無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

マスコミは反国民分子

2010年04月14日 | Weblog
最近の鳩山内閣に関するテレビ報道の定冠詞は決まって

■「支持率がどんどん下がっている」鳩山内閣

■「ブレまくる」鳩山首相

■「迷走を続ける」鳩山内閣

である。

国民は(その内容に関わりなく)これらの文字が頭にしみこみ、上記を「真実」だと洗脳されていく。


前回の続きです。(引用再開)

…あせって、悪知恵の謀略を仕掛けているのは自民党や「テレビ・新聞等の大マスコミ」だけではない。
民主党政権の誕生で追い詰められた官僚組織も必死だ。

公務員の人件費は年間35兆円とのことだが、今年の国の税収は37兆円である。
国家財政が破綻するのも当然ではないか。

官僚組織は自然と肥大化し、中身は凡庸化していく。(パーキンソンの法則)
年間獲得した予算(国民の血税)は何としてもその年度に使い果たし、次年度により以上の予算を獲得することを至上命題として、毎年毎年予算を増やし続けてきた。

その結果が公務員人件費35兆円と税収の95%までに膨らんだのだ。
官僚組織はそれに飽き足らず、独立行政法人・公益法人・外郭団体・第三セクターとクモの巣のように天下り先を広げ、死ぬまで税金をむさぼっている。

それを許してきたのが自民党政治(お互いに甘い汁を吸い合っていた仲間)だが、民主党政権はここに大ナタを振るう。
当然、官僚たちは退職後の生活設計が狂ってしまう。そこで全官僚組織が民主党政権を潰そうと躍起となっているのだ。

自民党時代には有り得ない、現職の総理と与党幹事長を検察組織が同時に葬り去ろうとしたのも、そういう意図があってのことだ。

明治時代から続く日本国の(官僚)支配制度を壊すには、わずか半年の民主党政治では無理がある。
国民は、少なくとも、あと3年半(次の総選挙まで)は辛抱強く民主党政権を支え続ける必要がある。
官僚主導政治を政治主導・国民主導の政治に変えるには、それしか近道は無いのだ。

「とにかく、既得権益を守るために以前の自民党利権政治に戻したい『テレビ・新聞等大マスコミ』の報道や『官僚』の世論操作に惑わされないことです。

テレビ・新聞等マスメディアは、言ってみれば『反革命勢力』です。

昨年の総選挙で、国民の大多数が新しい政府を選んだ。
その新しい政府に対し「民主党=国民の思い通りにはさせないぜ。これからがわれわれ大マスコミの出番だ」とばかり、妨害し、潰そうとしているテレビ局・新聞社がある。(クロスオーナーシップのため、全マスメディアといっていい状態だ。)

これは、民意を否定する反国民的動きです。

国民は激しく反発しないといけないことなのです。

太平洋戦争中も、ウソの大本営発表や『鬼畜米英』『アジア解放の為の聖戦』といったマスメディア報道に誘導されこの国と国民は地獄を味わった。
いまのマスメディアも同じことをして、日本の進む方向を誤らせようとしている。
国民は、それに気付いて新しい政府を支持してやらないと、また後悔することになりますよ。」(小林氏)

それだけに、無党派層になった選挙民(国民)の動きが大事なのだ。

民主党を弱体化させたい『テレビ・新聞等の大マスコミ』の報道に乗って、自民党補完勢力のような(これも大マスコミが作り出した)“新党ブーム”に目移りして、参院選を遊んでしまったら、元の木阿弥だ。

それこそ70年前の日本人から、何も進歩していないことになってしまう。…盗作引用終り

新党「たちあがれ日本」は、元航空幕僚長(航空自衛隊トップ)・田母神氏擁立を考えているそうだ。

歴史は繰り返す、のか?


テレビ・新聞が新しい政府を批判していることを、自民党政権時代に政府批判をしたことがあったか。

チョット待ったが掛かってしまったが民主党が暫定税率を廃止しようとした時のテレビの報道はその典型的な例だった。

前にも書いたが、四国山中の農村を取り上げ、その山道を映し「この先の農村に行くにはこの山道しかありません。ご覧のように、舗装もされておらず救急車も通り辛く、離合に手間取り緊急時に時間対応が出来ません。しかも、この道は少し雨が降るとすぐに土砂崩れが起き、この先の住民はまさに『陸の孤島』化してしまいます。」と、住民の「都会は一杯道があって良いのでしょうが、私達にとっては命の道ですからねえ」との声を報じ、「民主党は暫定税率を廃止し、こういった住民の悲惨な現状に対応するべき予算を切り捨てようとしている。」(こういった住民の声に耳を傾けないのか!との主旨で報道)
これを見た多くの国民は“民主党はマニフェスト至上主義で、暫定税率廃止という国民無視の非情な政党”と思ったことだろう。
私も、これでは住民が可哀想だ、と同情した。
国会でも自民党はこの報道を取り上げ「暫定税率廃止」を責めた。

「そんなに重要な道・必要な道を前政府(自民党政権)はどうしていたのですか! 暫定税率は37年間適用されていたのですよ!」

その通りである。テレビは、自民党時代のこの無作為を責めずに、新政府を責めている。お門違いだ。

政治は国民から集めた金(税金)の再配分の問題を考えて施行することである。

長州藩、もとい!山口県であります!では、山道の隅々まで舗装されガードレールも整備され、国道・県道と変わらず大型車の離合も問題ない状態に道が整備されている。

一方、テレビが報道したような、少しの雨でも土砂崩れ・がけ崩れで『陸の孤島』になり『命の道』が確保されていない県も多い。

この様な不公正・不公平な事をやってきた今までの自民党政治を批判しなかった大マスコミは「グルだ!」と国民に言われても仕方が無いのではないか。

50年以上に亘り、政権交代が無いことをいいことに、政官財の癒着のシステムを作り、国民から巻き上げた税金を好き勝手に分配し、庶民の生活や福祉をメチャクチャにした元凶が自民党なのだ。


「きっこの日記」に次のような指摘がされていた。(これも私の盗作・編作)

「きっこの日記」では、自民党が今度の参院選に三原じゅん子氏を起用したことに触れて、次の様に自民党を批判している。

三原じゅん子さんは、15年前にお父さんが倒れて、その介護をするお母さんを見てきたことや、自分自身も子宮頸ガンになって介護された経験があるため「介護」に興味を持ち、1年半前から計画し今年の3月1日東京の三鷹市に介護施設「だんらんの家 三鷹」をオープンした。そして、この施設を経営するとともに、いろいろな介護施設を訪問したりしてる人物とのこと。(M:私はこの三原じゅん子さんを全く存じ上げていない)

きっこさんは「こうした活動は素晴らしいことだと思う」としながらも、その三原さんのブログを批判している。

三原さんはブログで、

「(自分の施設経営に照らして)…それほど、経営はどこも火の車なのでは?

なんにせよ、政権交代後は期待を大きく裏切られました。

職員に対する報酬の補助金も雀の涙程しか上がらず、大変な仕事をしてくれているスタッフの給料はとても低いまま。

助成金制度が現実的でなく支給額はきわめて少ない。

(鳩山民主党)政府にこちらを見て貰いたい!!

子育て支援、、、、高校授業料無償化?

あのさー、もっと先に見直すべき事が多々あるはず!!

仕事もなく、今日をも暮らせず苦しんでいる方々が沢山いるのに。

どこを見てるんだろう、、、、鳩山政権

しっかりしてくれ~(怒)」                   と言っている。

これは、今の国民のテレビに洗脳された国民の考えに似ているので、三原さんを国民代表と捉えて下記の記載を読んでもらいたい。

三原じゅん子さんは、介護の現場で働いてる人たちのお給料が安いのは、一体誰のセイだと思っているのだろう?
今から5年前、当時の総理大臣・小泉純一郎が「痛みをともなう改革」と言って、お医者さんたちの診療報酬を引き下げたり、生活保護の給付水準を圧縮したり、母子加算も削減したりする「社会的弱者の切り捨て法案」の一環として、(介護に関しても)介護される側の人たちの自己負担割合を引き上げたり、介護の現場で働いてる人たちの介護報酬を引き下げたりする法案を次々と連発した結果なのだ。

小泉元首相は、わずか5年の間に二度にも渡る「介護保険料引き上げ」を筆頭に、「老人医療費の改悪」「生活保護老齢加算廃止」「生活保護生活扶助基準額引き下げ」「老年者控除の廃止」「厚生年金・共済年金保険料引き上げ」「国民年金保険料引き上げ」など(まだまだ挙げたらキリがない)、ぜんぶで20項目を超える「社会的弱者の切り捨て法案」の数々を連発した。

中でも、全国の障害者やその家族を冷酷に切り捨てた「障害者自立支援法」や、お年寄りの自殺が相次いだ「後期高齢者医療制度」そして、必死にリハビリを続けてる人たちを絶望させた「リハビリ打ち切り制度」はオナジミだろう。

そして、こうした悪法の数々は小泉氏から安倍氏へとバトンタッチされても、自民党政権の「数の暴力」によって、次々と強行採決されていった。

「障害者自立支援法」の採決の時なんて、全国から車椅子の障害者や家族が何百人も集まって、国会議事堂の前で泣き叫びながら「反対!」って訴え続けたのに、そして民主党、社民党、共産党の「議論が足りない」の声を無視して、自民党と公明党が強行採決した。

要するに、自公政権は、障害者や介護を必要とする国民を切り捨てたのだ。

現政権は、自民党政権が強行採決して来たこれらの悪法について、{障害者自立支援法」は国民に謝罪し「廃止した上で応能負担へ切り替えて行く」とし「後期高齢者医療制度」や「リハビリ打ち切り制度」は「見直す」としている。

だけど、これらの法案をゴリ押しした自民党が政権与党に返り咲いたら、これらの悪法はなくならない。

つまり、三原じゅん子さんが自民党から立候補するということは、これらの悪法を支持している、ということになるのです。

2009年度の「介護報酬改定」にしたって、厚生労働省の発表だと職員1人あたり月額9000円ほどのアップだけど、実際には施設がピンハネしてて、職員のお給料に反映されていないところもたくさんある。

これらは自民党と公明党が政権与党だった時のことだ。

要するに、すべては自公政権が蒔いた種・作り出した状況なのに、それに対し「なんにせよ、政権交代後は期待を大きく裏切られました。」と民主党政権を批判する感覚。これはマスメディアによって作り上げられた感覚である。マスメディアの偉大な魔力といえる。

国民は、自公政権が何年間にもわたって『切り捨ててきた福祉』なのに、それが政権交代した途端、まるで魔法みたいに一瞬でパッと良くなるとでも思っているのだろうか?

この国の福祉制度をメチャクチャにした自民党を批判するならともかく、自民党の悪政の後始末を一生懸命にやってる現政権を批判するなんて、トンチンカンとはこのことだ。

国民の敵マスメディアが報道しないので、国民は今の鳩山内閣が打ち出してる介護に関する政策もぜんぜん知らないと思うけど、現政権では「介護報酬改定」の見直しを規定の2012年から1年前倒しして2011年に早めて行なうことにしてる。

それも、報酬の改定だけじゃなくて介護制度そのものの見直しも行なうことになってる。

つまり、三原じゅん子さんが「雀の涙」って言ってる自公政権が決めた「介護報酬改定」じゃ現場の人たちはたまらないだろうから、と新政権は規定よりも1年早く見直しをすることにしたのだ。
その上に、すべての人たちに正しく反映されるように制度自体も見直すとしている。

国民は誰でも現在の制度を改定するためには、手順を踏まなきゃいけないことくらい分かるだろう。
そこで現政権は、手順を踏んでやってるワケだ。

それなのに、こうした事実を何も知らされずに「なんにせよ、政権交代後は期待を大きく裏切られました。」という国民洗脳がマスメディアの手によって行なわれているのだ。
本来なら、2年後まで見直しすることもできないのに、それを無理に1年前倒しして改善してくれると言っているのだから、新政府を評価こそすれ、批判するのはオカド違いだ。…以上、「きっこの日記」盗作終わり


最近は思考能力が衰え、日記の大部分が他人様のブログの盗作で成り立っている。
しかも、起承転結もなく、言いたいこと=結論がハッキリしない日記が続いている。

何とか、国民がテレビ・ラジオ・新聞・雑誌の洗脳報道から覚醒してほしいと願いつつ、とりとめもなく書いている。

今日はここまで、またね。