映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
ネタバレ覚悟!
愛しのZ級映画達よ♡

Said the one winning




監督:フランソワ・オゾン
出演:アレクサンドラ・ラミー セルジ・ロペス
メリュジーヌ・マヤンス アルチュール・ペイレ
 『8人の女たち』『エンジェル』などで国際的に注目されるフランスの俊英、フランソワ・ オゾン監督が手掛けた新しい形の家族の再生物語。ある平凡な一家に生まれた風変わりな赤ん坊を通じて、バラバラだった家族が一つになっていくさまをファン タジックに描き出す。母親にはテレビの寸劇シリーズで人気を博したアレクサンドラ・ラミー、父親を『ナイト・トーキョー・デイ』のセルジ・ロペスが好演。 観る者の想像力を刺激するオゾン監督ならではの独特の世界観が異彩を放つ。

ストーリー:郊外の団地で娘のリザ(メリュジーヌ・マヤンス)と二人で暮らすシングルマ ザーのカティ(アレクサンドラ・ラミー)は、単調な日々を送っていた。そんなある日、カティは職場の新人パコ(セルジ・ロペス)と恋に落ち、パコは母子と 共に暮らし始める。やがて、カティとパコの間に子どもが誕生しリッキーと名付けられるが、ある日リッキーに異変が起きる。

あたし
リザっていうの。演じたのはメリュジーヌ・マヤンス
皆 覚えておいてね

ねぇママ あたし リッキーに羽が生え無かったら良かったと思ったの
ママの事 大好きだから 苦しむ姿は見たくないから・・・
ママが勤め先の工場で、新しく入ってきた工員パコと結婚して
男の子が生まれて、あたしが名前を付けたの
名前は 「リッキー」っていうの
やっぱりママは あたしもパコもそっちのけでリッキーの面倒ばかり
でもある時、
リッキーの背中にアザがあることに気付いたママは
パコが怪我を負わしたのではと詰め寄っちゃったわね
でもママ 怪我ではなかったのよ。
やがてアザから小さな翼が生えてきたんだもの


あのねママ リッキーは羽があるのに天使じゃないのよね

リッキーはあっちだこっち騒動を起こすしさ。手に負えないのよね
飛び方をコントロールできないリッキーったらそこら中の壁や天井に頭をぶつける
ヘルメットを被せられ、プロテクターを付けられるし
でもそれが可愛いんだよね~
大変だ!買い物に連れて行くと、今度はスーパーで跳び回り大騒ぎ
ついにはマスコミの取材攻勢

ママは、不安だったから、パコが帰って来て嬉しかったのよね
でも、あたし・・・びみょーだった
だから。だから。リッキーの羽に鋏を入れたの
この羽。パコは、このリッキーの羽が無かったら帰ってこなかったと思ったから
鋏を入れたわ
それにリッキーが天使だったら・・・
天使だったら あたし達に「しあわせ」を運んできたかもしれないわよね
けどっっ!騒動だけしか運んでこないリッキーよ まったくなんてコトかしら
だけど あたし 解っちゃった
「翼」は特殊な物じゃなくて、ちょっと障害を持つ子供っていうか
なんとなく、そういうベイビーだと思うと良いのよね
ヘルメットを被せたり、家具や柱にクッションを付けて怪我をしないように・・・
障害児を持つ親にとっては当たり前にやっていること。
それはママだけの力ではなし得ないのよ。
ファミリーの助けがあって始めて成り立つのよね。
ファミリーが崩壊する。または、より固い結束が生まれるかって
あたし達 子供に対する愛情によって決まるでしょ?

きっとオゾン監督サンは、クールに家族がどう変化していくかを描いた思うの。

マスコミにお金を貰って彼をお披露目・・・
どうしてそういうコトにしたの?
ママが紐を離したから空をバタバタ飛んでちゃったわよ

あたし。リザ。
パパは新しいパパ。
だけど あたしは、ちょっと寂しい。
あたしは リッキーが天使なんだと思う
リッキーは あたしに 嫌な事もびっくりする事も見せてくれた
リッキーは「愛する人」を あたしにプレゼントしてったわ
プレゼントは パンドラの箱
パンドラの箱の中身は・・・ヒ・ミ・ツ
でもね。家族って もしかすると 「いっぱい いっぱい 変な事」が起きると
結構 上手く行くようになる
か・・・か・な??って思うんだけど
ねぇ リッキー どう思う???

 




コメント ( 2 ) | Trackback ( 1 )