むつもりのようだ。

しかし、鳩山内閣の支持率は政権発足以来、下がる一方で、この週末の朝日新聞の調査では21%と、10%台が目前に迫った。小沢氏の幹事長辞任を求める声も76%と変わっていない。

このままの対応を続けて参院選を乗り切れると考えているなら、政権交代で日本の政治が大きく変わることを期待した多くの有権者の失望や怒りを、あまりに軽く見ているのではないか。
 
まず、小沢氏である。

自らの資金管理団体の土地取引を巡る政治資金規正法違反事件で、検察審査会から「起訴相当」の議決を受けた小沢氏は先週末、東京地検特捜部から再度、任意の事情聴取を受けた。  収支報告書の虚偽記載への関与を改めて否定したとみられるが、小沢氏はきのうの定例記者会見でも、具体的なやりとりは一切、明かさなかった。

小沢氏は近く衆院の政治倫理審査会に出席して説明する意向だ。しかし、政倫審は原則非公開で、報道陣の傍聴も認められない。証人喚問と異なり、偽証罪に問われることもない。
やましいことはないというなら、堂々と証人喚問に応じてもいいはずだ。
小沢氏は「きちんとお話しすれば、必ず国民に理解していただける」というが、密室での弁明では説得力がない。

小沢氏は政倫審について、公開でも非公開でも「どっちでもいい」と語った。
あくまで政倫審でというなら、公開は最低限の条件ではないか。

それにしても、今更の感が深い。
小沢氏は2月に自らの不起訴処分が決まった後、この問題は決着したとばかりに、野党や世論が求める国会での説明に一貫して応じてこなかった。  
政倫審はこれまで疑惑の解明というより、幕引きの舞台として使われてきた。会期末まで1カ月を切ったこの段階で小沢氏が急に姿勢を変えたのも、参院選前に「みそぎ」を済ませておこうとの意図とみられても仕方ない。

一方、米海兵隊普天間飛行場の移設問題で「5月末決着」の公約が事実上破綻(はたん)した首相も、野党の退陣要求に応じる気配はない。

辞めれば解決する問題でないのはもちろんである。

だが、国会で「職を賭す」と言い切った首相の言葉を有権者は忘れていない。

首相自身の政治とカネの問題もある。

両氏の政治責任をどう考えるのか。
民主党内で論議が起こっていいはずなのに、表立った声が上がらないのも不可解な光景である。

首相と小沢氏、そして民主党全体が、それぞれの政治責任にどう向き合うかを、有権者は目をこらしてみている。
それを忘れたら、参院選で手痛いしっぺ返しを受けることになる。 (朝日新聞:18日社説)


もう他のマスメディアとなんら変わらない。こんな低劣な社説にコメントする気にもならない。

この朝日社説をそうだそうだ、と思って読んだ人はこの後の私の日記を読んでみて下さい。(78%も小沢辞めろ!なので「そうだそうだ」と考える国民も多いのだろうが…今日は略します。)

平野氏に言わせると「小沢は機密費をマスメディアに配らないからマスメディアからたたかれるのだ」となる。

今日はここまで、またね。