南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

欧州での2017年機種でのスマホレベルプロットの代表例

2017年06月15日 | 時事・歴史
1年前に記述した以下の記事のフォロー・具体的進展の模様ですが、
IoTとGalileo衛星群と欧州各国の製造業の中で
-----------------------
このGalileo衛星の送信測位信号方式と中国のBeidou衛星の信号方式が
酷似していることは注目すべきであろう。


中国はIoT隆盛時代を予見できる前に幸運にもGalileoをモデルにしてGalileoよりも先行してBeidouを打ち上げてきた。

Galileoの宇宙からのIoT活用の技術は、そのままBeidouへと受け継がれると思われる。
-----------------------

現在、探っている最中ですが、欧州での2017年機種での最新のGPSTestによるスマホレベルプロットの代表例は以下のようです。


EU国旗のガリレオが登場してきるのは喜ばしいですが、QZSの姿はありません。Zenfone2をドイツで使用したときにはAzE異常でしたが日の丸がありました。

こういう状態の中でインダストリー4.0(製造業のIoT化)はドイツのガリレオとガリレオの信号方式をほとんどコピーしたような中国BDSSが連携して主導してゆくことになるでしょう。

米国と英国は製造業部分が空洞化して久しく、金融とインド系が仕切るGoogle以外はあまり精彩のない状態にあり、今回は欧州と中国主導での第4次産業革命が進展してゆくことになるように思われます。
この記事についてブログを書く
« 6/14-6/15:24時間スマホQZS-1... | トップ | 6/15-6/16:AzEl正常受信継続... »

時事・歴史」カテゴリの最新記事