モルモンの泉

個人的に信じていること、感じていることを書いてみました。
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ふさわしさ

2021-08-27 06:00:26 | 福音について
‟神殿に参入するためのふさわしさ”とは何ですか?


すべての人が法律を守るなら世界は平和になるでしょうか?
わたしには疑問があります。

法律は人に備わる倫理観(良心)に頼っています。
人が良心に従うなら、法律はその指針(道標)となるでしょう。

「ルールを犯したらペナルティーを与えるべき」という考えが一般的です。
それは「ペナルティーを怖れるのでルールを守る」という考えにつながり、
さらには「ペナルティーを逃れれば問題ない」という考えになるかもしれません。
もしもそう考えるとしたら、法律によって世界は平和になり得るでしょうか。


戒めを守るなら主の祝福は得られるでしょうか?
わたしには疑問があります。

「律法によっては、神の御前に義とされるものは一人もいない」ガラテヤ3:11
「律法によって義とされようとするあなた方は、キリストから離れ…恵みから落ちている」ガラテヤ5:4

イエスの時代の律法学者は「戒めがすべてに優先される」と考えていたようです。
彼らは確かに戒めを守っていましたが、
現在の神殿において啓示を受けられるふさわしさが彼らにあったと思いますか。

「戒めを守り、毎日聖典を読み、祈り、毎週教会に集っています。
それで何か問題がありますか?」
御霊を受けられるなら問題ないと思います。

どのようであれば、神殿において啓示の御霊を受けられるでしょうか。
その答えが‟神殿に参入するためのふさわしさ ”だと思います。

(神殿セミナーでお話したことです)

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