南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト民衆視点
令和アジアQZS/IGSO軌道モニタ
Fujinobu Takahashi(YNU)

2018 07/05 並行太陽同期⇒QZ-BD-Nav第1DuskLine形成を示す11:00-21:00JST(10時間弱)アニメGIF

2018年07月05日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
2018 07/05 次の並行太陽同期に続く日中印QZ-BD-Nav第1DuskLine形成を示す11:00-21:00JST(10時間弱)アニメGIFを記録します。

2018 07/05 日中印3国QZ-BD-NavIGSO Dusk Line: 7/05 11:00-21:00JST(10時間弱)アニメGIFを記録します。

7月中の生起が接近してきている並行同期太陽合候補BD-IGSO-2⇒5の様子と、ひきつづく第1DuskLine形成の一連の流れを一枚のアニメGIFに収めて記録します。途中でアンカーフローが起きて暴れて苦労ありありのアニメGIFしてます。

また第1Dusklineのスナップショット


を記録します。

なおDawnLineについてはこの高解像度10時間帯ではカバーできてはいません。おはようYRPシリーズのアニメGIFをじっくり見てゆくこととなります。


IoTデバイスからレガシーIPv4と危険なTelnetを一掃すべし

2018年07月05日 | 太平洋島嶼国
InternetWatchの昨年3月の以下のURL記事に驚くべきことが書かれていました。
「IoT機器がマルウェアに感染する元凶は「Telnet」~横浜国大・吉岡克成准教授」
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1047673.html
からお借りすると:
「Telnetは、リモートから機器をコントロールするためのプログラム、またはこれを可能にするプロトコルで、30年以上前の1983年に規定されている。認証を含むすべての通信を暗号化せずに平文で送信する仕様のため、セキュリティ面で問題があり、現在は危険なため推奨されていない。しかし、これらのIoT機器の多くは、組み込み型のLinuxで動作しており、Telnetが利用できるとうたわれていなくとも、実際には利用できる製品がほとんどを占めているという。」

詳しくは上記の戦慄記事をお読み頂くこととして、わが国のIoTデバイスなるものが前世紀に学んだネットワークセキュリティのイロハの「イ」の大原則である「Telnetで平文のままIPv4ネットワークに接続しては絶対に駄目」を無視しているものが基幹系生活インフラのIoTデバイスでは堂々と生き残っていることです。

呆れてものがいえないところですが、わが国では前世紀のネットワークセキュリティの悪戦苦闘の歴史的なセキュリティ学習遺産が受け継がれていない構造になっているようです。我が国の大きな世紀間ギャップ問題です。

最近のスマホやWindows10などのデバイスでは、まずは優先的にIPv6アドレスが2-3個割当られ、IPv4アドレスは添え物となっています。しかし我が国ではホームルーターの古いものを使っているところでは、わざわざ最新機器のIPv6でのWiFi接続設定をOFFにしてしまって、添え物のIPv4のプロトコルしか繋がらないようにして使っているところをよく聞きます。わが国がIPv4レガシーアドレスを大量に保有していることが完全に裏目にでています。

わが国では「中華スマホ」などとネット上では馬鹿にされていますが、逆に中国など新興国ではIPv4アドレスを十分有していなかったことが非常に幸いして、例えば中国では10億台を超える巨大なスマホのネットワークがIPv6アドレスにて階層的に構築され、その先にIoTデバイスが接続されています。さらにはIPv6の128bitの長いアドレス長を生かして、レイヤー2の48bitのMacアドレスが直にレイヤ3に紐づけされてセキュアな動作に大きく寄与しています。

この仕組みがあるからこそ巨大な国家的な規模でのスマホ・QRコード方式によるキャッシュレス社会が、壮大な規模で成立して動いているものと思います。レガシーIPv4技術に引きずられなかった新興国・途上国の事情が、21世紀のIoT時代に非常に有利に効いているわけです。

レガシーIPv4の最大の欠点は何よりもアドレス長が32bitという短さにあり、通常は48ビット長(EUI-48)のMacアドレスよりも短いため、ARPテーブルという仕組みを導入してレイヤ2のMACアドレスとレイヤ3のIPアドレスの対応表を記述して、IPv4のネットワークが動いています。

TELNETはこの仕組みを巧妙に使用して、さらに平文のやりとりを許しているため、非常に危険であるわけです。Telnetではなく、SSHセキュアシェルを使うべしとして、20世紀末にはtelnetdという常駐デーモンは、現在では特別な場合以外はサーバ上で起動できなくなっています。

しかしそれ以前に開発された非オープンの組込みLinux系では、堂々とtelnetdが常駐して平文を受け付けるというような、国際的にみて非常に恥ずかしい石器時代的仕組みが、わが国の生活インフラ基幹系・デバイスにて堂々と使用されているということが上記URLの記事の主旨でしょう。

わが国が大量のレガシーIPv4アドレスを有して気楽に使用が可能であることが、レガシー埋め込みLinuxの氾濫を許し、21世紀のIoT時代にセキュリティ上で裏目に出ているようです。

対応は簡単です。
レガシーIPv4アドレスを使用しているデバイスには、IoT認証や呼称を許さないという大方針を、わが国は内閣府を司令塔として、省庁縦割り主義を乗り越えて、担当官庁やその認証外郭団体に対して徹底した指導を行い、IoTの世界からレガシーIPv4やレガシー組込みLinuxを一掃してゆく方針を大至急取るべきでしょう。

これらレガシー達がわが国に堂々と生き残ったままでは、2020東京五輪を恥ずかしくて先端技術IoTネットワーク活用の五輪などとはうたえないでしょう。

大至急の対応が求められます。




2018 07/04-07/05 Zen2特に多湿駄目! スマホQZSS/GNSS: U-Que, Ublox, Raijin, Zenfone2 Intel 24時間モニタリング

2018年07月05日 | 2018/07スマホQZSモニタリングデータ
07/04-07/05 QZはステルス化14日目に入っています。RaijinおよびZenfone2 Intel機を含んだ北多摩南窓の1時間毎の24時間データを記録します。着実なデータ取得・記録を目指します。
AndroiTSレベル& U-centerスカイプロットのスナップショット・タイルを使用します。

2018 07/04-07/05 スマホQZSS/GNSS@U-Que,Ublox, Raijin, Zenfone2 Intelのモニタリング記録です。

2018 07/04_03h~07/04_08hJST:
U-Que,Ublox,Raijinのモニタリング並列タイルを記録します。左からU-Que,Ublox,Raijin,Zenfone2 Intelの順です。


2018 07/04_09h~07/04_14hJST:
U-Que,Ublox,Raijinのモニタリング並列タイルを記録します。左からU-Que,Ublox,Raijin,Zenfone2 Intelの順です。


2018 07/04_15h~07/04_20hJST:
U-Que,Ublox,Raijinのモニタリング並列タイルを記録します。左からU-Que,Ublox,Raijin,Zenfone2 Intelの順です。


2018 07/04_21h~07/04_26hJST:
U-Que,Ublox,Raijinのモニタリング並列タイルを記録します。左からU-Que,Ublox,Raijin,Zenfone2 Intelの順です。


U-Queは高温多湿でも快調ですが、他のスマホは特にZenfone2Intelは3機ともに多湿に弱く、ロックしやすいです。上図では2回ロック起こしています。Raijinは多湿の中でトラブりながらもそれなりの参考データを出しています。


2018 07/04-07/05 おはようYRP 関東南風と大敵多湿!! 七夕には太陽同期合GO!か。 NAQUステルス14日目 IGSO&QZSS ubx24時間並行モニタ・アニメGIF@北多摩

2018年07月05日 | おはようYRP UBX スカイプロット
2018 07/04-07/05
06/21の10時JST前からQZS-2,QZS-4は、ublox受信機やスマホ受信にて衛星表示をしないステルスに入って14日目です。内閣府からの以下のURLの通りの期限なしNAQU2018328に基づくものです。
http://sys.qzss.go.jp/dod/api/get/naqu?id=2018328

QZS-3(GEO)は2017年8月打上げ以降ステルス状態にはいっており、現状、増強新QZS3機が全てステルスになっています。2010年から孤軍奮闘してきたQZS-1のみが市販GNSS受信機やスマホにて受信できる状態となっています。

NAQU明けを楽しみに待ちましょう。(スマホや市販受信機でのQZSS受信状況確認のために本ブログを訪ねて来られる方々が多いので、毎日同じような文面になりますが、ご理解ください。)

関東は南風多湿で、スマホトラブル多し。南窓際は多湿がトラブルを起こしています。高温だけなら乾燥してくれてトラブルはかえって少ないくらいです。当然でしたが、木造家屋窓際の電子機器の最大の弱点は多湿のようです。エアコンでは窓際までカバーしきれず、相変わらずUSBファン全開しかない状況が続いています。

YRPリモート制御自体は24時間ほぼ安定に動作してくれていました。N2YOサーバはほぼ順調だったようです。

2018 07/04-07/05 IGSO&QZS Orbits↑+YRP屋上アンテナ+u-blox↑M8Nスカイプロット並行14時間モニタアニメを記録します。

太陽合対象IGSO衛星ペアはBD-IGSO-2=>5です。太陽同期合が明確に見えてきました。ちょうど7/7の七夕にはBD-IGSO-2=>5太陽同期合がGo!!になりそうです。乞うご期待。

もちろん本測定系が多湿に負けなければの話ですが。QZSS/IGSOの受信状況確認の基礎データ取得のため、視野が広けたYRP屋上にて受信した安定したFactData取得・記録を目指します。