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Julia ときどき R, Python によるコンピュータプログラム,コンピュータ・サイエンス,統計学

Julia の t 分布関数

2020年12月31日 | ブログラミング

1. Julia の t 分布関数

Rmath パッケージを使用すれば,R の pt(), qt() が使える。第 3 引数は lower.tail に対応し,true (デフォルト)のとき lower.tail=TRUE,false のとき lower.tail=FALSE を意味する。

  using Distributions, Rmath

1.1. オブジェクト生成 TDist(ν)

  obj10 = TDist(10)
  TDist{Float64}(ν=10.0)

1.2. 確率

1.2.1. 上側確率 ccdf( ), pt( )

  ccdf(obj10, 1.96)
  0.03921812012384987
  pt(1.96, 10, false)
  0.03921812012384987

1.2.2. Julia 下側確率 cdf( ), pt( )

  cdf(obj10, -1.96)
  0.03921812012384987
  pt(-1.96, 10)
  0.03921812012384987

1.3. パーセント点

1.3.1. 上側確率に対するパーセント点 cquantile( ), qt( )

  cquantile(obj10, 0.025)
  2.2281388519862744
  qt(0.025, 10, false)
  2.2281388519862744

1.3.2. 下側確率に対するパーセント点 quantile( ), qt( )

  quantile(obj10, 0.025)
  -2.2281388519862744
  qt(0.025, 10)
  -2.2281388519862744
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